婚約破棄

【婚約破棄】婚約中の彼氏が浮気!慰謝料は?

浮気

こんにちは、浮気探偵.com編集部です。

今回は、悩める女性から「婚約中の彼氏の浮気」のご相談が来ています。

普段は、このように編集部としてご相談を受ける機会はなかなかありません。

しかし、C子さんの「私の体験を記事にして、他の方への注意喚起の一助にしてほしい」というご提案を受け、それならばと、インタビューを兼ねてお話を伺わせていただきました。

インタビュー記事を通して、「私も似たような状況だ…」「悩んでいる友だちの参考になるかもしれない」といった浮気に苦しむ女性を救うための参考になれば幸いです。

他人事とは思えない内容ですので、皆さんも一緒に見ていきましょう。

【婚約中の彼が浮気】


編集部
婚約中の彼が浮気…。確かですか?

C子さん
はい、残念ですが、確かです。相手はどうも学生時代の元カノのようです。
もうすぐウェディングドレスを選びに行く時期なのに…

編集部
それはおつらいですね…。ところで、お付き合いはどのくらいでしょうか?

C子さん
間もなく5年です。いよいよ結婚、という時期でした。

編集部
浮気はなぜ発覚したのですか?

C子さん
彼は、油断していたのか…彼女からのLINEの通知をONのままにしていて、『今日は楽しかった』『やっぱり身体の相性抜群だね』と、彼の携帯に表示されていたのです。

編集部
なんと!彼を問い詰めましたか?

C子さん
はい。でも『他の男と間違えて送ってきただけ』と平然と開き直っています。

編集部
そうでしたか…。証拠がない状態でこれ以上問い詰めても、C子さんが不利になるだけですから、ここはぐっと堪えましょう…。
PICK UP!

自己調査・証拠不足の危険性に関してはこちら⇒
【自分でできる浮気・不倫調査】違法のリスクに要注意!


C子さん
はい…。問い詰めた後、ちょうどこの記事を読んだんです。
危険なことをしてしまったんだなと、今は反省しています。

編集部
問い詰めたいお気持ちはよくわかります。
ところで、C子さんは今後、どうしたいですか?

C子さん
まずは、ちゃんと真実を知りたいです!
浮気をしているに違いない…って、私は確信しているけど、証拠がありません。
このままうやむやにせず、ちゃんと証拠を掴んで……それから、関係を続けるかどうかを考えたいと思います。

編集部
そうですよね。では、今後どうしていくべきか、一緒に考えていきましょう。

そもそも「婚約」ってどういう状態?

C子さんは、現在、お付き合い中の彼と『婚約中』で、結婚はしていません。

C子さんと彼が結婚をしている場合、戸籍を確認すれば、すぐに二人が婚姻状態にあることが分かるため、浮気が発覚した場合は、「不貞行為」として慰謝料請求が可能です。

では、婚約中のカップルの場合はどうでしょう?

傍から見れば、婚約中のカップルと、ただの仲良しな男女の見分けがつきません。

仮にC子さんが彼を「婚約者だ」と言ったとしても、彼が「付き合っていたが、結婚は考えていなかった」と言ってしまう可能性があります。

結婚しているわけではなく、婚約状態の場合でも、慰謝料の請求はできるのでしょうか?

結論から言えば婚約状態でも慰謝料請求は可能です。

ただし、前提条件として「婚約していた」ことの「客観的事実」が必要です。

そもそも「婚約」とはどういう状態なのでしょうか?まずは、そこから確認していきましょう。

婚約状態の男女

2人だけで「いつか結婚しよう」などと、簡易な言葉のやりとりを1~2回しただけでは「婚約状態にある」とは認められると考えた方が良いでしょう。

しかし、婚約というのは「結婚の約束」を指し、一般的にはプロポーズが成立した時点で結ばれる約束で、「当事者同士の口約束でも成立」します。

したがって、お互いが結婚の約束を行っていれば、本来は「婚約」が成立します。

ところが、残念ながら、お互いの口約束だけでは客観的に「婚約状態である」ことが分かる証拠がありません。

第三者が見ても「二人は婚約している」と納得させられることが、裁判または慰謝料請求の際には必要です。

では、どのようなケースが客観的に「婚約中」と認められるのでしょうか?

「婚約中」と認められるのはどんな場合?

具体例を挙げれば、「婚約中」と認められるのは、次のような場合です。

①結納を執り行った

これは間違いなく、「婚約している」とみなされます。

両家が顔合わせをし、結納金を交わしたり、仲人などの証人がいれば、揺るぎない婚約の事実となります。

②親族に会わせ、結婚することを宣言した

高級ホテルの食事会
最近は、「結納」や「仲人」を入れない、カジュアルな「婚約」もあります。

しかし、そのような場合でも、親同士が顔合わせをし、彼が彼女の親御さんに結婚の約束をした場合などは「婚約」の状態に含まれます。

③結婚の具体的な準備をしていた

例えば、二人で毎週末に式場の見学へ出掛けていたり、パンフレットを集めたりしているのは「結婚の意志」があると考えて良いでしょう。

また、式場の予約を既に入れていれば、「互いに結婚の意志があった」と言って間違いありません。

その他にも、二人でウェディングドレスの予約を行ったりすることも「婚約」に該当するでしょう。

④婚約・結婚指輪をもらった、交換した

指輪の交換も間違いなく「婚約している」とみなされます。

ただし、最近は10代の高校生でも「ステディ・リング(付き合っている同士でお揃いの指輪を付けること)」を交換することがあります。

プロポーズなどなく、ただ指輪を交換しているだけでは、婚約状態とは受け取ってもらえないケースもあります。

なお、「婚約指輪」「結婚指輪」を専用で販売しているような専門店で『婚約指輪を探しています』『おめでとうございます』などのやり取りがあれば、お店側が証人となることもあります。

ボックスに入れられた結婚指輪

⑤結婚式の招待状の印刷をした、または名簿作成などをした

二人で結婚式の準備を始めていれば、間違いなく「結婚前提」つまり「婚約中」と見立てることができるでしょう。

具体的には、

  • 結婚式の日取りを決めた(両家の親族も知っている)
  • 式場を予約した
  • 招待状を印刷した

このような場合は確実に「婚約中」とみなされます。

他にも、結婚紹介所または親族を介した紹介のお見合いなどで知り合い、交際している場合も、「結婚相手を探すためのもの」という前提があるので、「婚約中」と認められることがあります。

⑥新居の準備をしていた

結婚後の二人の新居を探していたことも証拠として提示することができれば、「婚約中」と受け取ってもらうことができます。

二人で新居マンションの内覧会の予約を入れていた、マンションのパンフレットを集めていた等の行為は、結婚を見据えてのことと考えて良いでしょう。薔薇のある新居

婚約中の浮気でも慰謝料はもらえる?

「婚約中に浮気をしてしまった」または「婚約中に浮気をされた」場合は、どのような理由で慰謝料を請求することができるのでしょうか?

婚約中の男女いずれかが浮気をした場合、それは「婚約破棄」の合理的な理由となります。

確かに、戸籍上の夫婦と比べると、婚約関係の立証が必要な点では、ハードルが高いと言えます。

しかし、諦めてはいけません。

新居や家財の準備など、結婚に伴う生活に向けて、お金を費やし、様々な用意をしていたのであれば、それらの費用を損害賠償として請求することができます。

本来ならば結婚生活で必要になるはずだったものが、婚約破棄によって用途がなくなってしまったので、当然の権利です。

また、結婚を見越して、転職や退職をしていた場合は、収入面でも大きな痛手になります。職場に結婚を報告し、別部署に異動を願い出ていたりすれば、仕事の面でも損害があったかもしれません。

婚約破棄となれば、それらの行為も無駄になってしまい、結果として自分のキャリアに傷が付き、働き続けていればもらえていたはずの給与がもらえないなど、実損が生まれる場合もあります。

このように、たとえ婚約中の間柄であっても、相手の浮気が発覚したなら、慰謝料や損害賠償を請求することは可能です。

婚約中は、実際に結婚をしているわけではありませんが、十分に不貞行為にあたります。

民事裁判を行い、パートナーの不貞行為が証明されれば、慰謝料を受け取ることができます。

証拠が何より大事!

婚約中の浮気の慰謝料請求を行うためには不貞行為を立証する必要があります。

不倫現場

浮気に対する慰謝料請求で最も難しいことが「不貞行為を立証」することにです。

不貞行為を立証する証拠として「本人または浮気相手による証言」も有効ですが、これはなかなか期待できません。

やはり、

①浮気相手とホテルや相手の自宅から出てきた写真や動画
②ラブホテルの領収書や利用したことが明らかなもの

など、第三者が見ても不貞行為だと分かる、はっきりとした証拠が必要になって来ます。

メールやLINEの内容をスクショでおさめただけでは「ふざけていただけ」などと言い逃れされることもあるので、証拠としては不十分です。

そのため、不貞行為を立証するための確実な証拠を個人で集めることは非常に難しいとされており、確実な証拠を集めるためには、探偵事務所に依頼し「浮気を立証できる証拠を集めてもらうこと」が鉄則です。

探偵事務所とは、探偵業法に則って素人にはできないプロならではの技術を駆使し、確実に裁判で認められる正当な証拠を集めてくれます。

では、より確実な浮気の証拠を掴んでくれる、優秀な探偵事務所はどのように探せばいいのでしょうか?

優秀な探偵事務所に依頼するには?

現在、届け出を行っている探偵業者の数は、全国で5,000件以上あり、そのうち4,000件以上が個人で、法人は1,000社強しかありません。

確実に「裁判で使える証拠を獲得」してもらえる探偵事務所選びに必要なポイントをチェックしていきましょう。

①必要な届け出を出しているか

探偵事務所を設立、運営するには各都道府県の公安委員会に探偵業の届出を行わなければなりません。

必要な届け出がされているか?を確認しましょう。

探偵業届出証明書は「営業所の見やすい場所に掲示しなければならない」と規定されているので、訪問時にすぐに見つけることができるはずです。

また、サイト上でも届出番号などが記載されています。

実際に、無届け営業で検挙されている探偵業者もあるので、必ず届け出の有無を確認し、調べても分からない探偵事務所には依頼をしない方が無難です。

無届けの探偵業者や届出を出していても違法な行為をする探偵も中にはいます。パートナーの浮気を疑っている人が探偵に、パートナーの浮気の証拠をつかんで欲しいという依頼をするとします。ターゲットの浮気の証拠となる写真を撮影した後すぐに依頼人に報告するのではなく、ターゲットである人物に「あなたの恋人からあなたの浮気の証拠をつかむように依頼を受けました。この写真を破棄し、依頼人に嘘の報告をして欲しいならば50万円用意してください」といった口止めのような事を水面下で行う探偵もごく少数ながらいるとも聞きます。

もちろん、浮気をしている側が悪いですがその弱みにつけ込んで脅迫やゆすりとも近い行為は到底許されるべきではありません。そもそも依頼人に虚偽の報告をすることは、探偵業法に違反しています。このようなレアケースに出会わないためにも無届けの事業者や個人で探偵活動をしている人ではなく、きちんと届出を出している探偵事業者に依頼をするようにしましょう。

②数多くの実績

これまで多くの問題を解決している探偵事務所であれば、様々なケースに対応できます。

特に今回のような「婚約中の浮気」は、一般の「夫婦関係においての不貞行為」とは異なる部分があります。

多くの問題を解決した実績があれば、どのような状況にも対応し、有利に裁判を進められるような証拠を掴んでくれます。

③全国対応しているか

昨今の浮気は、職場の同僚や近隣に住む知人に限らず、SNSを通じて知り合うケースが増えています。

浮気相手が遠距離に住んでいることも考えられるので、お住まいの近くだけではなく、調査対応を全国にしている探偵事務所が望ましいでしょう。

また、全国に支店・営業所がある探偵事務所では、調査員がその土地に詳しく、尾行の失敗などのリスクが軽減されます。

④明確な料金体系

優良な探偵事務所では、事前にヒアリングを行い、解決策をプランニングします。

その際に作成した「見積書」を提示したうえで、打ち合わせや提案を行い、納得してから初めて契約・調査開始となります。

勝手に調査を開始しようとしたり、納得していない料金を請求されるようなことがあってはなりません。

調査料金は最もトラブルが多い事項なので、経費(交通費やレストランに入った際の食事代など)など細かい点なども確認し、安心できる探偵事務所を選びましょう。

探偵での浮気調査料金

⑤無料相談の有無

実際に契約を行う前に、多くの探偵事務所では、無料相談を受け付けています。

特に実績が豊富で、歴史も長い事務所では「24時間」「365日」「フリーダイヤル」で対応してくれます。

対応方法も「電話」「メール」などスタンダードな方法の他、最近では「チャット」「LINE」などを使って、気軽に相談できる事務所も増えています。

もちろん、探偵事務所に足を運んで、詳しく話を聞いてもらうことも可能です。

契約をするまでの相談は全て無料で、ご自宅や職場の近くまで出張相談を行ってくれる探偵事務所もある(※交通費が必要な場合もあります)ので、必ず無料相談で相談員・調査員の対応をチェックしましょう。

探偵事務所への浮気相談

編集部オススメの探偵事務所

上記のような点を鑑みて、編集部でおススメする探偵事務所は以下の2社です。

①原一探偵事務所

原一探偵事務所

  • ・実績豊富で歴史のある探偵事務所
  • ・調査歴20年以上のベテラン調査員が多く在籍
  • ・全国直営18拠点
  • ・「結果を出せる実績ある探偵事務所」ランキング 第1位獲得(ゼネラルリサーチ調べ)
  • ・追加料金0円の明瞭な価格設定

②MR探偵事務社

MR探偵社

  • ・探偵業界唯一の女性代表者=女性の気持ちが良く分かる
  • ・5年連続業界No.1(船井総研調べ)
  • ・認定カウンセラー制度導入でアフターフォロー万全
  • ・年間相談実績15,000件以上=業界No.1!
  • ・「LINE」での相談が可能

まとめ

いかがでしたでしょうか?

しっかりとした「証拠」があれば、婚約状態であったとしても、パートナーへの慰謝料請求は可能です。

今回、お話を伺ったC子さんも、探偵事務所への依頼を考え、いくつかの事務所に無料相談することを決めたとのことです。

悔いの残らないように、まずは無料相談で気軽に問い合わせてみてはいかがですか?

【追記】C子さんのその後

実は、インタビューを終え、この記事を書き終わった時に、C子さんから浮気探偵.com編集部宛に連絡がありました。

C子さんはインタビュー後、探偵事務所へと無料相談を行い、正式に依頼することを決めたそうです。

依頼後、C子さんの彼の浮気はすぐに発覚したようです。

C子さんは、裁判で慰謝料請求を行うことも考えたそうですが、彼とじっくり話し合った結果、改めて関係を再構築することにした、と話していました。


C子さん

どうしようか迷ったんですけれど…彼と話し合ってみたら、すごく反省してくれたんです。

「俺が悪かった、絶対に俺がC子を真剣にするから、考え直してほしい」

と、プロポーズの時くらい、いいえ、それ以上真剣に言ってくれたので…私ももう一度彼と向き合ってみようと思ったんです。

そうはいっても、彼のしたことは消えないので、私も不安はあります。

だけど、こういうことも、二人で乗り越えていけたらいいなと今は思っています。

きっと、探偵に依頼していなかったら、真実を知らないままモヤモヤして、勢いで別れてしまうとか、このまま結婚して彼の不倫を容認してしまうだとか、もっと良くない結果が待っていたと思います。

真実を知ったうえで、改めて彼と未来を向くことができているのは、探偵事務所の調査員の方、そして浮気探偵.comの皆さんのおかげです。

本当にありがとうございました。

許可を得て、C子さんの言葉を一部、掲載させていただきました。

このように、C子さんが新たな一步を踏み出せたことを私たちも大変嬉しく思います。

浮気の解決手段として「訴訟」や「裁判」といった法廷手続きに抵抗がある人がいるかもしれません。裁判前に弁護士と打ち合わせをして、何度も何度も浮気に関する事柄について聞かれて、辛い思いをしてしまうこともあるでしょう。

けれども、確たる証拠があれば示談で済ませることもできる可能性はあります。浮気を疑われている側も確実に負ける裁判で慰謝料に合わせて裁判費用まで負担をすることは一般的に避けたいことではあります。

好きな相手と争いたくないという感情が相手を苦しめてしまう行動を抑えてしまうかもしれません。けれども、「あのとき自分の気持ちに整理をつけるためにも慰謝料を請求すればよかった」と後悔の念を抱いてしまうかもしれません。

勇気は必要だと思いますが、パートナーの浮気に悩んでいる方は、C子さんのようにぜひ一步を踏み出していただければと思います。

探偵事務所に依頼し、証拠を掴むことで、慰謝料請求ができるようになりますし、新たに関係を再構築していく機会を得ることもできるはずです。

人気記事ランキングpopularity