こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、呼び寄せた赴任先で浮気をされてしまった男性の体験談をお伝えします。
登場人物
・私 30代前半
・妻 30代前半
・ヨガ講師 30代後半
目次
妻の浮気 ヨガのインストラクターと妻が浮気
妻とは遠距離恋愛を経て結婚しました。
出会いは4年前。友達と飲みに行った時、そのお店に妻も女3人で飲みに来ており、その中の1人が友達と顔見知りだったので、一緒に飲むことになりました。
同じアイドルグループが好きで、なかでも3期生(そのグループには1期、2期などグループに入った時期に応じて呼び方があります)が好きな点も一致し、すぐに意気投合しました。
そこからは、とんとん拍子で、一緒にメンバーが出演する舞台を観に行ったり、コロナ前だったので握手会というイベントもあって、それにも行きました。
付き合いはじめてすぐに、私が関西へ転勤になり、遠距離恋愛に(それまでは私も妻も東京です)。それでも、中間地点の名古屋で行われるライブに行ったり、たまには妻が関西へ遊びに来たり、楽しくやっていました。
会えない時でも電話やSNSで連絡を取り合っていたので、そこまで寂しく感じませんでした。
結婚を決めたのは、コロナです。
コロナ禍が始まった頃は、今とは比べものにならないほど、社会全体が神経質になっており、これまでのように自由に行き来ができませんでした。
県を跨ぐ行動は控えるようにアナウンスされることも多々あり、また、感染者が多い大阪に住む私や東京に住む彼女は、意識的にも他の地域に行ってはいけないように感じていました。
共通の趣味であったアイドルのイベントも軒並み中止になるなど、不要不急の外出を控える中で「一緒にいたい」と強く思い始めました。
結婚後、妻が関西に
コロナに背中を押される形で結婚。妻は東京での仕事がリモートワークOKになったタイミングで、関西に引っ越してきて、2人で新居に住み始めました。
平日は妻が自宅で仕事、私は出勤して仕事、週末は一緒に過ごす、そんな生活パターンでした。
一緒に暮らしてから分かったのですが、妻は意外と活動的で、休みの日も(まだコロナで社会が過敏な頃でしたが)、マスクや除菌シートなどで感染対策をしてまで出かけていました。
正直、私は家でゆっくり過ごしたいと言うか、たまの外出は良いけれど、自宅でテレビを観たり、ゲームをする方が落ち着くタイプだったので、週末にあちこち連れ回されると精神的にもグッタリするようになりました。
ヨガ教室を楽しむ妻
なんとなく社会全体が「そろそろ経済を」みたいな空気になった頃、妻に新しい趣味でも見つけたらどうか?と提案しました。
自宅で仕事をしている妻は週末くらい外に出たいだろうし、逆に、外で働いている私は週末くらい自宅でくつろぎたいし、妻が一人で外に出る理由を見つけてあげれば、この問題は解決すると思ったからです。
私も一人の時間が欲しいし、妻もそろそろ関西の鉄道やバスに慣れた頃だし、タイミングとしてもちょうど良かったと思います。
最初こそ、妻は「でも、こっちに友達がいないし」と縁もゆかりもない土地で、一人で遊びに行くなんて…と戸惑っていましたが、前々から興味を持っていたヨガ教室に通うことを決め、週末はヨガ教室に行き始めました。
家の中でもお風呂上がりにストレッチをしていたし、結婚前から体が柔らかいことを自慢していたので、ヨガには一気にのめりこんで、幅広い年代の友達もできたようです。
ヨガ教室に行くことを楽しみに、平日の仕事を頑張って、明らかに以前よりも生活にメリハリができたように見え、心のどこかで羨ましく感じていました。
まあ、それでも、妻がヨガ教室に行っている間は、好きなゲームができたり、アイドルの動画を観れたり、自宅でゆっくりできたので、一件落着したな…と思っていました。
嫌煙家の妻からタバコのにおい
しばらくは平和な日が続いていました。
仕事と休日のバランスも良かったし、夫婦になったからと言って、お互いが無理に相手のペースに合わせた過ごした方をしなくて良いので、気分的にも楽でした。家事もちゃんとしてくれるし、私も土日は夕飯を作るし、夜の夫婦生活もありました。
しかし、ヨガ教室に通い始めてから1年半が過ぎた頃から、なんとなく妻が私のことを避けるようになりました。
最初は気のせいか、女性特有の日のせいか、もしくは仕事で機嫌が悪いことがあっただけか、と思っていましたが、夜の営みも拒まれ始め、何かおかしいと感じ始めました。
それでも「疲れているのかな」とか「面倒なのかな」程度に思うだけで、真剣には考えませんでした。
ところが、その違和感を放置していたら、徐々に妻の帰宅時間が遅くなり、ついには終電間際に帰って来るようになりました。
平日はどこにも出かけず、外出は土日だけでしたが、最初は15時~16時だった帰宅が「ヨガ友とお茶してから帰る」と、18時~19時に帰る日が増え、お茶が夕飯に変わって21時~22時になり、「さすがに日曜も遅いと翌日の仕事に響くよ」と注意すると、土曜は22時前後、日曜は19時前後に帰るようになりました。
ちなみに、土日は私が食事当番ですが、ヨガ友と夕飯に行くようになってからは、自分の分しか作っておらず、寂しい夕食になっています。
平日は夕飯をさっと済ませて寝るだけだし、夫婦の会話も減ってきたし、これはこれでどうなんだろう…と思っても、楽しそうにしている妻を見ると、強く言えません。
ある夜、帰宅が24時過ぎになりました。忘年会とかで遅くなりそうな日は、事前に教えてくれたのに、この日は何も言わずに遅くなり、電話やラインもつながりませんでした。
さすがに心配したので、帰ってきた妻を呼び止めたのですが、妻は「あとで聞く」と言って、逃げるように風呂場へ行ってしまいました。
その時、吸わないはずのタバコのにおいがしました。
吸わないどころか、超のつくほど嫌煙家で、分煙のカフェさえ嫌がる人です。妻がお風呂に入っている間、妻の持ち物を探しましたが、タバコは見つかりませんでした。
電車の隣になった人とか、ヨガ友と一緒に行った飲食店でにおいが付いたのかな?とも思いましたが、お風呂から出てきて、歯磨きをした妻の近くに寄ると、妻の息からタバコのにおいがしました。
私も吸わない人なので、歯磨きやガムでごまかされても、タバコのにおいは感じます。
その時は「飲んだ勢いで1本だけ、もらいタバコをしてみた」と言っていましたが、その後も、何度かタバコのにおいがしました。
ヨガ教室から妻と出てきた男
ある日、休日出勤になったので、その帰りに妻が通うヨガ教室の方に行ってみました。
どうせ朝から出掛けるし…と思って、妻には休日出勤のことを伝えず、ヨガ教室の前に到着してから電話をするつもりでした。
「ここか、おしゃれなビルにあるんだな」
妻に電話をしようと、ビルの前でカバンの中のスマホを探している時、何人かの女性と一緒に妻が出てきました。声を掛けようとした、その時!!
私たち夫婦よりも少し年上に見える痩せた色黒の男が、妻たちのグループに近寄り、妻の肩に手を置きました。
「あっ、先生!」
グループの誰かが、男を先生と呼んでいたので、おそらくヨガ講師でしょう(もしくはヨガに通っている教師)。
なぜ、妻の肩に手を…と思っていると、また誰かが「また、○○さん(妻)と一緒に帰るの?もうラブラブなんだから」と言い始め、別の誰かが「シングル同士だからイイじゃない~」みたいなことを言って冷やかし始めました。
妻は嬉しそうに男を見て、男は妻の笑顔に応えるように、妻の頭を撫でていました。
逆上しそうになりましたが、ぐっと堪えて、後をつけるべきか、それとも今、目の前に姿を出すべきか?しばし考えました。
よし、後をつけよう!と決めたものの、時すでに遅し。先生と呼ばれる男は車で来ており(私は電車と徒歩)、妻を乗せて消えてしまいました。
さあ、どうしようと思って、しばらくその場に佇んでいましたが、妻と同じヨガ教室のバッグを持った人たちが出てきたので、妻の兄を装って話しかけてみました。
「ここに通っている○○(妻の名前)の兄ですが、まだ中にいますかね?今日、恋人と会わせてくれることになっているのですが…」
すると1人が「あ、もう2人とも出ましたよ」と言い、別の人も「いなかったね、2人とも」と付け加え、恋人であることは周知の事実のようでした。
「どんな人ですか?恋人の男の人…」
私が質問すると、2人とも「良い人ですよ。ヨガのインストラクターで」と答え、そのうちの1人が「電話してみましょうか?まだ近くにいると思いますよ」と言うので、「大丈夫です。自分で電話します!」と言って、その場を離れました。
帰宅後の妻を問い詰めると…
22時頃に帰宅した妻は、この日もタバコのにおいがしました。
「ちょっと話がある」と切り出すと、「お風呂に入ってからで良い?」と白々しく言われたので、ついカッとなり「ヨガ教室では結婚していることを隠しているみたいだな」と大きな声を出してしまいました。
「え?」と言ったまま、妻は視線をそらし、反論さえもしませんでした。
目撃したこと、ヨガ教室の人たちに聞いたことを全て話し、相手の男に慰謝料を請求することや、男の住所を知らないから内容証明はヨガ教室に送ることを伝えると、取り乱すように泣き狂い、浮気を認めました。
「私が悪いから、謝るから、それだけはやめて」
聞けば相手は独身で、妻が既婚であることを知っているそうです(ヨガ仲間には独身だと嘘をついていたそうです)。
関西には知り合いが一人もおらず、仕事もリモートワークで顔を見て話す機会がなく、疲れている私とは会話が弾まず、寂しい想いをしている時に、陽気で会話が楽しい男と出会って不倫関係になってしまった、と言います。
「ヨガもやめるし、二度と連絡も取らないし、慰謝料なら私が払うから、許して。彼には何もしないで」
泣きながら、妻自身ではなく浮気相手の許しを求める姿を見て、余計に惨めな気持ちになりました。
妻はリモートワークで、どこでも仕事をできるので、とりあえず翌日(日曜日)のうちに、実家の東京へ帰ってもらい、離婚する・しないは後日、私から連絡をすることにしました。
あれから3ヶ月…。
まだ結論は出ていません。妻がヨガ講師とどうなったか?も知りませんが、どのみち離婚は避けられない気がしています。