
こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、妻から騙されていたことに気付き、復讐を遂げた夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代後半
・妻 30代後半
・Fくん(妻の浮気相手)
・息子 10歳
・義父
目次
妻の浮気 浮気をやめない妻への復讐
妻とは結婚した当初から共働きでした。
妻は、地元に根付く中小企業の事務スタッフとして働いており、会社が忙しい時期には残業もありました。一方、私の仕事は定時で終わることが多く、息子が小さいうちは保育園のお迎えも私の役割でした。
それが苦になることもなく、いたって順調な生活が続いていたと思います。
そんな毎日がガラリと変わったのは、息子が10歳になった昨年のことでした。
妻の様子がおかしい…と言うか、漠然とですが、なんとなく「やけに残業が増えたな」とか「家でもスマホを手放さないな」とか、些細なことかもしれませんが、微妙な行動の変化が気になり始めました。
ま、それでも、地方の中小企業の人員不足は、どこも深刻。スマホの件も、You Tubeやらインスタやらゲームやらネットニュースやら、今は単なる連絡手段ではないので、気になっていたけれど、本人に聞きはしませんでした。
何より結婚してから10年以上、子供が生まれてからも10年。心のどこかで「妻に限って浮気なんてものは絶対にないだろう」と信頼しきっていました。
スマホに表示された浮気相手の名前
ところが、そんな信頼を打ち砕くようなことが起きてしまいました。
それは、いつもと変わらない平日の夜のことです。日頃、スマホを持ち歩く妻ですが、充電がなくなったのか、この時はソファに座る私の近くでスマホを充電し、キッチンで料理をしていました。
その時、妻のスマホに着信があり、何気なく覗いてみると「F(正しくはフルネームで)くん」と表示されていました。
キッチンから猛ダッシュで駆け寄って来た妻は、慌ててスマホを手に取り、着信を切りました。
Fくん…。知らない名前です。それよりも異常です。この慌てっぷり…。
「誰?なんでそんなに慌ててるの?浮気相手?」
半分冗談、もう半分は本気と言うか、うっすらとあった違和感で、質問すると妻はすぐ否定しましたが、残業が増えたことや常にスマホを持っていて、たまに私から離れてコソコソと電話していることを指摘すると、次第に口論になりました。
逆ギレで自白した妻
「それならLINEを見せてみろ」
「夫婦にもプライバシーがある」
「俺のLINEは見せられるけど。イヤなら、さっきの男に電話しろ」
「なんで電話しなきゃいけないの!?」
「いや、用事があるから相手が掛けてきたんだろ。なんで掛け直すことができないの?」
そんな感じの押し問答が続いた後、ついにはブチ切れた妻が「あんたよりずっと若くてイケメンだし、こんなにネチネチしていないし、よっぽど男らしくて好きなのよ!!」と浮気を自白しました。
相手は妻と同じ会社に勤める年下の男だそうです。
率直に言うと、妻の浮気を知ったときは、悲しかったです。怒りとか、悔しいとか、そんな感情ではなく、ただただ悲しかったです。
その翌朝、おそらく子供のことを考えたのでしょう。
冷静になった妻は泣きながら私に謝罪し、浮気相手とは別れることを告げて来ました。
別れたフリをしていた妻と浮気相手
泣きながら謝った妻を信じた私がバカでした。
妻の残業は相変わらず続き、スマホも手放しません。それどころか、スマホにロックを掛けるようになりました。
ところが、見てしまったのです。妻が浮気相手に送ったメッセージを。
スマホは常にロックされているし、風呂にも持ち込むので、触ることすらできませんが、意外なところで証拠を見つけました。
普段、よほどのことがない限り、自宅のパソコンを使わない妻ですが、この日は、エクセルを使いたかったらしく、パソコンを使って、そのまま閉じずに息子を友だちの家まで迎えに行ってしまいました。
エクセルは閉じていたので、私がパソコンを閉じようとすると、メールを受信したことが表示されていました。妻は私の知らないところでフリーメールを使用していたようです。
ログアウトもしていなかったので、そのままメールを開いてみると、メールの相手はFで毎晩のようにやり取りをしていました。
LINEではなく、このフリーメールを使って、スマホでやり取りをしていたとは…。
不倫関係が継続していること、私はもう疑っていないと思っていること、いつか息子を会わせたいと伝えていること等が判明しました。
また、週末の残業後の予定も細かく書いていました。
これ以上、一緒に暮らすことは無理。二度の裏切りに絶望しかありません。
制裁!会社と妻の両親へ
男とやり取りしているメールを全て印刷しました。
送信先には男の名前がしっかりと書いています。
翌日、会社帰りに妻が働く会社へ印刷したものを全て持っていきました。
受付の女性に「名前を名乗り、Fさんに話したいことがある」と伝えると、受付の女性が彼に内線を掛け、何度か頷いた後に「お約束はしていらっしゃらないようですが、ご用件をお伺いしてもよろしいでしょうか?」と言って来ました。
そこで、印刷したメールを受付の女性に見せ「彼が妻と浮気をしているようなので、別れて頂きたく参りました」と告げました。
受付の女性は驚いた顔をした後に、手で受話器を押さえながら、ごにょごにょと小さな声で用件を伝えていました。
ちなみに、大切な証拠が消されては困るので、全てのメールをコピーし、妻の実家にも速達で送っておきました。メールにはホテルで撮影したと思われる写真も貼付されていたので、それも一緒に送りました。
私が通された応接室に来た男は、本当に私よりも10歳は若く見えるイケメンで、何も言っていないのに、いきなり私に土下座しました。
「妻も同じように私に謝って、それも未だに関係が続いています。メールを読む限り、私が気付いていないことを楽しんでいるようにも見えましたが、そのことについてどう思いますか?」
相手はしばらく黙った後に「すぐに別れますし、慰謝料をお支払いします」と切り出しました。
受付の女性が社長に連絡したのでしょう。社長が妻を連れて、応接室に入って来ました。
「この場でハッキリと縁を切れ!!」
社長の一喝で、男は私に謝りながら、妻に別れを告げ、妻はそれを承諾しました。しかし、これも騙され続けていた私には、茶番にしか見えませんでした。
激怒した義父が離婚を承諾
その翌日、義父から電話がありました。
書類(メールのこと)を全て読んだ、と。
「だらしがない」「何を考えているんだ」「どうしようもない」「恥さらし」
自分の娘に対する罵詈雑言を捲し立てた声は、怒りで震えていました。
「私としては離婚したいと思っています。でも、お義父さんたちから孫を奪うつもりはありません。いつでも会いに来て下さい。ただ、娘さんとは一緒に暮らせません」
「亭主と子供をほったらかして男に入れ込む娘に育てた覚えはない」「とんでもない話だ!」
私を気遣ったのでしょうか。一通り娘に対して怒りの言葉を並べた後に、ぽつりと言いました。
「離婚は仕方がないけれど、たまには子供に会わせてやってくれ」
それが親心なのでしょう。
離婚後の現在
現在は離婚をして、無事に親権を取ることができました。
一般的に、浮気と親権は別問題で、たとえ妻の浮気であったとしても、母親であるというだけで、親権を取りやすいのが現状のようですが、妻が親権を強く望みませんでした。
私の元で育った方が経済的にも息子のためになると判断したようです。
浮気相手の男から慰謝料を受け取ることもできました(少額です)。
それでも心に残った傷は癒えません。一生、消えないと思います。
お義父さんは、たまに息子に会いに来てくれて(お義母さんと元妻は来ません)、3人でご飯を食べる日だってあります。
息子には「会いたかったら会って良いんだよ」と伝えています。
でも、ある程度の経緯を理解しているようで、今のところは会いたいとは言っていません。
本当は会いたいだろうに…。
その姿を見ていると、一番の被害者は息子な気がしています。まだ10歳なのに、我慢をさせているんですよね…。
息子のふとした表情で、胸が苦しくなってしまうこともありますが、いつか息子にも理解をしてもらえる日が来ると願っています。