実録・妻の浮気

【妻の浮気】学生結婚⇒1年で浮気をされてしまいました

大学

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は学生結婚をして喜びも束の間、たった1年で浮気をされてしまった夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 20代前半
・妻 20代前半
・サークルの後輩=妻の浮気相手
・サークルの後輩たち=浮気をリーク
・私と妻の両親、娘

妻の浮気 学生結婚で喜びの束の間…たった1年で妻が浮気

大学

妻とは大学で知り合いました。妻は、私が3年生の時にアウトドア系のサークルに入部して来た新入生でした。

学年は2つ下ですが、彼女は同じ県内の短大を1年でやめて、大学に入学して来たので、年齢は1つ下です。付き合いはじめたきっかけは、サークルで開催したキャンプでした。

キャンプでは毎年、いろいろなカップルが誕生します。ずっと友達同士だったのに「え?」と思うような人たちがくっ付いたり、4年生の女の先輩に入部したての1年生の男の子が告白したり…。

もはやキャンプ=恋愛成就のイベントで、この年も全体的にそんな雰囲気が漂っていました。私も何気なく彼女と話をしているうちに「いいな」と思って、周りの勢いに流されるように、その日のうちに告白しました。

その日から付き合い始めたのですが、学生なので当然「結婚」とか「将来」とか、遠い未来までは考えていませんでした。卒論や就活も控えているし、彼女も彼女で学びたいことがあって大学に入り直したので、先のことなんて話したこともなかったです。

ところが、私の卒業間近に彼女の妊娠が発覚しました。

妻は20歳になったばかりで、私も就職先こそ決まっていましたが学生の身分なので、二人でかなり悩みまくりました。「産んで欲しい」とか「産みたい」とか、そんな私たちの希望以前に、子供を育てるための金銭的な事情や新入社員と学生に育児が務まるのか?など環境的な問題もありました。

最終的には、どんなに私たちだけで悩んでも結論が出なかったので、結婚することを前提に、お互いの両親に相談することにしました。

まず、私ひとりで両親に報告した時は、驚かれはしましたが、相手のご両親の意向を優先しようと言われ、反対はされませんでした。

次に彼女の両親への報告ですが、妊娠のこともあるので、最初から2人で行きました。

彼女の実家は小さな飲食店を経営しており、何度もサークルでお邪魔しています。付き合い始めてからは、私ひとりで行っていたので、ご両親とは面識がありました。明るくて気さくで話しやすい人たちでしたが、娘の妊娠を知ったら豹変するんじゃないか…と緊張しました。

しかし、「困ったことになったわねぇ」と彼女の母親は苦笑いし、彼女の父親も「でも、相手がキミなら安心だな」と意外にも好意的な反応を示してくれました。

ただし、私には「卒業したら一生懸命働いて養えるだけの経済力を一刻も早くつけること」、妻には「出産後は大学に戻って卒業すること」を条件に出されました。

それからトントン拍子に結婚が決まり、両家の顔合わせを経て、入籍し、披露宴をしない代わりにドレスで記念写真を撮りました。

入籍したものの、経済的な理由から、私も妻も実家暮らしを継続し、妻が休学してからは毎日のように妻の実家に顔を出していました。

いざ新居へ引っ越し!明るい未来のはずが…

別居婚は半年くらい続きました。

その間に、私は就職し、妻は娘を出産しました。娘が生まれてからは、私が妻の実家に泊まることも増え、今まで以上に夫婦の時間が取れていました。

アパートを借りたのは、それから数ヵ月後のことです。

毎月の給料で家賃は払えましたが、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用は、私の両親に援助してもらいました。2人とも初めて親元から離れて生活をするので、家具や家電を持っておらず、それらは妻の両親が買ってくれました。

こうして、お互いの親のサポートを受けながら新婚生活が始まり、大学の後期日程から妻は復学しました。妻が学校に行っている間は、近くに住む妻の親と私の親が交互で娘を預かってくれていました。

大変なことも多かったですが、これから家族で過ごす明るい未来が待っている!

引っ越しの段ボールを片付け終えた時に、そんな希望が湧いて、ワクワクもしました。

ところが、復学してからの妻は授業だけではなく、サークルにも戻り、娘を親に預けっぱなしで遅くまで遊んで来る日が増えました。

最初は月に1回程度だったので「たまには息抜きもしないと」なんて、妻の両親と私で話していましたが、それが月に2回、週に1回と増えていくと、妻の両親は「いい加減にしなさい!」と妻を叱るようになり、叱られた妻は「なんで私ばっかり。あなたもたまには早く帰って娘の世話をしてよ」と不満を口にしました。

私だって、帰れるものなら早く帰りたいです。もっと娘と過ごしたいし、好きで残業しているわけではありません。

「そんなこと言われても、俺が早退すると給料が減るだろ。俺の給料だけで3人が暮らすためには、残業を頼まれたらやるしかないし、頻繁に早退なんてできないよ」

私がそう言ってなだめても、妻の機嫌は直らず、「もっと給料が高いところで働けば良いじゃないの!夜勤のある会社とか」と話が脱線するばかりでした。

疲れて家に帰って来て、こんなことを言われると、気持ちがげんなりして、想像していた幸せな結婚生活と現実のギャップに辟易することもありました。

サークルの後輩からのチクリ

キャンプ

母親としての自覚がないのだろうか…。

そんな不満を抱く日が続いていた頃、サークルの後輩から電話が掛かって来ました。彼は、私の2歳下で妻と同じ学年でした。

彼と私は同じ中学の出身で、彼のお兄さんと私が同じクラスだったこともあって、卒業してからも親しくしていました。

「あの、毎年恒例のキャンプが開催されるんですけど、一緒に行きませんか?」

「俺が?なんで?誰か他に来る人いるの?」

私が在学中の4年間、卒業生が参加したことなんて一度もありません。そもそも平日なので参加することは難しいだろうし、私が同行すると後輩たちが気を遣うに決まっています。

彼は「うーん」とか「えっと」とか、何か躊躇っている様子でした。

「どうした?言ってごらん」

私が促すと、彼は気まずそうに切り出しました。

「知っていたらごめんなさいなんですけど、〇〇さん(妻の名前)、〇〇(私も知っているサークルの後輩)とデキちゃってます…。キャンプに来てくれたら、これ以上、変な関係にはならないと思うので」

デキちゃってる??

絶句しました。そんなの嘘だ、信じられない、と思う一方で、彼が嘘を理由なんて見当たりません。

「間違いないのか?」

私が聞くと、彼は「間違いありません。〇〇さん(妻の名前)、夜遅く帰る日ないですか?ヤツの家に行ってます。あいつ、一人暮らしなんで」とキッパリと答えました。

「どうして教えてくれたんだ?」

私が再び聞くと「みんな〇〇さん(私)にはお世話になったし、〇〇(妻の浮気相手)のことが嫌いなんで」と言われました。

「あいつの家の住所、LINEで送りますね。〇〇さん(妻の名前)の帰りが遅い日に行ってみて下さい。あと、俺から聞いたって言わないで下さい。サークルの人なら、たぶん全員知っています」

妻の浮気を妻の両親に報告

念のために、他のサークルの後輩たちにも電話をして聞いてみました。

その誰もが口ごもりながら「誰から聞いたんですか?」と言うので、浮気の話は本当で既に広まっているのでしょう。浮気自体も悲しいですが、誰も妻のことを庇わなかったこともショックでした。

みんな私に言わないけれど「子供がいるのに何やってんだろ」と考えているのだと思います。

妻にLINEをすると「遅くなる」と短い返事が返って来たので、妻の実家に行って、聞いたばかりの浮気の話をしました。妻の両親は顔を見合わせて黙ってしまい、しばらくしてから「本当のこと?本人に確認した?」と言って来ました。

いつもは怒っていても、いざとなると娘のことを信用したくなる気持ちは分かります。

「だから、今から一緒に確かめに行きませんか?相手の家は知っています。今日も遅くなる、とだけ連絡があったので、相手の家にいるはずです」

そう言うと、妻のお母さんが、妻に連絡を取ろうと携帯電話を探し始めました。

「やめろ。〇〇くん(私)に任せなさい」

妻のお父さんは、お母さんを制止した後で、私に向いて「自分の目で確かめて来て、もし本当だったら離婚しなさい」と言いました。

妻の実家から、浮気相手と言われている後輩が暮らしているアパートまでは車で10分もしない距離でした。カメラ付きのインターホンではなかったので、私がチャイムを押すと、彼は上は裸、下は短パン姿で顔だけを出しました。

「久しぶりだね。妻を迎えに来たんだ」

私を見ると、彼は咄嗟にドアを閉めて、中から鍵を掛けました。でも、その短い時間で、玄関にある妻の靴を見逃しませんでした。

「靴もあったし、いることは分かっている。1人や2人じゃない。いろんな人から話を聞いてる。出て来ないなら、妻の両親を呼ぶことになる」

玄関先で叫び続けていると、部屋の中から妻だけが出て来ました。

「お義父さんもお義母さんも知ってるよ。まずは帰ろう。〇〇(娘)だって預けたままになってるし」

それから妻の実家に帰るまでの車の中で、妻はずっと泣いていました。泣きたいのはこっちなのに、どんなつもりで泣いているんだろう、と思いましたが、私は何も言いませんでした。

実家に戻ると、私の言いたいことは全て妻の両親が言ってくれました。お義母さんは泣き叫びながら、お義父さんは静かに、でも厳しい口調でバッサリと。その想いが妻に届いているのか?は分かりませんが、妻はその間もずっと泣いていました。

妻が責められている近くで、私たちの娘が眠っていました。大声にも起きることなく、すやすやと眠っていました。

小さくなっている妻を冷めた目で見ながら、私は「とにかく娘のことを第一に考えよう」と強く思いました。そのためには、今回の件は水に流そうと決めました。

その日以来、妻はサークルを辞めて、授業が終わるとすぐに帰宅して、育児と学業の両立に専念しています。私との会話は減ったと言うか、よそよそしいと言うか、気まずいと言うか、以前のような関係には戻れていません。

結婚前や新婚当初の仲の良い関係に戻るには、まだまだ時間が掛かりそうです。それでも、私からは浮気の件を絶対に蒸し返さず、いつか元の二人に戻れる日が来ると信じています。

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