こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、妻から好きな人がいると打ち明けられた男性の体験談をお伝えします。
登場人物
・俺 30代前半
・妻 30代前半
・妻の上司 40代
妻の浮気 妻が好きな人の子供を妊娠!
妻とは2年付き合った後に結婚しました。
結婚までの道のりは順調で信頼関係も築けていたと思います。
俺はサラリーマン、妻はホテルスタッフとして働いており、結婚後は家事と仕事を両立するために、子供ができるまで(そして子供が大きくなるまで)は、ホテルの仕事をパートスタッフに切り替えてもらいました。もちろん、妻も同意のうえです。
しかし、なかなかタイミングが合わず、子供には恵まれないまま、3年が経過しました。それでも妻は文句を言うこともなく、ホテルの仕事と家事を上手に両立していました。
俺の方は結婚後、食事や洗濯など日々の家事を任せられることもあって仕事に集中できるようになり、出張で家を空ける日も増えて来ました。
今になって思えば、家庭のことよりも仕事を優先していたと思います。
いきなり切り出された離婚
それは、出張から戻って来た日の夜のこと。何の心の準備もなく、突然切り出された話でした。
いつもは長くても1週間程度の出張だったのですが、先月は丸々1ヶ月の長期の出張になり、しばらく家を留守にしていました。ようやく出張が終わり、自宅へ戻ると、妻から話があると言われました。
まだスーツケースの中も開けていない状況です。よほど、急ぎの用件なのだろうと、ダイニングのテーブルに座ると、いきなり「離婚して欲しい」と切り出されました。
一緒に過ごす時間は決して多くはないかもしれないけれど、うまくいっていると思っていただけに、理由が分からず、どうして離婚をしたいのか?を、冷静に聞いてみました。もちろん、心の中は冷静なんかじゃありません。
でも、俺の仕事が忙しいから寂しかったのだろう、もっと二人の時間が欲しいのだろう、そんな風に思っていました。俺が家庭と仕事の比重を調整すれば良い話だと。
「好きな人がいる」
妻の理由はシンプルだけど残酷でした。
好きだけど付き合ってはいない、それでも気持ちを抑えることはできない、付き合いたいと思っているー。妻の口から次々と出て来る言葉は、どれも溢れんばかりの恋愛感情で、俺に対する罪悪感など微塵もありませんでした。
妻の好きな人は職場の上司。離婚をした後は気持ちを伝えるとも言います。
浮気はしていないようなので、とりあえず落ち着くように諭し、俺の気持ちとしては離婚をしたくないこと、仕事ばかりに集中していたが今後は家庭も大切にすることなどを伝え、この日はそこで話を(半ば強制的に)終えました。
妻は納得していない様子でした。
ショック!!諦めたと思っていたのに…!
それから妻が離婚を口にすることはありませんでした。
その話を蒸し返したくなかったので、俺から気持ちを確かめることもしませんでした。
しかし、妻は変わらず家事をこなしてくれ、職場の人の話も全くしなくなったので、諦めたものだと思っていました。
それから半年が経過した頃、再び妻から話があると言われました。
上司の話だろうとは予想していましたが、その想像をはるかに超えるショックが待ち受けていました。
「妊娠した」
その一言から始まったのですが、妻とは久しく夜の営みがなかったので、俺の子供でないことは、すぐに分かりました。相手を問いただすと、やはり妻の上司でした。
詳しく聞くと、妻は気持ちを抑えることができずに、俺に打ち明けた数日後に、上司へ告白したそうです。その際に、離婚をしたいと俺に伝えていることも話したと言います。
二人はすぐに付き合うようになり、だから俺には上司の話をしなくなっただけでした。
妻の言葉が耳に届く度に、どんどんと苦しくなり、途中からは理解をすることもできなくなりました。上司のことは諦めたわけじゃなく、その逆で、うまくいっているから話さなかっただけなんて…。
その上司は40代の独身で、お金はあるから慰謝料なら支払うと言っているそうです。たとえ妻に請求しても負担してくれると。
お金を受け取って妻を諦めるべきなのか、それともお金を受け取らず離婚にも応じないべきなのか、どちらの選択が良いのか分かりません。どちらを選択しようとも、惨めな負け犬のような気がします。
妻のことは好きです。浮気をするような人だと知っても諦めたくありません。しかし、それと同時に妻の気持ちを知れば知るほど、えぐられるように強いショックが重なり、耐えられそうにもありません。
しかも、上司の子供を妊娠している以上、なんとか頑張って妻を引き留めたとしても、妻から上司の子供が生まれて来ます。その子供を俺が受け入れられるのか?正直言って、自信がありません。
夫が出した結論は?
たとえ離婚をしなくても、妻は上司との関係を続けるでしょう。
心から納得した結論ではありませんが、30代の今なら、まだ人生をやり直せると気持ちを切り替え(本当は切り替えられていません)、離婚を受け入れることにしました。
自分が折れることによって、妻と上司が幸せになることは許し難いことでしたが、妻たちのことを考えても憎しみしか湧かないので、今後の自分の人生のことだけを考えるようにしたいと思います。