こんにちは。浮気探偵.com～浮気成敗コラム～です。本日は、クローゼットの中にあった高級ブランド品の数々を見て、妻の行動に疑問を抱いた夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代半ば
・妻 30代半ば
・妻が勤める会社の社長（妻の浮気相手）
・私の取引先の人、妻の同僚
・娘
目次
妻の浮気 隠された高級ブランド品が妻を疑うきっかけに
妻とは仕事を通じて出会いました。
私も妻も、出会った当時から営業系の仕事をしており、私が妻の会社に足を運んだ際に、妻が私を別の人と勘違いして話しかけてきたことがきっかけでした。
すぐに人違いだと分かったのですが、その後にも同じことがあって、それから話をするようになりました。感じの良い人だったので、私の方から「お茶でもどうですか」と誘って、積極的にアプローチしていたと思います。
付き合い始めてから2年ほどが経った頃に結婚し、1年後に娘を授かりました。
当初の予定では、妻はしばらくの間、子育てと家事に集中することになっていましたが、娘が生まれてすぐ、妻の父親が他界し、母親ひとりでは実家が広すぎることや心細さもあると言うことで、私たちの近くに建ったばかりのワンルームマンションに引っ越して来て、運良く保育園も見つかったため、出産後すぐに働き始めました。
とは言え、妻は妊娠を機に、以前働いていた会社を退職していたので、別の会社に就職しました。
もともと妻は体力には自信があって、産後の回復も早く、再就職した直後からバリバリ残業もこなしていました。就職したばかりの時は特に付き合いが大事！と言うことも分かっているので、私も義母と協力しながら、育児や家事を行っていました。
再就職をしてから妻の持ち物に変化が！
再就職して1年が過ぎた頃でしょうか。
普段は妻の持ち物に関心のない私ですが、ふと使っているバッグが高級ブランドの物だと気付きました。
今までも一生懸命働いていたので、自分へのご褒美として、知らないうちに買ったのかもしれないし、もしかしたら「思いきって買っちゃった」と報告があったのに、聞き流していたのかもしれないし、よく分からないので、あえて何も聞きませんでした。
しかし、クローゼットの中を見ると、別の高級ブランドのバッグや靴が、奥の方に、まるで隠しているかのように置いてあり、「ブランド品に興味がなかったはずなのに…」と気になり始めました。
ネットで値段を調べてみると、1つ1つは奮発すれば買えなくはない金額でしたが、総額で考えると、妻の給料だけでは絶対に買い揃えられない金額でした。
私がブランドに詳しくないだけで（家電みたく品番もないし）、もしかしたら安いラインナップがあったり、家電みたく型落ちしたものが安出回っているのかもしれません。でも、どう考えても、こんなに多くは買えません。
もしかしたら、私に知らなかっただけで、かなりの浪費癖があって、クレジットカードを使いまくったり、借金でもしているのではないか？と思ったのですが、督促状が届いたこともなければ、日頃から無駄遣いをしている様子はありません。
家計用に使っている口座の金額も減っていないし、一度は疑問に思ったものの、クローゼットを漁ったことを言い出しにくく、しばらくの間は黙っていました。
それから数週間後、妻が高級ブランドのバックを持っていたので、何気なく聞いてみました。
「それ、どうした？高いブランドじゃないか？」
「これ？中古！会社の人がいらないって言うから、ランチを奢ることと引き換えに譲ってもらったの」
クローゼットの中に隠している大量のブランド品のことを言わなかった時点で、これが嘘であることは間違いないでしょう。
これを機に、妻への疑いが深まっていきました。
妻の同僚に聞いた社長の愛人説
妻が寝ている隙を見て、妻のスマホの中を探ろうと試みたことはあったのですが、ロックが掛かっていて出来ませんでした。
それに、ブランド品の持ち物が増えていること以外は、残業が極端に増えたり、朝帰りをしたり、四六時中スマホをいじっているなど、怪しいことが特になく、夜の夫婦生活も拒まれたりはしていませんでした。
考えれば考えるほど分からなくなっていましたが、潔白なのに疑われるなんて妻にとっても我慢できないほどの屈辱なはずです。だから、本人には直接聞けずにいました。
悶々とした日を送っていた頃、会社の取引先の人と飲みに行くことがあり、その人の営業先の一つに妻が勤めている会社があることを知りました。
「その会社の人、誰か紹介してくれませんか？」
私が言うと、取引先の人は「別に良いですけど、業種も違うし、営業するものなんて何もないでしょう」と返されてしまい、咄嗟に「実は、その会社に転職を考えている」と言うと、「そういうことなら！」と、その場で連絡を取ってくれました。
その数日後、初対面同士だと会話が弾まないと思って、紹介してくれた取引先の人も交えて、3人で飲みに行きました。
社内の実情や有休の取りやすさなど、求人情報には載っていないことを中心に質問しながら、ガンガンとお酒を注文し、ほどよく雰囲気がくだけたところで、「そう言えば、以前、会社の近くでタイプの人を見かけたんですよ」と、妻の特徴を詳しく伝えました。
すると、妻の会社の人は「ああ、〇〇さん（妻の＝私の名字）ですね。あれ！？同じ名字ですね、珍しい名前なのに」などと言いながら、向こうからも妻の特徴を言って来ました。
間違いなく妻のことでした。
すると、妻の会社の人は「あの人はダメですよ。プライベートな質問はこのご時世、何でもハラスメントになってしまうので、結婚しているとか、恋人がいるとか、そういうことは分かりませんが、聞いた話によると、あの人は社長の愛人らしいです」と言って来ました。
社長の愛人…。
この言葉を聞いた時は絶句してしまいました。
「噂ですよね？証拠でもあるんですか？」
私が食い気味に聞くと「噂と言うか、社長が自分で言いふらしているんで間違いないです。〇〇さんには手を出すなよ、って私も上司から直に言われましたから。社長は奥さんも子供もいるんですけど女好きで、彼女に結構なモノを貢いでいるみたいです」
これで全てが合致しました。クローゼットに隠されていた高級ブランド品の数々は社長からの貢ぎ物でした。
「でも、社長さんが一方的に貢いでいるだけじゃ？」
私がしつこく食い下がると、「やけにその話題を引っ張りますね」と笑われた後、「いえ。かなり卑猥なネタもあるんですけど、公共の場なんで控えましょう」と言われました。
その時の下品な表情を見る限り、肉体関係に関する話も広まっているのでしょう。
彼が悪いわけではないのに、思わず手が出そうになりました。そこはグッと堪えたのですが、それ以上の話が出てしまったら、自分でも抑えられる自信がありません。
「急用ができたから帰ります」と言って、お金だけ置いて先に帰りました。
今度のことは考え中
それ以降、平静を装っていますが、無意識で妻のことを避けるようになりました。何度も何度も妻を問い詰めようか、と思いましたが、問い詰めた後のことを考えると、何も言えません。
「浮気は本当だ」と言われたら、私はどうしたら良いのでしょう？
娘はまだ小さいし、今でも義母の協力の元で成り立っている状況です。義母がいなくなれば、私が働きながら育児をすることは無理でしょう。その一方で、親権を取られてしまうなんてことは考えたくもありません。
反対に、「そんなの噂話に過ぎない」と言われたら、どうしたら良いのでしょうか？
ブランド品はプレゼントされたけれど、何の関係もないと言われたら、妻の言葉を信じて元通りに戻れるでしょうか。それもまた難しい気がします。
結局、どっちに転んでも、もはや夫婦仲の修復は難しい気がしています。
だからと言って、このままの状況が続くことも、重苦しい空気だけが残ることになってしまい、夫婦にとっても自分にとっても、もちろん成長していく娘にとっても、良い環境ではないと思います。
どんなに考えても悩んでも、どうしたら良いのか？の結論が出せません。
＜浮気探偵.com編集部より＞まずは証拠の確保を！
今回の体験談では、かなりクロに近い現状とは言え、浮気に関しては「聞いた話」に過ぎず、確固たる証拠がありません。
自宅にあるプレゼントと思われるブランド品の数々が、浮気を疑う引き金となりましたが、プレゼントを受け取ること自体には何の問題もないので、あくまでも「浮気」の部分が事実なのか？を確かめましょう。
ご自身で浮気の証拠を掴もうとされる方も多いですが、浮気相手と思われる社長さんも既婚者であることを踏まえると、相手側の奥さんから先に慰謝料を請求されてしまう可能性があります。
高価なモノをたくさん贈っているようなので、それがカード払いであれば明細で確認できますし、一般的に女性の方が男性よりも勘が鋭く、もしかしたら、既に浮気を確信しているかもしれません。
慰謝料請求だけならまだしも、浮気が引き金となった事件の中には、無関係であるはずのお子さんが巻き込まれて、犠牲になってしまったケースも見られます。
娘さんを守るためにも、まずは確実な証拠を手に入れて、経験豊富な相談員やカウンセラーと共に対策を立てることをおすすめします。
