こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は妻の浮気を友人から聞かされた夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 20代後半
・妻 20代後半
・私の友人
・妻と同じジムに通う男=妻の浮気相手
・娘 4歳
妻の浮気 友人が目撃した妻の不倫デート
妻とは、学生時代に合コンで出会って付き合い始めました。
合コンと聞くとチャラついたイメージがあるかもしれませんが、私も妻も人数合わせで頼み込まれて出席しただけで、だからこそ気が合ったのだと思います。
合コンの時に連絡先を交換して、何度か会ううちに付き合うことに…。就職してからも交際は続き、25歳の時に結婚しました。翌年には娘が授かり、夫婦としてだけではなく、親として、家族として、これまでとは少し異なる生活が始まりました。
私は、娘を2人で育てたい気持ちが強かったので、仕事が終わったら直帰し、家事や育児は率先して行っていました。妻は、娘が生まれてから1年ばかり会社を休んで育児に専念していましたが、それが終わると、時短勤務で仕事を再開し、昼間は近くに住んでいる妻の両親に娘を預かってもらっていました。
幸せだけど自己中な妻に不満も
妻は仕事をしながら、家事・育児と一生懸命やってくれていたと思います。
ただ、1つだけ不満があって、結婚前からですが自己中なところがあり、それに加えて強引でした。たとえば、夫婦の給料は1つの口座にまとめて、それぞれお小遣い制にしていたのですが、妻は「美容院が高いから」「私服勤務だから」などの理由で私の倍の金額でした。
「あなたは1000円カットで充分でしょ」「あなたはスーツなんだから2~3着を着まわせば良いでしょ」
そして、必ず最後にこう言います。
「私はそういうわけにはいかないの」と。
その他にも、なくした時や病気になった時に困るから、などと言って、お互いのスマホのパスワードを同じにするなど、勝手に沢山のルールを決められて、それに従わないと不満を爆発させて、しばらく無視されたり、あからさまな態度を取られたり…と、子供じみている部分がありました。
それでも、結婚してから「ああだこうだ」と言っても仕方がありません。いろいろな要求を受け入れてでも、家族を支えなくては!と思いながら我慢をしていました。
娘は3歳になると、近くの幼稚園に通い始めました。それでも妻は「お迎えがあるから」と言って、時短勤務のままでした。妻の職場は、希望をすれば子供が3歳を過ぎても時短勤務が可能で、その分、お給料は減りますが、育児と仕事の両立が叶えられる良い職場でした。
ところが、「お迎えがあるから」と言って、時短勤務を続けていた妻が「ジムに通う」と言い出したので、さすがに反対して、口論となりました。
ただでさえ時短でお給料が減っているのに、ジムに通うだと?しかも、ジムに行く日は、お義母さんにお迎えをお願いするだと??
あまりにも自分勝手すぎます。しかし、私には「相談」ではなく「事後報告」だったようで、既にジムには入会し、ウェアやシューズも買って、さらにお義母さんに月・水・金のお迎えを頼んで承諾まで得ていました。
「お母さんが良いって言ってるのに、あなたが口出すことじゃない」「私は私のお小遣いの中からジムに通うことにした」
それなら…と、私もお小遣いを同等の金額に増やして欲しい、帰ってから家事をする分担を少し減らして欲しい、と言ったのですが、私の要求は却下されるだけでした。
自分だけ好きにお金を使い、自分だけ好きに時間を使っているようにしか思えず、不満は募りました。
妻が男性と歩いているところを友人が目撃
それから3ヵ月が過ぎた頃、学生時代の友人から電話がありました。
その友人は、私たちと同じ最寄駅に住んでおり、妻と同じジムに通っていました。妻とは面識がありますが、それほど親しい間柄ではないため、ジムで会った時に「挨拶くらいはする」程度です。
友人とLINEをすることはあったのですが、電話が掛かって来ることは珍しかったので、何事かと思って出てみると「お前の奥さんが、別の男と一緒に歩いている」と言われました。時間は夕方4時。私はまだ勤務時間中で、妻はジムに行っているはずの時間でした。
その友人は、市場勤務で平日は15時に仕事が終わるため、妻と同時間帯にジムを利用しています。よく顔を合わせているので、見間違えることはないでしょう。
「一緒にいる男、誰か分かる?」
会社の廊下の端まで行って、小声で聞くと、友人は「名前は知らないけど、同じ時間にジムでよく見る男。たぶん、俺らより年上。ジムで知っている人がいるかもしれないから、聞いてみる」と言われました。
それから1時間後、また友人から電話があり、さっきよりも低い声で、こう言われました。
「Hさん(名字)って言うらしい。今日は来てないし、お前の奥さんも来てない。で、俺から聞いたって言わないで欲しいんだけど、Hさんはジムで彼女ができたって評判らしいよ。奥さんじゃないといいけどな」
その日の夜、遅く帰って来た妻にどこへ行っていたのか?と聞くと平然と「ジム」と答えました。その時は、娘を連れ帰ったお義母さんも、自宅にいたので、それ以上は問い詰めませんでしたが、妻に対する不満が不信感へ変わり、怒りがピークに達しました。
浮気相手との場をセッティング
深夜、寝ている妻のスマホをチェックしてみたのですが、何かを感じ取ったのか、LINEのやり取りは全て削除されていて、浮気の証拠は見つかりませんでした。
しかし、相手の名前はあるのに、やり取りが一つもないことがさらに怪しく感じて、相手の男性に直接会って問い詰めることを決めました。相手の連絡先は妻の携帯から簡単に見つけ出すことができましたが、いきなり私が電話をしても警戒して会ってくれないでしょう。
翌日、私は友人に電話をして、男性との場をセッティングしてもらうようにお願いしました。
「イヤだよ。俺、話したことないし。そもそも俺を巻き込むなよ!親切心で教えてあげたのに、何で俺が恨まれる役をしなきゃならないんだよ!」
散々拒んでいた友人でしたが、最終的には私を不憫に思ったらしく「Hさんの名前を教えてくれた人が知り合いみたいだから、2人でいる時に誘ってみる。お前は偶然を装って来いよ。俺と知り合いだとか、俺が絡んでいることは絶対に言うなよ!」と念を押しながら快諾してくれました。
機会はすぐに訪れました。
2日後の夕方、友人から「ジム帰りにコーヒーに行くことになった。19時にジムを出るけど、酒じゃなくてコーヒーだから、そんなに長い時間は引き留められないかも。お前も19時にはジムの近くにいてくれ!」と連絡があり、その日は定時で仕事を終えました。
19時少し過ぎに、ジムの近くで待っていると、友人が場所とHさんの服装や特徴をLINEで教えてくれました。
浮気を認めて一筆も
指定されたカフェに行くと、友人と同じテーブルに、私たちより少し年上に見える男性が2人座っていました。友人からの情報に合う男性は、そのうちの1人。それが妻の浮気相手でしょう。
私がそのテーブルに行くと友人は咄嗟に視線を外しました。
「あの…、Hさんではないでしょうか?」
私が声を掛けると、男性は驚き、不審そうな顔をして「そうですが、どなたですか?」と丁寧な口調で返して来ました。「○○(妻の名前)の夫です。お話があるので、少しの時間だけ席を移動してもらえますか?」と切り出すと、すんなりと応じ、友人たちに「もし、あれでしたら先に帰って下さい」と伝えていました。
もう1人の男性が心配そうな顔で「大丈夫ですか?」みたいなことをHさんに言っていたのですが、友人がその男性の袖を引っ張り、意味深に目配せをしていました。
友人たちと遠く離れた席に座った私は、Hさんに「全て分かっています」と伝えると、潔く不倫関係を認め、すぐに謝罪されました。私が予想していたよりも物腰の柔らかい感じの良い人で、違う出会い方をしたかったな…とさえ思いました。
私が「もう妻とは会わないことを一筆書いてもらえますか?」と、持参したペンを差し出すと、私が言った通りの文言をキレイな字で書き綴り、署名までしてくれました。
本当は慰謝料を取る気も満々でしたが、ジムを退会すること、目の前で妻の連絡先を全て削除すること、二度と連絡を取らないことを条件に、今回は許すことにしました。
この間、私に何度も謝罪し、最初から最後まで誠意を見せてくれたと思います。
一方、帰宅後に私から全てを聞いた妻は、狂ったように激怒しました。特に私が勝手に相手と会ったことに対して怒っていて、私が目の前にいるのにも関わらず、焦った様子で何度も相手に電話を掛けて、繋がらないことに悲観していました。
「何てことしてくれたの!最低!!」
そんな暴言まで吐き、相手の男性がジムを退会したこと、もう二度と会わないと言っていることを知ると、ショックを受けたらしく「もう知らない。私は出て行く!!」と言って、子供を置いたまま出て行ってしまいました。
その日の夜、妻は帰って来ませんでした。
深夜でしたが、妻の実家に電話をしたところ、案の定、実家に帰っており、両親には浮気のことを言わず、「喧嘩して帰って来た」と言ったそうです。次の朝になっても、娘を置いたままなのに帰って来ない妻に見切りをつけて、私も離婚を決めました。
これから離婚の手続きを進めて、妻には慰謝料を請求するつもりです。もちろん、こんな身勝手な人に、娘の親権を譲るつもりもありません。