こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は、同じ会社で働く妻に関する噂をもとに、浮気現場に突撃した夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 20代後半
・妻 20代後半
・妻の上司
・同僚
目次
妻の浮気 夫婦のルールに嫌気?自由を求めて妻が社内不倫
妻とは職場結婚でした。
入社歴で言えば、妻の方が私の2年先輩になりますが、年齢は同じです。入社当時から部署は違いましたが、休憩スペースで一緒になることが多く、わりと早い段階で仲良くなりました。
仕事が終わってからも、飲みに行くことが増え、その時に独身で彼氏がいないことを知りました。
半年くらいは、ただ仲の良い同僚でしたが、正式に付き合うようになって、それから1年後には同棲し、さらに1年後に結婚しました。
結婚時から同僚たちにも「付き合っている」と伝えており、特に口止めもしていなかったので、結婚する頃には社内のほとんどの人が知っていたと思います。
部署が違うので、結婚してからも帰宅時間はなかなか合わず、早く仕事が終わった方が夕食を作ることもあれば、2人とも遅くなる時には、各自が外食やコンビニなどで買って来て済ませることもありました。
どこの夫婦や家庭にもあるルールだと思いますが、せっかく作った夕食が無駄になったら、もったいないし、作った人もガッカリするので、「ご飯はいらない」「今日は何時になるから家で食べる」「自分の方が早く帰るから用意をしておく」とか、夕飯をどうするか?は事前に連絡し合うことにしていました。
私は、高校の時から親元を離れて一人暮らし(高校時代は寮生活)をしていたので、家事は一通りできます。そのせいか、今になって思えば、自分のやり方を妻にも押し付けていたのかもしれません。
それと、潔癖症とまでは言いませんが、私は外で着ていた服のまま、ソファに座られることが嫌だったり、外で買って来たものが入っている紙袋やビニール袋を、ダイレクトに床やテーブルに置かれることが嫌だったり、スナック菓子を食べた手で部屋の物に触られたくなかったり…。
妻にまで同じことを求めませんでしたが、妻が置いたリモコンをキレイに並び替えたり、妻が拭いた場所をもう1回拭いたり、嫌味ではなく無意識にしていたことですが、それがあてつけに見えたのか、わざと聞こえるように大きなため息をつかれることもありました。
それでも週末は、一緒に遊びに行ったり、夜は一緒にネトフリを観たり、ゲームをしたり、仲良くしているつもりだったので、まさか浮気をするなんて思ってもいませんでした。
同僚から聞いた妻と上司の噂
妻の様子をおかしいと感じたことはありませんでした。
ただ、「遅くまで働く日が増えたな」とは思っていました。とは言っても、深夜まで残業してくるのは、週に1度程度で、結婚前より月に2~3回多いくらいなので、そこまで気にしていませんでした。
ところが、結婚してから1年も経たないうちに、仲の良い同僚たちから呼び出されて、こう告げられたのです。
「俺らだって、こんなことは言いたくないけど、お前のために言うんだ。言おうか言わないか、ずっと悩んでたけど、みんなで話し合って、これ以上、噂が広まる前に、お前の耳に入れた方が良いと思って言うんだ」
皆、深刻そうな顔をしており、何事だろう…と思いましたが、妻のことだとは思いもしませんでした。仲の良い同僚たちのうち、2人は妻と同じ部署で働いており、その部署内では「誰もが知っている話」だとして打ち明けてくれました。
妻が、同じ部署の課長と社内不倫をしている、と。
しかも、深夜の会議室で性行為をしているような声や音が聞こえる、と。
「誰がそんなバカな噂を広げてるんだ!立派な名誉毀損だぞ」と、私が声を荒げると、1人の同僚が私の肩に手を置きながら言いました。
「俺は、実際に聞いたんだ。お前の奥さんと課長と俺が残業していて、同じ階の他の部署は誰もいなくて真っ暗でさ、終電になりそうだったから、俺は先にあがったんだ。で、駅まで着いた時に、忘れ物に気付いて戻ったら、2人の姿見えなくて、てっきり2人とも帰ったと思ったら、電気の付いていない会議室から声がして…」
そこまで言った時に、別の同僚がかぶせました。
「俺もだよ。遅くまで残業していたら、課長から帰るように言われて。お前の奥さんも残業中だったんだけど、俺だけに日付が変わる前に帰れ、とか言ってきて。2人に挨拶して先に出たんだけど、腹が痛くてトイレ寄って、大してたら、2人の話し声が聞こえて来て、トイレ出てから会議室の前を通ったら、妙な声がしてさ」
同じように、遅くまで残業している時に、課長から帰るように促される人が多々いるそうです。
どの人も、妻と課長だけ残して先に帰った後、忘れ物があって戻ったり、差し入れをしようとして戻ったり…、何かしらの事情があって数分後に執務スペースに戻ると、妻と課長の姿が消えており、会議室から「行為中と思われる声」や音を聞いたそうで、その噂が広がっていると言います。
「今じゃ、お前の奥さんと課長の3人になっちまうと、気まずくて、どんなに仕事が溜まっていても、みんな帰るようになった」と言われ、おそらく警備員たちの間でも知られた話だろう、と言いました。
「今度、そのシチュエーションがあったら教えて欲しい。自分の目で確かめる」
私は妻と同じ部署で働く2人に頼み、他の同僚たちには、その噂を聞いたら全力で否定してもらうようにお願いしました。
会議室で見たショッキングな光景
それを聞いてからは全く仕事が手につきませんでした。それどころか、今すぐ、妻と課長の所へ行って問い詰めたい衝動に駆られました。
その日の夕方です。
「今日は遅くなりそう。夕飯はいらない」と、妻からメールがありました。
怪しまれないように、自分は定時で帰ると返信し、定時であがってからは、会社近くのカフェで時間をつぶしながら、同僚にメールを送って様子を探りました。
「まだ分からん。ただの残業で課長が先に帰るかもしれないし。とりあえず、俺も今日、遅くまで粘ってみるわ」
もう1人の同僚も、遅くまで付き合ってくれるそうです。
話を聞いた日にこんな展開になるなんて…。気持ちの整理はつきませんでしたが、生きた心地がしないまま何週間も様子を見ることもまた、心臓が持ちそうにありません。早い方が良かったのかもしれません。
スマホで離婚について調べながら待つこと3時間。時間は21時を過ぎており、店員から「閉店の時間です」と言われてしまいました。
それからは外で待っていましたが、22時半を過ぎた頃、ようやく同僚から連絡がありました。
「俺らと課長と奥さんの4人だけになった。今、見て来たら、同じ階はもう誰もいないし、俺らもすぐに帰るから、10分くらいしたら、会議室の方に行ってみれば分かると思う」
連絡があってからすぐに、同僚2人は出て来ました。会社の外にいた私を見つけると近寄って来て、「何があっても絶対に手は出すなよ。俺らも外で待ってようか?」と心配してくれましたが、その時は、同僚たちの優しさに感謝をする余裕なんてありませんでした。
長い長い10分が過ぎ、妻が働いている部署のフロアへ行くと、執務スペースの電気は消えていました。
同僚たちに教わった会議室の前に立つと、絶望的な音が聞こえて来ました。聞き耳を立てなければ聞こえないほどの大きさで、妻と思われる女性の声も聞こえます。
ショックと怒りで気がおかしくなりそうでしたが、待っている間に調べた通り、冷静になって、まずは証拠を集めることに専念しようと決め、スマホでドアの中から聞こえてくる音を録音しました。
しかし、録音した音だけでは何の音か判断しにくい気がして、今度はスマホのカメラを動画に切り替えて、撮影モードにしたまま、そっとドアを開けて、部屋の電気をつけました。
室内は真っ暗とは言っても、ブラインドは開いていたので、わずかな光が差し込んでいました。急に明かりを付けたので、相当まぶしく感じたのか、会議室の大きなデスクに横たわっている二人は目を細めて、こちらを凝視しました。
妻の上に覆いかぶさっている課長は、ズボンとパンツを膝まで下ろした状態で、上着は着たままでした。課長とデスクに挟まるようにしている妻も服こそ着ていましたが、スカートはまくり上げられており、胸は丸出しでした。
どんな言い訳もできない光景です。
でも、込み上げてくる感情を抑えて、震えた手で動画を撮り続けました。
ようやく状況を理解した妻は泣きそうな顔になり、直後に課長が大声で怒鳴りました。
「何撮ってんだ。やめろ!!」
妻が明かした不倫の理由
その瞬間、私は会議室から逃げ出していました。
課長が怖かったのではなく、この状況がおそろしくて、このまま死んでやろうかとも思いました。会社を出てから、ようやく足が止まり、止まった瞬間に自分では抑えられないほど、手足がガクガクと震え出しました。
浮気の証拠が消されないように、自分のメールや自分のLINEに送信し、それが終わった瞬間に、ひざから崩れ落ちるように、その場に座り込んでしまいました。立っていられなかった、と言うのが正直なところです。
追いかけてきた妻は、座りこんでいる私の隣に来て、「ごめんなさい」とだけ言いました。この時は、浮気の理由や経緯など聞ける状態ではありませんでした。
妻の顔すら見ることができず、謝る妻に対して、反応することさえできませんでした。
立ち去った妻は、その日、家に帰って来ませんでした。
次の日、会社を休んだ私に同僚から連絡があり、妻も出社していないと知りました。その夜も、次の日も、妻は帰って来ず、1週間が過ぎた頃、郵便受けに妻からの手紙が入っていました。
宛先も消印もなかったので、私が出社しているうちに、自宅まで来たようです。
封筒には、記入を済ませた離婚届と手紙が入っていました。
はじめに、浮気をしたことについて謝罪があり、その次に「結婚してからの毎日が息苦しくて、自由になりたかった」と綴ってありました。具体的なことは書いていませんでしたが、手紙の中で私のことを「神経質」と表現していたので、色々なルールや行動に不満があったのでしょう。
課長との不倫については、2人で深夜残業をしている時に、肉体関係を持ってしまい、それから定期的に関係を持つようになった、と書かれていました。課長に対する気持ちは、分かりません。
また、会社には退職届を郵送で出したこと、課長も会社を辞めてけじめをつけるから、課長の家族には言わないで欲しいこと等が書かれていました。自分たちの非は認めるけれど、罪のない課長の家族まで巻き込みたくない、と。
後日――。
離婚届を提出しました。元妻だけではなく、課長も会社を退職したようです。それでも、私の結婚生活を破綻させておきながら、自分は家族との関係を維持したいから「巻き込まないでくれ」では筋が通りません。近いうちに課長に対して、慰謝料を請求するつもりです。
もちろん、元妻にも慰謝料を請求しようと思っています。自由には責任が伴うことを知ってもらわないといけないし、無傷で済ませようとは思っていません。
探偵に浮気調査を依頼した方が良い人の特徴
浮気調査を自分の力で行うことは可能ですし、証拠を掴むことができる可能性も少ないですがあります。ですが、場合によっては自分で調査をしない方が良い場合があります。
離婚や慰謝料の請求をする場合
自分で浮気調査をしない方が良い場合の一つ目が、浮気が発覚した後に離婚や慰謝料の請求を求める場合です。もし自分のパートナーが浮気や不倫をしていた場合に、離婚や慰謝料を請求したいというのであれば、浮気調査をしてくれる探偵事務所に依頼することをおススメします。
理由としては、より良い条件で離婚をするために調停で協議をする時や、パートナーや不倫相手から高額な慰謝料を支払ってもらうためには、肉体関係を持っているかなどの不貞行為の証拠を掴む必要があることが挙げられます。離婚調停で裁判官に認めてもらうには、浮気・不倫相手に故意や過失があり、そのうえ不貞行為があったことを立証する証拠が無ければいけません。
自分で完全なる浮気の証拠を掴むのは極めて難しいことなので、探偵事務所に依頼することで証拠を掴む可能性が上がるとともに、不貞行為が立証できる証拠を記載した報告書を作成してもらうこともできます。その報告書があれば調停で有利になるので、離婚や慰謝料の請求を考えている方は一度探偵事務所に相談してみましょう。
リスクを負えない場合
自分で浮気調査をしない方が良い場合の二つ目が、自分で浮気調査をしておきながら、リスクを負えない場合です。浮気調査を自分ですることは上記の通りできますが、リスクを伴います。これからどのようなリスクがあるかはお伝えしますが、そのリスクを負えないのであれば自力で調査をすることは控えた方が良いでしょう。
そのうちのリスクの一つが、違法な手段の可能性があることです。よく聞くのが、パートナーのスマホの中身を勝手に見たり、鞄や衣服にGPSを仕込むことです。これらは、プライバシーの侵害に当たるので気を付けなければなりません。
リスクの二つ目が、怪しいからと交際中の相手の家に無断で侵入したり、別居中のパートナーの家に無断で侵入するなど、相手の意志に反する立ち入りを行った場合です。浮気調査をする側が住居侵入罪に問われてしまいます。
リスクの三つ目が、ストーカー行為です。浮気を調査するにあたって、待ち伏せをしたり付きまうことが多いと思います。ですが、そのような行為はストーカー行為とみなされることがあるので注意しなければなりません。自力で浮気調査をするには多くのリスクを伴うので、リスクを負いたくない方は探偵事務所へ相談してみてください。