こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、異国の地で妻に浮気をされた夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代半ば
・妻 30代前半
・妻の同僚=妻の浮気相手
・妻の同僚女性
妻の浮気 アメリカで妻が現地スタッフと浮気
妻とは、仕事を通じて出会いました。
私は旅行会社で働いており、ツアーで観光客のアテンドをすることもありました。妻は、ツアー客の宿泊先として利用することが多いホテルのフロントスタッフで、簡単に言えば、私の一目惚れです。妻の気さくな性格のおかげで、わりとすんなり連絡先を交換することができ、休みの日に会うようになりました。
その半年後には正式にお付き合いが始まり、私の海外赴任をきっかけに籍を入れました。
赴任先はアメリカです。幸い、私も妻も英語を話すことができたので、仕事や生活で不便を感じることはなく、妻もすぐに日系のホテルの仕事を見つけることができました。
結婚前からですが、ホテル勤務の妻には定期的に夜勤があり、それはアメリカでも変わりませんでした。なので、2人の生活パターンは、日本で暮らしていた時と大きな違いがなく、私もすんなりとアメリカでの暮らしに馴染んでいきました。
狭いコミュニティで妻の浮気が判明!
アメリカは日本と比べて面積が広大で、都市の規模も大きいですが、日本人コミュニティは想像していたよりも非常に狭く、さらに私と妻は会社こそは異なりますが、どちらも日系の旅行関係の会社に属していたため、すぐに現地の知り合いができました。
それは時に心強くもありますが、面倒でもあります。
私たちが夫婦であることはすぐに知れ渡り(私がツアー客を妻の働くホテルへ案内することもあるため余計に、でしょうが…)、妻の同僚と街で出くわすと、挨拶どころか世間話で数分は拘束されることも珍しくないほどでした。
妻の行動に変化を感じたのは、以前は全く興味のなかったスポーツの話を頻繁にするようになったことでした。大リーグやバスケットならまだしも、アイスホッケーのナショナルホッケーリーグの話を盛んにして、明らかに誰かの影響を受けているようでした。
もちろん、日系のホテルとは言え、アメリカ人のスタッフも沢山働いているので、アイスホッケーが話題に出ることはあるでしょう。それを差し引いても詳し過ぎるくらい、選手の名前やチーム名などを覚えており、なんとなく「頑張って勉強している感じ」もしました。
とは言え、それが浮気に結び付いたわけではありません。
その数ヶ月後、妻と同じホテルで働く女性スタッフ(日本人)と街でバッタリ会った時に「ちょっと時間ある?」とカフェへ誘われ、意外な事実を告げられました。
妻の浮気相手は同じホテルの外国人スタッフ
「言いにくいことだけど、親切心で言うのよ」
妻や私より少し年上の女性スタッフは、言いにくいと断りながらも、言いたくて仕方なかった様子で、私に話し始めました。
「奥さん、同じホテルの従業員と浮気をしているの。知ってた?知らなかったでしょ?相手は地元のアメリカ人で、独身の人。黙っていようと思ったんだけど、少し行動が目に余るのよ。これ以上、噂が広がったら、困らない?」
親切心と言うよりは、なんとなくですが、彼女がそのスタッフに好意を持っているような言い方でした。もしくは、個人的に妻のことが大嫌いかー。とにかく、親切ではなく私に告げ口をする機会をうかがっていたような印象を受けました。
それを裏付けるように彼女は、浮気相手の名前、年齢、ルックスなど細かい情報を私に伝え、「連絡先もあった方がいいわね」と、スマホを取り出し、彼の電話番号とメールアドレスを紙に書くと「きちんと清算させた方がいいわよ」と、私に差し出しました。
あえて、わざわざコトを大きくしようとするあたり、何かを狙っての行動でしょう。ただ、私としても貴重な情報を放置しておくわけにはいきません。
すぐに店を出て、自宅への帰り道で、渡された紙に書かれていた番号に電話をしました。
「本気じゃない」と言う彼と「本気だ」と言われた妻
電話に出た彼は、最初こそ妻のことは「知っているが、個人的な付き合いはない」と浮気を否定していました。しかし、情報提供者がいること、さらに情報提供者はホテル関係者であることを伝えると、一転して浮気を認め、私に謝罪しました。
本気ではなかった。もう、手を出さない。
そう約束した後に「夜勤の後にウチへ来ることもなくなるだろう」と余計な一言を発したおかげで、不貞行為が夜勤の後に男性宅で行われていたことまで判明しました。
帰宅をした妻に、この件を報告すると、明らかに動揺し「知らない」を繰り返しましたが、男性の氏名や「夜勤の後に男性宅に行っていたことまで知っている」と伝えると、ごまかせないと思ったのか、浮気を認めました。
ただ、一つ予想外だったのは、妻は男性が「本気だ、と言っていた」と主張し、私と別れて浮気相手と一緒に暮らしたいと言い出したことでした。
これには私もショックを受けました。
私は妻と離婚なんてしたくありません。妻の浮気は許せませんが、やり直せるものなら再びイチから信頼関係を築いていきたいですし、海外赴任が終わって帰国をしたら、新居や子供のことも一緒に考えたいと思っています。
結論を言うと、今現在、すべてにおいて保留のままですー。
アメリカ人男性は「妻と別れる」と約束してくれましたが、妻は「彼と一緒になる」と主張を変えず、以前と変わらず同じホテルに通っています(しかも私と暮らすアパートから)。
浮気相手が私に言った言葉と妻に言っていた言葉には食い違いがあり、相手の本心は分かりません。それを確かめようと妻が働くホテルへ行ったのですが、彼はホテルを辞めてしまい、電話番号も変えたようで、連絡ができない状況です。
慰謝料も謝罪の言葉も、一切要りません。せめて妻の心だけでも取り戻したいと思っています。