こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、尾行をして妻の浮気を突き止めた男性の体験談をお伝えします。
登場人物
・私 30歳
・妻 30歳
・ダンスクラスのコーチ(妻の浮気相手) 推定30代
妻の浮気 ダンスクラスのコーチと妻の浮気
妻との出会いは新入社員の研修の時でした。
初出社のオリエンテーションの日に、たまたま席が隣で部署も同じだったため、初対面から話す機会が多く、すぐに打ち解けました。
同期は人数も少なく、お互いに新入社員として助け合ったり、仕事の不満を言い合ったり、それでいて妻は仕事の覚えも早く、テキパキと動ける人だったので、時には仕事を教わることもありました。
妻に限らず同期の仲は良く、いつも通り金曜日の夜に集まって飲んだ日、ストレスが溜まっていた私は飲み過ぎて潰れてしまい、そこから一番近い妻の部屋に連れて行かれ、そのまま彼女の部屋に泊まりました。
この日をきっかけに交際がスタートし、恋人でありながら親友でもあり、そして信頼できる同僚でもある、非常に良い関係を築けていたと思います。
3年ほど交際した後に結婚を考えました。
この時、妻は病気で会社を休んでいました。詳しい病名は伏せますが、子供は諦めなければならない状態で、妻は絶望感に溢れ、全てをネガティブに捉えている時期でした。
病気自体は快方に向かい、そろそろ会社へ復職するタイミングでしたが、身体よりも心が回復していないようで、結婚を申し込み、会社は辞めてもらいました。
私としては、子供のいない未来であっても、妻とずっと一緒に過ごしていきたく、さらに元気に暮らして欲しかったので、身体や心に負担の掛からない生活を送って欲しいと、退職を勧めました。
プロポーズから1年後、お互い27歳の時に結婚しました。
私は仕事を続け、妻は専業主婦です。ずっと家の中にいても気持ちが沈むのでしょう。週に2度ほど、ダンスクラスに通いながらも、主婦業は完璧にこなしていました。
イベントで出掛けた日に知人と遭遇
ダンスクラスは毎週火曜日と金曜日でしたが、平日のレッスン以外にも週末を利用したイベントがありました。毎週ではなく月に2回ほどです。
妻の気分転換になるのなら…。
そう思って、週末のイベントにも気持ち良く送り出していました。
その間は一人でテレビを観たり、雑誌を読んだり、退屈と言えば退屈でしたが、自分が暇だからと言って妻を行かせないのは違うと思って、一度も咎めたり、イヤな顔をしたことはありません。
結婚して3年が経った頃の週末。いつものように妻がダンスクラスのイベントで出掛けたのですが、無性に洋菓子が食べたくなり、駅前の洋菓子店へ行ったところ、妻と同じダンスクラスへ通う知人と遭遇しました。
「ダンスクラスのイベントに行かなかったの?」
お子さんや旦那さんがいる人なので、週末は出掛けられないのだと思います。特に何の意図もなく、挨拶代わりに言った言葉に思わぬ返事が返って来ました。
「今日はないわよ。週末のイベントなんて春と秋の年に2回だし。ところで一人?あ、奥さんに買い物を頼まれたんでしょ?美味しいデザートを選んであげてね」
そんなはずはありません。妻は、ここ何年も月に2回はダンスクラスのイベントだと言って、週末に出掛けています。この人が知らされていないだけなのでは?
そう思っていると、知人はもっと衝撃的なことを言いました。
「でも奥さん、どうしてダンスクラスをやめちゃったのかしら。寂しいわー。時間があったら、お茶でもしましょうって伝えてね」
尾行した妻を待っていた男
妻が私に隠し事をしていることは明らかです。そして、毎週2回のダンスクラスと毎月2回のイベントも嘘であることが分かりました。
次の火曜日、私は有給休暇を取り、妻を尾行することにしました。ダンスクラスの時間は午後1時からですが、妻はダンスクラスに通っていないので、何時に家を出るか分かりません。
自宅近くのコーヒーショップの窓際に座り、妻が通るのを何時間も待ち続けました。
午前11時、予想よりも早く妻がコーヒーショップの横を通ったので、慌てて外に出て、静かに後ろ姿を追い始めました。
振り返ることもなく、慣れた様子で改札を通り抜けると、ダンスクラスのある駅の2つ前の駅で降りました。そこで待っていたのは、見覚えのある男でした。
ダンスクラスのコーチだ!!
妻をダンスクラスに送って行った時、初めてダンスクラスのイベントに妻が出演する時など、何度か見かけたことがあります。
二人は路地裏にあるオシャレなレストランに入り、1時間後に出て来ました。
時刻はお昼の12時半。この後、コーチがダンスクラスへ向かい、妻が帰宅をすれば何の問題もありません。
もしくは、ダンスクラスをやめたと思っているのは、あの知人の勘違いで、二人でダンスクラスへ行っても咎める理由はありません。ただ、ランチをしただけですから…。
しかし、妻とコーチは駅には向かわず、路地裏の奥にあるホテルへ入って行きました。
ショックでした。浮気をしていたことも、ダンスクラスと嘘をつかれていたことも、相手がダンスクラスのコーチだったことも、何もかもがショックでした。
ホテルへ入った時は、衝撃的過ぎて何もできませんでしたが、冷静になり、先ほど二人が入ったレストランで時間をつぶし、3時間後にホテルから出て来る姿を写真に撮りました。
二人は手まで繋いでいました…。
浮気を認めた妻の決断
帰宅した妻に証拠の写真を見せて問い詰めたところ、ダンスクラスのコーチとの浮気を認めました。
コーチと付き合い始めたのは約1年前。告白されて一度は断ったものの、相手のプッシュが強く、断りきれずに受け入れてしまい、現在に至ると言います。
男女の関係になってから、相手が他の女性の生徒と親しくする姿を見たくないから、とダンスクラスは退会し、コーチもスポーツジムの仕事に転職したそうです。
浮気をしていることに対して、そして私に対しての罪悪感はあったー。
妻はそう言いましたが、同時にこうも言いました。
「コーチとは本気で付き合っている」
許されることではありません。しっかりと別れて欲しいと言いましたが、その要求は無残にも拒否されてしまいました。
「コーチと結婚したいから離婚して欲しい」
ショックで何も言えなくなり、そのまま塞ぎこんでしまった私は、会社も無断で休む日が続き、事実上の解雇になりました。
心配した友人が弁護士を紹介してくれ、慰謝料請求などの説明を受けましたが、正直なところ、何も考える気力がなく、そのままになっている状態です。
妻は家を出て、ダンスクラスのコーチと一緒に住んでいます。
私の元には郵送で離婚届が送られ、それを見つめては悔しさのあまり、頭がおかしくなりそうな日が続いています。