こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、妻から何の前触れもなく離婚を切り出された夫の体験談を紹介します。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 20代後半
・妻 20代後半
・同級生(妻の浮気相手)
・私の友人
・娘 幼稚園
妻の浮気 同級生と妻の不倫
妻とは幼馴染でした。
地元の小学校で出会い、中学生の頃から好きでした。偶然にも同じ高校に通うことになり、高校2年生の時に告白をして付き合うことになりました。しばらくは順調でしたが、別々の大学に進学してからは遠距離になってしまい、大学2年生の頃には自然消滅していました。
再会したのは就職してからのことです。
仕事の打ち合わせのために、カフェで取引先の担当者を待っている時に、少し離れた席に座っている妻を見かけました。
声を掛ける時は緊張しましたが、久しぶりに話す妻は昔と何も変わっておらず「夜に飲みに行こう」と約束し、その日のうちに飲みに行きました。
妻は私と自然消滅した後に、大学の人と少し付き合ったそうですが、就職してからすぐに別れたそうです。
地元の同級生の話など、共通の話題が多いこともあって、その日の会話は盛り上がり、定期的に会うようになりました。特に、告白の言葉などはなかったのですが、そのまま以前と同じような関係が始まりました。
結婚のきっかけは妊娠でした。
当時は、まだ結婚願望がありませんでしたが、妻は妊娠3ヶ月に突入していました。もともと生理が不定期だったので、気付かなかったようです。
結婚願望こそなかったものの、妻のことは子供の頃から知っているので、結婚に迷いはありませんでした。
妻は、つわりもほとんどなく、妊娠8ヶ月までは仕事をして、無事に娘を出産しました。
突然切り出された離婚
それから5年間。
些細な喧嘩はあったと思いますが、次の日に持ち越さない程度のことで、普通に幸せな日々だったと思います。娘も元気に幼稚園へ通い、休みの日は家族でドライブに出掛けることもありました。
そんな毎日が一変したのは、何の前触れもなく、妻から唐突に切り出された言葉が原因でした。
その日、仕事から帰ると、深刻そうな顔で妻が「大事な話がある」と、私を寝室に連れて行きました。
娘は既に寝ていたので「リビングでもいいじゃないか」と言ったのですが、「テレビとかつけないで真剣に聞いて欲しい」と言われました。
娘について困っていることがあるとか、ママ友や幼稚園について困っていることがあるとか、そんな話だろうと思いながらベッドに腰掛けると、いきなり「離婚をしたい」と切り出されました。
全く予想していなかった内容だったので、何を言われたのか理解できない状態でした。
聞けば理由は「性格の不一致」と言います。
これだけ長く一緒にいて、今さら性格の不一致なんて納得できるはずがありません。
強いて原因を考えるとすれば、いつの頃からか、夜の夫婦生活がほとんどないに等しく、ただ、それに関しても妻の方から「疲れている」と拒まれていました。
「具体的に性格の不一致の要素を挙げてくれ」と言うと、私の欠点をいろいろと指摘されました。
ただ、どれもこれも離婚に繋がるような決定的なものとしては思えず、後付けのように感じる内容でした。
友人に聞いた妻と同級生との噂
地元が同じ(さらに小学校~高校まで一緒)なので、共通の友人も多く、そのうちの1人に相談すると「俺も聞いただけなんだけど…」と、妻と同級生に不倫の噂があると教えてくれました。
その同級生と私は同じクラスになったことが一度もなかったので、顔と名前がかろうじて一致する程度でしたが、彼も就職で都内近郊に出ており、1年ほど前に妻とどこかで会ったそうです。
そんな話、妻から一言も聞いていません。
友人が言うには、娘が幼稚園に通っている時間に、そいつと会い「親密な関係にあるらしい」とのことでした。
ちなみに友人も、別の男の友人から聞いた話らしく、再会した場所や会っている頻度など詳しいことは知らないようでした。ただ、妻が結婚していることや私が夫であることは知っているはずだ、と言っていました。
妻に聞いたところで、言い訳をされるだけだと思い、妻の浮気相手とされる同級生に会って、直接、話をすることにしました。連絡先は友人が入手してくれました。
浮気相手の同級生と直接対決
いざ、連絡を取ろうとした時に、ふと思うことがありました。
「浮気相手が私からの連絡に応じるだろうか?しかも、妻にまで話が行ってしまうのではないか?」
そこで、連絡先を入手してくれた友人に「悪いんだけど、お前が呼び出してくれないか?用事が会って東京に来た、とか言って。場所と時間は向こうに任せるから」と、お願いしました。
当日、同級生は職場の近くと思われるファミレスの一番奥の席に座っていました。
私が行くと顔色を変え、目を泳がせながら「あれ?久しぶりだね。今日、偶然○○と待ち合わせなんだ」と、友人の名前を出しました。
変に言い訳をされないように単刀直入に「呼び出したのは俺だ。妻から話は聞いた。詳しく話して欲しい」と切り出すと、テーブルに頭をこすりつけて、勢いよく謝られました。
「ごめん!!」
浮気の話は本当でした。
さらに、妻とは結婚を考えており、娘のことも自分の娘だと思って大切に育てる、と言い出しました。怒りで頭に血が上って、つい手が出そうになりましたが、下手に問題を大きくすると面倒なことになるので、その日は「弁護士に相談している」と言って、その場を去りました。
怒り心頭で店を出ましたが、正直この時点では、妻とやり直したいのか、それとも離婚を受け入れるのか、自分自身の気持ちが固まっていませんでした。
一つだけ確かなことがあるとすれば「娘の親権は絶対に渡さない」ということで、それに関しては徹底的に戦おうと覚悟を決めました。
男から連絡があったのでしょう。
その日、家に帰ると、妻の姿はありませんでした。実家に帰ります、とだけ書かれた紙を置いて、娘も連れて行ったようです。
悩みに悩んで1週間後、離婚を受け入れることにしました。
妻とやり直すことも、もちろん考えましたが、わだかまりが消えることは一生ないような気がして、そんなに欲しいならくれてやる!!と思うことにしました。
弁護士さんとも相談し、妻と浮気相手の同級生に慰謝料を請求すること、親権は絶対に取る方向で進んでいます。
親権に対して、妻は断固として反対していますが、私も何が何でも譲れない点なので、どんなに長期戦になろうとも最後まであきらめずに戦い抜こうと思っています。