こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は、育児疲れの妻を気遣おうとした結果、浮気をされてしまった夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代前半
・妻 30代前半
・出会い系サイトで会った(妻の浮気相手)
・子供 3歳
妻の浮気 「育児ばかりでツラい」と泣いていた妻が浮気
1歳年下の妻とは学生時代に知り合いました。
明るくて気が利いて、穏やかで聡明で、そしてキレイで、私にはもったいないくらい、本当に素敵な女性で、付き合っていた時から一度も大きな喧嘩をしたことがありませんでした。
社会人3年目に結婚し、しばらくは2人で仕事を頑張っていましたが、結婚から4年が過ぎた頃、子供に恵まれて、それを機に妻は退職しました。
子供が幼稚園に通うようになったら、バイトで働き始めて、小学校に通うようになったら、本格的に再就職しようかな。
そんなことを言っていたので、とりあえず妻がバイトで働き始めるまでは、私が頑張らなければ!と、体力が持つ限り積極的に残業を引き受け、手取りを増やす努力していました。
退社時間は夜遅い日が多くなりましたが、会社を出た後はまっすぐ帰宅し、食器洗いや洗濯は自分でやっていました。妻も妻で疲れているだろうし、それは全く苦になりませんでした。
何より、夜は寝顔を見ることしかできない我が子の寝顔や寝相が愛おしく、家族を守っている使命感みたいなものが自分の活力になっていました。
その一方で、妻との会話は減っていました。
夜遅く帰る日が増えた=疲れた妻が先に寝ている日が増え、逆に朝は私がギリギリまで寝ているため、平日は「お弁当持った?」「お金、ここに置いておくよ」みたいな連絡事項しか話していなかったと思います。
育児ノイローゼ?たまに情緒不安定な妻
それでも休日は家族一緒に過ごしていたので、私としては何の問題がないと思っていました。
育児は大変だと思いますが、小さな子供がいるほとんどの家庭で同じような状況だろうし、妻が仕事を辞めてから、私が必死に稼がなければ今の生活を維持することはできません。
「大変だろうけど、一緒に頑張ろう」
労いの言葉も掛けていたし、自分で出来ることは自分でしていたし、休日は積極的に子供の世話をしていたし、通帳とカードを渡してお金の管理も任せていたし、どこに問題があったのか?は、正直、今でも分かりません。
子供が3歳になった頃から、妻は突然、「毎日、育児ばかりでツラい…」と言っては泣きだしたり、無気力っぽくなることが増えました。
「なんか疲れているから寝かせて欲しい」
そう言って、休日は寝室に籠ることもありました。この「疲れている」が体力面だけではなく、精神面も指すことは明らかでした。
他にも、穏やかだった妻が突然キレたり、家事を一切しない日があったり…。産後うつには時間が経ち過ぎているし、育児ノイローゼではないだろうか?と思って、会社の同僚に相談してみたりもしました。
「稼がないといけないのは分かるけど、たまには有給を取って、奥さんを遊びに行かせてやれよ」
幼稚園に通う子供がいる既婚者の同僚からアドバイスをもらい、月に1度は有給を取ることに決め、妻に自由な時間をあげることにしました。
「金曜日に、会社の休みを取ったから、子供の顔を見せに、実家に帰るわ。せっかくだから、おまえも友達と遊んだり、実家に帰ったり、羽を伸ばしておいでよ」
妻は「私も一緒に行かなくていいの?」と、最初こそ戸惑っていましたが、たまには育児から解放してあげたいことを伝えると、嬉しそうに頷いていました。
帰省中に妻が浮気
有給が溜まりに溜まっていたので、結局は水曜から4泊5日で帰省することにしました。
子供と2人での長旅(とは言っても帰れば、両親や姉がいますが)は初めてで少し心配でしたが、子供は車窓から外を眺めて興奮したり、外の景色に飽きたら寝たり…、あっという間に実家のある駅へ到着しました。
実家では、初めておじいちゃん、おばあちゃんの部屋で一緒に寝たり、伯母(姉)とショッピングセンターに行ったり、田舎ならではの広い土地を走り回ったり、子供も楽しそうに過ごしていました。
ところが3泊目までは順調でしたが、次の日の朝に突然「ママに会いたい」と手に負えないくらい泣き始め、1日早く東京へ戻ることにしました。
前日の夜にビデオ通話で話したことがまずかったのでしょうか。
その時は全く寂しそうな素振りも見せておらず、妻も「全然大丈夫そうだね」なんて笑っていたのに…。
新幹線を待つ間に「1日早く帰ることにした」と伝えようと、妻に電話を掛けましたが、ゆっくり寝ているのか、電話には出ませんでした。
それならLINEで送ろうかな…と思ったのですが、せっかくだから妻には内緒で1日早く帰って、サプライズパーティーでもしようと、駅のホームで買うことのできる、あらゆるお土産を買いました。
地方限定のスナック菓子、全国的にも有名な和菓子、冷凍の海産物、地酒、おつまみ、名産を使ったジュース…など、こんなに買って怒られるかもしれないな、と思ったほどです。
「1日早く帰ることをママには内緒にしてあるんだ」
子供にそう言って、自宅のチャイムを押しました。
「はい」とインターホンに出た妻に、少し低い声で「宅配便です」と言うと、玄関を開けてくれました。
「ママー、ただいまー」と、わずかに開いた扉から子供が入って行くと、妻は驚いた表情をしました。予定と違う日に帰って来たから驚いたんだろうな…と思った瞬間、玄関に見慣れないスニーカーがあることに気付きました。
「あ、もしかして、お客さん?友だちでも呼んでいた?それなら一緒にお土産のデザートを…」
そこまで言った時、シャワーを浴びた直後のような髪を濡らした男が、腰から下にバスタオルを巻いた姿で顔を出しました。一度も見たことがない、全く知らない男でした。
自分の人生が虚しく感じた妻と夫
その夜、妻と話し合いの場を持ちました。
男を帰らせてから、ゴミ箱などをあさって、言い逃れができない肉体関係の証拠も見つけました。いったい、何が不満なのか?どうして、こんなことをしたのか?私には理解できませんでした。
妻は泣きながら「私の人生って、何なんだろうと思って。女として終わっていくような気がした」と言いました。
子供のことは愛しているし、私のことも好きだけど、せっかく大学まで通ったのに働き盛りの年で働く機会を失い、せまい部屋で子供と2人だけで暮らす毎日に、息苦しさや虚しさを感じていたと言います。
夫婦としてのスキンシップもなくなり、このまま「お母さん」としてだけ生きて行くことがイヤだった、とも言われました。
私たちが留守にしていた間に、出会い系で出会ったらしい男と、ただ単純に性的な関係だけを求めたのでしょう。満たされたい気持ちが全く分からないわけではありませんが、私は許せませんでした。
私だって好きで残業をしていたのではなく、家族や子供のために、心身ともにクタクタになって働いていたのに、まるで外で働く=自由だと思われているようで、それも不満でした。
結局、この話はウヤムヤになったまま、今でも夫婦として、家族として、一緒に暮らしています。
会いたいと泣きじゃくった子供を母親から引き離すことなんてできず、周りにも「留守中に浮気をされた」なんて言えません。
でも、私の気持ちは完全に妻から離れており、頑張っている残業も無駄に思えて、毎日が虚しく感じます。