こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。
本日は「実録・妻の浮気」として、隣の家に住む男性と妻の浮気を目撃してしまった夫の体験談をお伝えします。
登場人物
・私 30代
・妻 30代
・T氏 隣に住む男性
妻の浮気 お隣さんと妻の浮気
妻とは職場で出会いました。
住まいは地方都市ですが、そこが企業城下町と呼ばれるほど、規模の大きい会社で、部署が違えば働く建物も違い、長く勤めていても、妻とは全く面識がありませんでした。
妻が異動で私の働く部署へ来たことをきっかけに会話をするようになり、付き合い始めてからは(お互い30歳を超えていたこともあり)、とんとん拍子に話が進み、双方の家族を交えて旅行をするなど仲睦まじく過ごし、交際から3年後に結婚をしました。
もちろん言葉に出さなくても「そろそろ結婚だな」と言う雰囲気はありました。しかし、直接的なきっかけになったのは、私の転勤です。
結婚前からマイホームや子供のことを話し合っていたのですが、まずは遠くて名前も知らない地方への転勤を勤め上げてから、ゆっくり考えよう、ということになり、これを機に妻は会社を退職しました。
婚姻届を提出し、転勤先へ一緒に行ったものの、知り合いなど1人もいない縁もゆかりもない土地。おまけに妻は人生初の専業主婦で、デパートも映画館もカフェもない土地で、とても退屈そうでした。
転勤先で出逢った「お隣さん」
転勤して、知らない土地で暮らし始めてから2ヶ月。自然と安全だけが取り柄の町での暮らしに、私も妻も慣れて来ました。
ご近所さんとも挨拶がてら、会話をするようになり、妻は年齢が近い女性の誘いでパートを始めました。
パートが始まると、朝は私の出勤後に妻が一通りの家事を済ませ、午後からパート先へと出掛けます。帰宅時間は私とほぼ同時刻。週に3日程度のシフト勤務なので、平日に家にいることもあれば、週末に働きに行くこともあります。
パートの仕事は楽しいようで、妻は今までよりも明るくなったような気がします。
また、土地柄とでも言うのでしょうか。ご近所さん同士の付き合いが多く、私や妻は隣(と言っても少し距離はありますが)に住む一人暮らしの男性・T氏と仲良くなり、自宅へ招いて一緒に食事をすることも度々ありました。
未婚のT氏は自宅で仕事をしている人で、年齢も私と同じ36歳。学生時代に流行っていた歌、子供の頃のテレビ番組、親の世話、身体の変化など、同年代との話はいつも盛り上がり、深夜まで続いたことも一度や二度ではありません。
妻も同年代なので、楽しそうに話に加わることもありました。
1年が経った頃、私も妻も、すっかりこの土地が気に入り、あと1年で転勤が終わることを寂しく感じるようになりました。
具合が悪くて早退すると隣の家の玄関で…
そんなある日、体調が悪く会社から早退の許可をもらったので、妻に電話をしてみたのですが、何度掛けても出ないため、病院へ寄らずに帰宅してみました。
駐車場に妻の車があったので、家の中にいるのだろうとドアを開けても、妻の姿は見えませんでした。
どこへ行ったのだろう?隣のTさんが妻の姿を見ていないだろか?そう思ってT氏の家の方へ行くと、ちょうど妻がT氏の家の玄関から出て来ました。
「何か用事があったんだろうな」と思った瞬間、妻とT氏は濃厚なキスを何度も交わし始め、あまりにも驚いた私は、一瞬、隠れてしまったのですが、無視するわけにはいかないと思い、二人の元へ近寄り「何しているんだ!」と問い詰めました。
妻は私の姿を見て、慌てた様子を見せましたが、すぐに取り繕い「食事を作り過ぎたから、お隣さんに持って来たの」と言い訳をしました。
しかし、キスをする姿を見てしまったため、そんな嘘は通用しません。
妻たちの言葉に唖然!
さらに二人を問い詰めると、最終的には二人で浮気を認めました。
浮気関係になったのは、この土地に引っ越して半年が経った頃だと言います。半年と言えば、ちょうどT氏と食事をするようになった頃です。
我が家の電球が切れてしまい、妻が電球を買って帰って来た時に、ちょうどT氏に遭遇し、電球を替えてもらったことが、きっかけだったと言います。
それを機に私の留守中に、T氏と家の行き来をするようになり、浮気関係に発展してしまったそうです。
しかも、ややこしいことに、二人は反省の色を見せるどころか、真剣な気持ちで付き合っていると告げて来ました。
妻に至っては、今すぐ結論を出すつもりもはなかったけれど、転勤が終わるタイミングで離婚を切り出そうと思っていた、とまで言います。
妻は続けざまに「浮気の事実を知られてしまった以上、同じ家で夫婦として暮らし続けることは無理だから離婚して欲しい」と真剣な面持ちで言いました。
また、T氏からも慰謝料を支払うので、離婚して欲しいと言われました。
ふざけるな!!!!!
遠距離生活になるのが嫌だから、結婚の予定を早めて転勤先に連れて来たのに、浮気相手と一緒になりたいだと??しかも、転勤先でかけがえのない友人になったと思っていたTさんと??
悔しさと腹立たしさをどこにぶつけたら良いのか分かりません。
夫が出した結論と後悔していること
こんなにも納得のいかない形で離婚をするなんて、全く腑に落ちません。
しかし、ここで離婚を拒否したところで、この先、妻と一緒に幸せな家庭を作れる気もしなかったので、考え抜いた末に、慰謝料を受け取って離婚に同意しました。
私の転勤期間は、あと2ヶ月残っています。
妻は、悪びれる様子もなく、あっさりと隣に引っ越して行きましたが、その2ヶ月後に今度は転勤を終えた私が、一人でこの地を去ることになります。
虚しいけれど、それが現実です。
浮気をされた怒り、裏切られた悔しさ、いろいろな気持ちが交差していますが、何よりも、この転勤を受け入れてしまったことに対する後悔の気持ちでいっぱいです。