こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は、自宅近くで夫のデート現場を目撃した妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代半ば
・夫 30代半ば
・キャバクラの女の子(夫の浮気相手)
・娘
【夫の浮気】こんな近場で!!夫の浮気デートを目撃
夫は営業のサラリーマンです。仕事上の付き合いが多く、夜が遅い日もよくありました。
私は、娘が小学3年生になったので、今春から仕事を再開しています。私の帰宅は夕方5時半頃で、娘の方が1時間ほど早く帰っているのですが、宿題を終わらせていたり、洗濯物をたたんでくれていたり、我が子ながらしっかりした娘だと思います。
夕飯は、その日によって家族そろって食べることもあれば、娘と2人だけで先に済ませることもあります。それは、ずっとそうだったので、何も気にしていませんでした。
遅くなる日の夫は、だいたい夕飯を済ませているので(当然お酒も飲んで来ますが)、夕飯が余れば翌日のお弁当にするし、接待も大変だろうと思い、それに関して不満を感じたことも、小言を言ったこともありません。
ただ、これまでは休日出勤になることなんて一度もなかったのに「取引先が変わったから」と言って、時々、土曜の夜にも接待を理由に出掛けることが増えていました。
仕事だから仕方がない…と思う反面、次の日も休みだから飲み過ぎるようで、終電を逃したと言っては、日曜の朝に帰って来ることも何度かあり、それに関しては、正直あまり良い気はしていませんでした。
だからと言って、すぐに浮気を疑ったわけではありません。もともとお酒や、お酒の場が好きな人なので、ただ楽しんでいるだけだと思っていました。
ところが、徐々に土曜の夜に出掛けることや日曜の朝に帰って来る頻度が増えて、しまいには土曜の昼過ぎから出掛けるようになったので、「もしかして浮気では?」と疑問を持つようになりました。
それでも何の証拠もなければ、一度だけ冗談っぽく言った時に、軽く笑ってかわされたので「浮気なんてするはずがない」と、自分に言い聞かせながら、モヤモヤした想いを抱えていました。
自宅近くで夫と女性のデートを目撃
ある土曜日の夜、夫がいつものように出掛けた後、娘と2人で夕飯を済ませてから「アイスでも買いに行こうか!」と話し、自宅近くのスーパーに行くことにしました。
ホントに、たまたまです。妙な勘とか兆候とか、そんなことは全くなく、録画しておいたドラマを2人で楽しむために、甘いものでも食べながら…みたいな感じでした。
自宅からスーパーまでは徒歩で3分程度の至近距離なので、娘と2人でのんびり歩いていると、娘が遠くの方を指さして「パパだ」と呟きました。
そんなわけないでしょう、パパは今頃、会社の人とご飯を食べながら、お仕事の話をしているの。
そう言いながら、娘が指した方向を見ると、そこには本当に夫がいました。しかも、見知らぬ女性と腕を組んで歩いていました。
私たちとの距離は、30メートルくらいしかなかったと思います。
動揺する私とは違い、娘は「パパー」と一目散に夫の元へ駆け寄りました。娘の声に反応した夫が私たちの方へ顔を向けた時、バッチリと目が合ってしまいました。
茫然とした表情で固まった夫、一瞬にして状況を察知して足早に立ち去った女性、同じく一瞬にして状況を察知して足早に近寄った私、無邪気に夫の手を握る娘…。
「パパ、お仕事じゃないの?」
娘の問いかけに夫は小さな声で「もう終わったんだ」と答えました。
浮気を全力で否定する夫
その日、夫は私たちと一緒にスーパーへ行き、娘の分だけのアイスを買ってから、素直に帰宅しました。
「ママはパパとお話があるから、一人でドラマを観ていて」
先に観ちゃっていいの?とか、ソファでアイスを食べていい?とか、娘は何か言っていましたが、耳には入っても頭の中にまでは入らず、何度か「うん」と適当に答えて、夫を寝室に連れて行きました。
相手は仕事の付き合いで行くようになったキャバクラの女の子で、年は23歳(それが本当なら)。私たちより10歳以上も若い子です。
泣きたい気持ちを抑えながら、冷静に問い詰める私に、夫は全力で浮気を否定しました。
浮気だけは絶対にない。相手も接客のつもりで腕を組んで歩いただけだ。そもそも、俺なんて相手にされるはずがない。取引先の人と親しいから、いろいろと情報を教えてもらっていたんだ。
最後に「本当に浮気じゃないのね?」と念を押すと「神に誓って、絶対にない」と、きっぱりと宣言しました。自宅近くを歩いていたのは、先方の都合で急に接待がなくなって、送ってもらっただけだと言います。
なぜ、30を超えた大柄の男を、若くて華奢な女の子が、わざわざ自宅近くまで送るのだろう、と思いましたが、それもキャバクラの営業テクニックだと言われてしまえば、そういうことに疎い私は、それ以上、食い下がることができませんでした。
浮気相手からの電話
腑に落ちない気持ちは残っていましたが、さらに話したところで、同じことの繰り返しになるだけです。
「他の人と腕を組んで歩くなんて、やめて欲しい」「送るだけと言われても家のそばまで一緒に来ないで欲しい」と、言いたいことは言い、その場を切り上げました。
許したわけでも、完全に信じたわけでもありませんが、これ以上、どうにもならなかったのです。
しかし、翌日の朝、私のスマホに見知らぬ番号から着信があり、夫の嘘が発覚しました。
「昨日、旦那さんと一緒にいた者です」
電話でそう切り出した女性は、前日、夫と一緒に歩いていた女性だと言います。
「旦那さんから話は聞きました。浮気はしていない、と言っているそうですね」
女性の話を聞くと、深夜2時頃(私が完全に眠っている時間に)、夫から電話があり、私に対して、浮気はしていない、送ってもらっただけ、と伝えてあると言ったそうです。
「だから、絶対ないと思うんだけど、もし、妻がどうにかして、お前の連絡先を手に入れて、俺との関係を聞いてきたら、口裏を合わせて欲しい」
夫からそう言われた女性は、理解したフリをして電話を切ったけれど、どうしても納得ができず、私に連絡してきたと言います。
私の電話番号は、夫のスマホを見て、メモしておいたそうです。
「単刀直入に言いますと、私は〇〇さん(夫の名前)と不倫関係にあります。しかも、〇〇さんは、奥さんと別れて私と一緒になると言っています。毎週、土曜日はウチに来ています。朝帰りの日はウチに泊まっています」
これは、紛れもなく宣戦布告でしょう。私に不倫を暴露し、本当に愛されているのは自分だ、と伝えるために、わざわざ電話をして来たとしか思えません。
「離婚の話は出たことがありません。子供も小さいので、離婚はしません!」
私が強い口調で言うと「〇〇ちゃん(娘の名前)ですよね?昨日、実物は初めて見ました。写真ではいつも見ています。あ、奥さんの写真も見ています。家族で伊豆に行った写真とか」と、夫と親しい仲であることを強調するかのように、細かい情報まで言って来ました。
「とにかく離婚はしません。別れないと慰謝料を請求しますよ!」と叫ぶように言っても「お金なら払います。キャバでだいぶ稼いでいるので」と、一向に意に介さず、私の方から電話を切ってしまいました。
呑気に寝室で寝ている夫を叩き起こし、「浮気相手から電話があったんだけど。口裏合わせをお願いしたんだってね」「娘の写真まで見せてバカじゃないの。あの子に何かあったらどうするの!」「スマホの中を見られているみたいよ!何か盗まれてんじゃない?」と感情のままに言葉をぶつけました。
むくっと起きた夫は、責め立てる私を無視し、黙って着替えると、そのまま財布とスマホだけを持って、家から出て行きました。
「どこ行くの!」「話は終わってないでしょ!!」
出て行く夫の後ろ姿に叫び続けても、一度も振り返ることなく、それから連絡が取れないまま、離婚届が送られて来ました。
夫婦として、家族として、修復は不可能だと思います。
でも、このまま離婚に応じる気はありません。夫に対しては何の未練もありませんが、思い通りにだけは絶対にさせないつもりです。