浮気をした夫と1年後に再婚!
夫と離婚したのは、夫の浮気が原因でした。相手は風俗嬢です。
夫はもともと真面目な性格だったので、まさか浮気をするなんて思ってもいませんでした。
付き合っていた当時の私と夫は、とても仲が良くて、誕生日や記念日にはサプライズを用意してくれたり、プロポーズの時も感動的な言葉を送ってくれました。
そんな夫と一緒にいる時間はとても幸せで、娘を授かった時は、これから夫と一緒に家庭を築いていくことが嬉しくて仕方ありませんでした。
当初の予定では、娘が1歳になるまでは私が育児休暇を取得して、1歳になったら保育園に通わせて復職しようと思っていました。でも、娘は私にべったりで人見知りも激しくて、保育園に通わせる計画は失敗に終わりました。
そんなこともあって、私は仕事を辞めて、娘が幼稚園に入るまでは専業主婦を続けることになりました。
夜もなかなか寝てくれない娘だったので、夫が残業の時には、私は既に娘と一緒に寝落ちしてしまっている日も少なくありませんでした。
些細なことかもしれませんが、それで夫婦のすれ違い(特に時間によるもの)が増え、気づいた頃には、夫が残業して帰って来ることは当たり前になっていました。
もちろん、気にはなっていたのですが、私も私で子育てと家事をこなすことで精一杯で、問い詰めることはできずにいました。
友達のタレコミで夫の浮気を疑い…
そんなある日、友達と電話をしている時に、そう言えば!と言って、夫が女性と手を繋いで歩いているのを見かけたと教えてくれました。
「人違いじゃない?ほとんど毎日、残業しているし」
私が言うと、友達は「顔も確認しているから間違いない」と言いました。
そうは言われても話しかけたわけでもないし、本人確認をしたわけでもないし、もし人違いだったら、夜遅くまで働いている夫を疑ってしまうことになります。
だから、しばらくは何も言わずにいました。
でも、一度でも「浮気をしているかも」と思ってしまうと、残業と言われた時間に「本当に残業なのだろうか?」と思ってしまい、さらに夫を観察してみると、おしゃれなハンカチを持ち歩くようになったり、なんとなくですが外見も今まで以上に気にしているように見えました。
徹底的に証拠を探してみることや、浮気調査をしている探偵事務所にお願いすることも考えたのですが、時間もないし、お金もないし、思いきって夫に直接聞いてみました。
すぐに浮気を認めた夫に三下り半
「友達が女性と手を繋いで歩いているところを何回も目撃しているけれど、どういうこと?」
何回も、の部分は私が盛りました。1回、2回だと、人違いだって言い逃れされる気がしたからです。
すると、予想外に夫はすぐに浮気を認めて謝りました。私に向かって土下座をする人間を初めて見たので、戸惑いましたが、それ以上にショックを受けました。
土下座をして謝っている=私に対して悪いと思っている、そのことはよく伝わりました。
でも、私は毎日大変な思いをして、ゆっくり寝ることすらままならない生活をしているのに、そんな私を放置して裏切っていたのかと思うと、許すことなんてできず、その場で「離婚する」と言ってしまいました。
夫は「離婚だけはしたくない」「二度と浮気はしない」と何度も謝ってきたのですが、私も後に引くことができず、結局そのまま離婚をしました。
ちなみに、夫が言うには相手は風俗店で働く女性だそうです。
離婚後1年で再婚
離婚した後、私は実家に帰り、両親に子育てを助けてもらいながら、新しい仕事を見つけました。
人見知りが激しい娘を置いて仕事に行くのは、とても心苦しいことでしたが、身内なこともあって数週間で慣れてくれました。
離婚後、夫は私に何度も連絡をして来て、その度に「やり直したい」と言われました。
離婚したばかりの頃は、やり直す気など全くなく、むしろ「しつこい!」と思っていたのですが、母と話をした時に、娘が成長するにあたって父親が近くにいることは大事なことだと言われ、考えが揺れ始めました。
とは言え、すぐに許す気にもなれないし、ずっと迷っていたのですが、1年が経って心が落ち着いてきたので、夫ともう一度よく話し合うことに決めました。
娘に会わせるために、離婚してからも何度か夫とは会っていましたが、ゆっくり話すのは1年ぶりで、話していくうちに、夫のことを何て言うんでしょうか…、悔しいけれど愛おしく思ってしまいました。
私はやっぱり、この人が好きなんだな…と思い、条件付きで夫と再婚することにしました。
もちろん、私の気持ちだけではなく、一番の理由は娘のためです。
でも、せっかく見つけた仕事を辞めるのは嫌だったので「仕事を続けても良いこと」「保育園の送り迎えも協力すること」「家事は分担すること」「家計は私が主導権を取ること」などを条件に、再び一緒に住み始めました。
今は、再婚したばかりで複雑な心境ですが(でも幸せな気がします)、夫は育児にも家事にも協力的になってくれて、このまま長続きしてくれたら、本当の意味で家族としてやっていけると思っています。