こんにちは。浮気探偵.com～浮気成敗コラム～です。今回は友人の夫の浮気がきっかけで、自分の夫の浮気まで発覚した妻の体験談を紹介します。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代半ば
・夫 30代後半
・Zさん 妻の友人
・夫の同僚（夫の浮気相手）
目次
【夫の浮気】友人の旦那さんの不倫疑惑で夫の浮気が発覚！
私たちは2年前に、北関東の地方都市にマイホームを購入し、今の家に引っ越して来ました。
何度か旅行に来ている程度で、縁もゆかりもない土地だったので、そこでの生活に不安はあったのですが、ご近所さんが良い人ばかりで、家事の合間にお茶をする友人もできました。
なかでもZさんとは年齢が近く、一緒に買い物へ行ったり、カフェで話をするなど、とても仲良くしています。
Zさんの旦那さんもウチの夫と同い年なので、ごく稀にですが、4人で夕食を一緒にすることもありました。
そんなある日、Zさんから「夫が不倫をしているかもしれない」と相談を受けました。私もZさんの旦那さんのことはよく知っていたので、話を聞いた時はショックでした。
不倫ってドラマの中だけじゃなくて、本当にあるんだ…みたいな感覚もありました。
しかし、よく聞けばまだ一方的に疑っている段階で、本当に浮気をしているのか？は分からない状況でした。
そこで、Zさんの旦那さんが本当に浮気をしているのか？を明らかにするため、2人であれこれと浮気に関する情報を調べてみました。
仮名にはしていますが、他の人のことなので、詳しいことは省きますが、結果的にはシロでした。
私たちがしたことと言えば、旦那さんの知人にそれとなく聞いたり、旦那さんが仕事と言って日曜日に出掛けた後、Zさんと一緒に会社の近くへ行って「近くにいるからランチしない？」と誘って本当に会社にいるか試してみたり…。
旦那さんが寝てから旦那さんの持ち物を漁ったりもしたようですが、何も出てこなかったそうです。
それなのに、Zさんは「どうしても旦那さんの浮気を疑ってしまう」と悩みは消えないままでした。理由は「女の勘」とか「違和感」としか言っていませんでしたが。
ウチは大丈夫だろうと思っていた
Zさんの尽きない悩みを毎日のように聞いていると、ふと「ウチはどうなんだろう」と考えるようになりました。
正直、Zさんの話はドラマや映画に強い影響を受けたZさんの激し過ぎる妄想のようにも感じていました。
実際の不倫なんて、東京にいるチャラチャラした若い社長が女の子を囲っているとか、金持ちの社長さんに愛人がいるとか、そういうごく一部の人たちの世界だろうし、Ｚさんの旦那さんも良い人ではありますが、モテそうなタイプとは言えません。
そんなこと言ったら、ウチの夫なんて、もっと普通と言うか、どこにでもいるような人です。洋服やオシャレにも興味がないし、お酒の場もそんなに好きなタイプではありません。
その反面、気になることもあります。
それは夫の残業の多さと、スマホにロックが掛けられていることです。
残業や休日出勤が増えた夫
Zさんの旦那さんが本当に休日出勤をしていたように、私が引っ越して来たエリアは、大企業の工場が密集しており、シフト制だったり、夜や土日も稼働しているところがたくさんあります。
その中の某企業に勤めている夫は、工場の近くに新しくできたセンター勤務になり（転勤前も同じ企業に勤めていました）、以前よりも残業が増えていました。
新しくできたセンターだから仕方ないかな？と思っていましたが、東京で働いていた時は21時を過ぎることなんてなかったのに（会社の規定で）、こちらでは23時を過ぎることもありました。
他にも、テーブルに置いてあった夫のスマホを他の場所に移そうと触った瞬間、「何かやましいことでもあるの？」と思うほど、過剰に反応したことがありました。
まさか、うちの夫に限って…。
それはないな、と思っていたのですが、たまたま給料明細を確認した時に、驚いたことがありました。
残業手当や出張手当の数が合わない
普段、お給料は夫の口座に振り込まれ、私はそこから生活費を引き出す形で使っていました。
残業や休日出勤の他に、宿泊を伴う出張時には手当も出るので、毎月振り込まれる金額は違っていて、細かいことまで気にしていませんでした。
Zさんが言います。
「やっぱり怪しいの。旦那の給料明細を見たら、実際の残業時間と明細に書かれている時間が全然違うの」
このご時世、どこの会社も働き方改革の影響で、残業時間について厳しくチェックされている一方、実務が大幅に減るわけもなく、残業代を付けないで働いているだけなのでは？と言ってみたのですが、Zさんは納得しませんでした。
夫の会社もそうなのかしら。だとしたら、毎晩タダ働きをさせられているなんて、サラリーマンって本当に大変…。
そんなことを思いながら、自宅に戻って、夫の給料明細をチェックしてみました。私が見ることは基本的にないので、どこかにしまってあるはずです。
給料明細は夫の机の引き出しに、輪ゴムで留めてありました。隠している様子はありません。
先月の残業時間は……。
え？たった4時間？そんなはずない！毎日2時間くらいは残業しているので、少なくとも40時間は残業しているはずです。
他にも、毎月のように泊まりで出張へ行っているはずなのに、出張手当の欄は「0」と記載されていました。
念のために、その前の明細もチェックしましたが、残業時間は私が感じている時間と全く異なり、出張手当も明細に記載されていませんでした。
それどころか、私が知らない有給休暇を取得していることも発覚しました。
夫の同僚の奥さんに給料について確認
ザワザワした気持ちを放置することができず、Zさんに相談したところ、協力してもらうことになりました。
Zさんは、この土地に長く住んでいるので、夫と同じ会社に勤めている人のことを何人も知っており、その中の1人の奥さんに給料について聞いてくれました。
「やっぱり出張手当は普通に支給されているみたい。残業代も15分単位で出ているって」
今までの出張や残業は何だったのでしょうか。
その数日後、今度はZさんが写真を持って来てくれました。頼んでもいないのに、動いてくれたみたいです。
写真には夫と見知らぬ女性がラブホテルへ入る瞬間がおさめられていました。背中ですが、間違いなく夫で、Zさんが言うには女の人も夫と同じ会社に勤めている人のようです。
給料明細のあたりから怪しいと思うようになっていたのですが、さすがにショックが大きく、すぐにでも夫を問い詰めたい気持ちに駆られました。
それでもZさんが目の前にいるおかげで、少しだけ冷静を保って、この許し難い現実を受け入れることができました。
「どうするの？」
Zさんは一緒に悩んでくれました。
離婚を選択すれば、マイホームと慰謝料を請求して、そこそこ安定した生活を送ることができるかもしれません。それでも、いつまでも慰謝料は貰えるわけでもないし、結婚してからずっと専業主婦だった私には、社会に出て働くスキルや体力があるのか不安です。
離婚をしないで話し合いで解決することを選択すれば、一時的な解決はできても、心の底から信頼して暮らし続けることは難しい気がします。そもそも、夫が私ではなく浮気相手を選ぶ可能性だってあります。
まずは、自分の気持ちを整理しなくてはいけないのですが、正直どうしたら良いのか分からない状況で、今はとりあえず浮気をやめさせる方法を考えています。
