こんにちは。浮気探偵.com～浮気成敗コラム～です。今回は夫婦で映画を観賞中に夫の浮気に気付いた妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代後半
・夫 30代後半
・夫の後輩＝夫の浮気相手
・娘 中学生
【夫の浮気】動揺しすぎ！！映画の不倫シーンで夫の浮気が発覚
夫とは、結婚してから15年になります。
現在は中学生の娘がおり、夫は外資系の企業で、私はIT系の企業で働いています。私も夫も、仕事が忙しい時には帰りが遅くなることもあり、そんな日は同じ市内に住む夫の母がウチに来て、娘の夕食を用意してくれています。
夫の母は、早くに旦那さんを亡くしているため、ウチで娘と一緒に食事をすることが楽しみの1つになっているようです。私も本当に助かるし、お義母さんのことは大好きです。
週末は、私も夫も仕事になることはなく、娘が友だちと遊びに行かない時は、家族団らんの時間を過ごしていました。そんな平凡な日常が突然、崩れてしまったのは、ある週末のことでした。
娘が出掛けてしまったので、私と夫でレンタルしてきた映画を観ていました。ストーリー的には家族モノですが、主人公の浮気がバレて修羅場になるシーンが出てきました。
よくある展開なので、私は何も感じていませんでしたが、急に夫がソワソワし始めて、トイレに行ったり、用もないのにキッチンへ行ったり、明らかに修羅場のシーンを避けているように見えました。悪い予感がしました。
「ねえ、ただでさえ仕事で疲れているのに、浮気ってそんなにあるものかな？」
夫は私の問いかけにも、あからさまに焦った様子を見せ、咄嗟に話題を逸らしました。こんなに動揺するなんて…。
夫が浮気しているー。
そう直感した瞬間でした。
スマホに残ったメッセージで証拠をゲット
直感と言っても、証拠がありません。
浮気の話を避けようとしている夫を問い詰めたところで、こんな状況では白状するはずもなく、その場で追求することは諦めました。
とは言え、映画の後半はストーリーがほとんど頭に入って来ず、夫の隙を見ては携帯で「夫の浮気 証拠」などと調べていました。すると、夫が浮気をしている場合、使途不明の出費が必ずあるはずだ、と書かれているサイトを見つけました。
そこで、夫が寝た後に、ここ数ヵ月のクレジットカードの使用履歴や銀行の引き出し額などを調べてみました。しかし、「これだ！」と思うものは見つからず、銀行から引き出されている金額も同じ額でした。
証拠が出なかったことで、余計にムキになった私は、夫のスマホに目を付け、パスワードの解除を試みました。私の誕生日にするはずはないので、夫の誕生日、娘の誕生日と試してみましたが、いずれも解除には至らず、ダメ元で「1234」と入れると、すんなり解除することができました。
こんな数字じゃパスワードの意味がないじゃん…。
真っ先にチェックしたのはLINEのトーク履歴です。こんな目立つツールを使うはずない…と思ったのも束の間、ひとりの女性とのLINEのやり取りで、いとも簡単に浮気が発覚しました。
いつ起きてしまうのか分からないので、慌てて夫のスマホを寝室から持ち出し、トイレに籠って、ひたすらトーク内容を私のスマホで撮影しました。
浮気をしているのは夫なのに、まるで私が悪いことをしているような気持ちになって、手が震えてしまいました。
残業と言っていた日はラブホでデート
夫のスマホを寝室の定位置に戻してから、私のスマホ画面でトーク内容を詳しく見たところ、浮気相手は夫の会社の後輩であることが分かりました。
会っているのは平日の夜で「残業で遅くなる」と言われた日です。具体的なホテルの名前までは出ていませんでしたが、横浜のラブホで密会しているようで、何度も「いつものところ」と言う単語が出ていました。
あまりに露骨な表現なので伏せますが、確実に肉体関係を持っていることが分かる文章もあり、浮気は確実です。
その日はショックで眠れませんでした。
翌朝、夫と話す気持ちになれず、娘の朝食だけを用意して、いつもより2時間も早く会社に向かいました。誰もいないデスクで考えれば考えるほど、悩みは大きくなってしまいます。
私の気持ちとしては、もちろん許せません。でも、だからと言って、今の生活が壊れてしまうことを考えると、安易に問い詰めることもできません。
正直、どうしたら良いのか全く分かりません…。
夫のことは信頼に値しない人だと分かったのですが、今までお義母さんの助けがあってこそ成り立っていた部分も大きいので、離婚をしてしまったら、1人で娘を育てていくことになり、そんな自信もなく、また、年頃の娘に浮気のことを伝える勇気もありません。
波風を立てずに浮気を止めさせるなんて都合の良いことはできないと分かっています。それでも、離婚で今の生活を失うことは恐怖に近い感情です。
その日の夜も翌日も、夫のことをどうしても避けてしまって、このままではいけないことも承知しています。この状況から抜け出すためには、どうすれば良いのか分からないまま、ただただ時間だけが過ぎている毎日です。
