実録・夫の浮気

【夫の浮気】専業主婦になって!家に閉じ込めて自分は浮気!

主婦

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は、夫からの要望で専業主婦になって以来、孤独感とストレスを抱えていた時に浮気を知ってしまった妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代前半
・夫 30代前半
・夫の浮気相手(年齢不明)
・夫の両親、私の両親
・妻のパート先で働く男性

夫の浮気 人を専業主婦にしておいて自分は浮気!?

主婦

夫との結婚生活が終わったのは、結婚して3年が経った頃でした。

夫との出会いは職場で、夫から告白されて付き合い始めました。会社では先輩にあたる人でしたが、告白される前から「誰にでも優しくて頼り甲斐がある人」だと思っていたので、私を選んでくれて嬉しかったです。

結婚は付き合ってから2年後、私が28歳、夫が30歳の時でした。

夫は優しい人ではありましたが、過去に付き合っていた彼女が浮気をしたことがあるらしく、私に対しての束縛が強めでした。結婚する時も「専業主婦になること」を条件に出されたくらいです。

プロポーズをしておきながら、専業主婦になることを条件にするなんて…と、周囲の友人は夫との結婚に難色を示しましたが、私は専業主婦に対して憧れもあったし、仕事自体や職場の環境もさほど好きではなかったので、すんなりOKしました。

専業主婦としての生活は…人によって「どこまでこだわるか?」によって違うでしょうけど、私は想像以上に退屈でした。私が大雑把だからなのかもしれませんが、掃除も洗濯も午前中に終わってしまうし、買い物をして夕飯の下ごしらえをしても、まだお昼前後で、とにかく時間を持て余していました。

最初の頃は、ネトフリで長編のドラマを観たり、気になっていた漫画をネットで読んだり、有意義で贅沢な時間に感じていたのですが、半年もしないうちに飽きてしまいました。

誰かと話したくても、平日の昼間は友達も親も仕事で忙しいし、出掛けたくても夫ひとりの給料でやりくりをしているので、そんなにお金を使えません。

いつか子供ができれば、きっと状況は変わるだろうと思いながら、退屈で気分の上がらない日々を過ごしていました。

しかし、なかなか子供には恵まれませんでした。いつの頃からか、夫の残業も増えるようになって、これまでの孤独な気持ちだけではなく、夫が残業でなかなか帰って来ないことに対するストレスも生まれました。

連絡をしても既読にもならないし、頑張った料理は一緒に食べたいのに帰って来ないからお腹も減るし、作っても食べない日だってあるし、このままでは気が狂ってしまう!!と本気で思って、夫にパートで仕事を始めたいと相談しました。

パートで毎日が楽しくなった!のも束の間…

ジム

近所にある公共のスポーツ施設で受付のパートを始めてからは、寂しい気持ちが紛れて、これまでのストレスもだいぶ解消されました。

一般の人は1回400円ですが、シニアの人は1回100円で利用できる施設なので、私が働く平日の昼間は9割程度がシニアの利用者さんで、受付の時に世間話をすることが多々ありました。

毎日来られる方は名前を覚えてくださって、まるで子供や孫のように接してくれ、私もつい余計な話をしてしまい、他の職員からやんわりと注意されることもあったほどです。

気付けば職場に行くことが大好きになっていて、早番の時は頼まれてもいないのに1時間早く行って掃除をしたり、遅番の時はジムを終えたシニア利用者さんたちとお茶をしたり、コミュニケーションに飢えていた私は楽しくて仕方ありませんでした。

それと同時に、何時に帰って来るのか?も分からない人のために、時間の掛かる料理を準備することはやめました。

「いらない」って言われても良いように、チャーハンなど冷凍できるものを作ることが増え、翌日の勤務があるので、私は待たずに先に食べて、さっさと寝るようにしていました。

私が先に寝ていることをいいことに、夫の帰りはますます遅くなり、帰宅時間が0時を過ぎる日もありました。

でも、以前ほど私も気にならず、むしろ「最近、あの人、来ていないけど具合でも悪いのかな~」とか、シニアさんたちのことを考えるようになりました。

でも、そんな楽しい時間も束の間でした…。

夫の浮気を指摘すると、まさかの開き直り

怒り

パートが休みの日に「今日は寝室の大掃除をしよう」と、普段はあまり触らないところまで徹底的に掃除をした時、収納ケースの中にあった避妊具の数が明らかに減っていて、そこではじめて夫に不信感を抱きました。

「いずれは子供を」と思っていたので、結婚後すぐに使わなくなったはずなのに、箱には少ししか避妊具が残っていませんでした。

絶対に半分以上は残っていたはず!

そう思って数えてみると、144個入りだったのに、残りは25個…。50個くらいは消えていました。

誰かが家に入って持ち出すはずがないし、私だって触っていないので、怪しい人と言えば夫くらいです。絶対に勘違いではない!と思ったものの、その日は夫を問い詰めず、様子を見ることにしました。

翌日も、その翌日も数が減っていなかったので、「あれ?やっぱり私の思い過ごしかな?そんなはずないのに」なんて思い始めた3日目の朝、残りが23個に減っていて、「浮気をしている!!」と確信しました。

夫が寝ている隙にスマホを覗いて証拠を掴もうとしたのですが、ロックを解除することができず、悶々とする日が続いていた頃、パート先でもミスをして、このままではいけない!と勇気を出して、夫に直接聞いてみようと決めました。

あっさり浮気を認めた夫の信じられない台詞

深夜に帰って来た夫を追及すると、信じられないほどあっさりと浮気を認めました。

でも「身体だけの割り切った関係で気持ちは一切ない」と開き直られ、謝る素振りさえ見せませんでした。あまりにも衝撃的な切り返しに唖然としてしまい、言葉を失いましたが、夫は「お前がイヤならやめる」と平然と言って来ました。

私の感覚がおかしいのでしょうか?

泣きながら「イヤに決まってるでしょ!」と夫を責めると「俺のこと、今も好きか?」と聞き返され、再び言葉が詰まってしまいました。

「もちろん」と、私の中では即座に返したつもりでしたが、夫は微妙な間を察知したのでしょう。そっか、とだけ言ってお風呂に行って、リビングに取り残された私は変な気持ちになりました。

好きなのか、嫌いではないけれど好きでもないのか、正直わかりません。

たしかに、夫のために料理を頑張ったり、何時になるか分からない夫の帰りを待つことはやめました。夫と過ごす週末より、ジムで働いている平日の方が楽しくて、早く月曜日にならないかな、と思うことさえありました。

でも、他の異性に夢中になっているならわけではありません。外に出て誰かと話したり、利用者の笑顔を見ることが楽しいだけで、やましいことも責められる要素もありません。

夫と再び話し合おうと寝室に行くと、夫は既に寝ており(たぶん寝たフリ)、私の問いかけには反応しませんでした。

自分のことは棚に上げて妻を追い出す夫

それから冷戦状態が続いていたのですが、ある日、たまたま男性スタッフ(と言っても私より20歳以上も年上の50代の人です)と同じ時間に仕事が終わり、雨が強かったので、その人の車で家まで送ってもらいました。

その人の奥さんと、ハタチになる娘さんがジムを利用することもあり、私は奥さんや娘さんとも顔見知りでした。それに、外見でどうこう言うことは失礼でしょうけど、その人は、かなり太っているし、頭も薄いし、私は異性として全く意識していませんでした。

「雨が強いし、方向が一緒だから送って行くよ」「ありがとうございます(ラッキー)」くらいにしか思っていないのに、たまたま早く帰って来た夫が、車から降りる私を目撃して、ものすごい剣幕で詰め寄って来ました。

「男の車から降りて来た」→方向が一緒で乗せてもらっただけ!!

「手なんか振って」→手くらい振るでしょ、人として!!

「本当に仕事だったのか」→疑うなら電話して確認すれば!!

雨の中、夫だけ傘を差している状態で、罵倒されるわ、信じてもらえないわ、ものすごく悲しい気持ちになりました。自分は浮気をしていたのに、それを棚に上げて、浮気なんてしていない私を信じることなく、一方的に決めつけて怒鳴り散らすなんて…。

先にマンションの中に入った夫は、中から鍵をして、チェーンまでされてしまいました。

何か言えば、マンションのフロア中に響く声で「浮気女」とか「出て行け」とか叫ばれて、行くあてもないので、近所に住む夫の実家にお世話になりました。

私の実家が遠くて、キャッシュカードも部屋の中に保管していたので、苦肉の策でした。

事情を聞いた夫の両親は、横暴な夫の態度に対して憤慨して、何度も夫に電話をしてくれたのですが、一度も繋がることなく、私に「なんとか我慢して欲しい」と言いました。

でも、私は限界でした。それに、温厚だった夫の豹変ぶりに恐怖さえ感じました。

夫の実家には一泊だけして、翌日、夫が会社へ行っている隙に荷物をまとめて、実家に帰りました。自分のキャッシュカードも持って行き、当面の生活費として、夫の口座からもいくらか引き出しました。

職場には直接出向いて事情を説明したところ、DVに発展する可能性もあると思うから…と、急な退職を受け入れてくれました。

実家に帰って、これまでのことを両親に話すうちに離婚の意思が固まりました。両親も夫の豹変ぶりに「いつか大きな事件になるかも」と思ったようで、すぐに知り合いに電話をして、弁護士事務所を紹介してもらっていました。

本性を見せた夫は、きっと様々な面で主張を譲らず、離婚は難航すると思います。でも、慰謝料はもちろんですが、財産分与もしっかり行ってもらえるように、私も一切の妥協をしないつもりです。

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