こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・夫の浮気」として、実家への帰省中に浮気をされてしまった妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物を紹介します。
<登場人物>
・私 20代後半
・夫 20代後半
・息子1歳、娘0歳
・私の母
目次
夫の浮気 実家へ帰省中に夫が浮気
夫とは幼馴染でした。
高校生の時は別の人と付き合っていましたが、別れた時に夫も当時の彼女と別れたばかりで、別れるのって付き合う時より大変だよね~みたいな話で意気投合し、そうこうしているうちに仲が深まり、付き合うようになりました。
でも、当時はまだ高校3年生。大学も決まっていたし、すぐに結婚とかは考えていませんでした。それに結婚するなら、同棲とかを経て、十分な時間を取ってから!と思っていました。
とは言え、高校だけではなく小学校・中学校と一緒で、お互いの両親のことも含めて昔から知っていたので、大学を卒業して2年後に結婚を決めました。
結婚まで同棲はしていませんでしたが、大学生になってからは一緒に過ごす時間が多く、社会人になってからも休みの度にデートを重ねていたため、不安はありませんでした。
就職をきっかけに東京へ
私も夫も、大学は自宅から通っていました。
2人とも就職をきっかけに東京に出てきて、慣れない社会人生活や満員電車などに疲れ果てる毎日でした。それも結婚の決め手だったと思います。結婚したら、今の苦痛な生活を変えられるかな…と。
私は狭いアパートで一人暮らし、夫は会社のすぐ近くにある社員寮暮らしで、週末になると私の家に来ていました。だから、半同棲と言うか、週末婚みたいな期間があったので、結婚後の生活にも自信があったんです。
結婚後、すぐに退職したわけではありません。
将来的に子供ができても引っ越さなくて済むように、郊外の広いマンションに引っ越し、夫婦水入らずの新婚生活を送っていました。
でも、郊外とは言え、東京の広いマンションは家賃が高く…、私も働かざるを得ない状況でした。
夫の収入は良かった方ですが、洋服や趣味などにお金が掛かるし、カツカツではないけれど余裕のある暮らしでもなかったです。
子供が生まれたのは2年後。
長男を授かったことをきっかけに専業主婦になり、ようやく満員電車とオフィスワークから解放されました。
初めての育児は大変でしたが、個人的には会社勤めよりもラクで、夫との時間も取れていました。
翌年、今度は娘を妊娠し、年子の幼い子供を2人同時に育てるようになってからは、さすがに育児だけで手一杯で、夫のことまで考えられなくなりました。
子供たちが寝ている時間があれば、コーヒーを飲んで一息つきたいし、たまにはのんびりテレビだって観たいです。
それなのに、夫は家事も育児も手伝わず、家に戻ればスマホ三昧。ゴロゴロしているくせに、私ができていないことについて文句を言ってくるので、腹が立って喧嘩になる日もありました。
体力・気力の限界で実家に帰省
夫と口論になる頻度が増え、それを母親に相談したところ、「一人で抱え込まないで、しばらく実家に帰ってくれば?」と言われたので、私の体力と気力が戻るまで、両親に育児を手伝ってもらうことにしました。
夫はそれに納得せず、「2人で協力すればええやん」「俺は外で働いているのに、家に帰っても洗濯とか食事の準備をしないといけないなんて不平等じゃね?」とか言ってきましたが、半ば家出のような感じで帰省しました。
夫の言い分も分かります。
疲れて帰ってきたのに、食事の用意もなく、全部ひとりでやることは大変でしょう。でも、私だって疲れているのに、口を開けば喧嘩になってしまう現状に我慢できなくなったのです。
強行突破でしたが、実家に帰ってからは、電話を毎日くれて、LINEで子供たちの顔を見ながら通話もして、私とも以前のように喧嘩をしなくなりました。
離れて暮らす方が私たちには合っているのかも?と、勝手ながら思っていたのですが、「いつ帰ってくるの?」と夫から寂しそうに言われると、それを口に出せませんでした。
帰省2週間で夫に変化が!
私が子供たちを連れて帰省してからは、たとえ残業中でも子供が起きている時間に電話をくれていた夫でしたが、2週間が過ぎた頃を境に、夫からの電話がパタリと減りました。
「今から遅くまで会議になったから今日は電話できない」
「退職者の送別会があるから今日は電話しないよ」
そんな連絡が来る時もあれば、何の連絡もない時もあります。3週間目には、週に2回しか電話がなく、LINEをしても既読スルーされ始めたので、これは何かある…と思い、夫に知らせず私だけ一度、東京に戻ることにしました。
2~3日で帰るから、と言って、その間は子供たちの世話を母親にお願いしました。
ゴミ箱から浮気の証拠がごっそりと
夫が会社へ行っている間に、自宅へ戻ると、リビングや寝室は散らかっていました。
大学まで実家暮らし、就職してからは社員寮(部外者の立ち入り禁止)だったので、夫が『片付けられない男』だと、この時はじめて知りました。
「床はクローゼットじゃないのよ!」
散らばった服や下着を片付けている時に、開封されたコンドームのパッケージを見つけて、心臓が止まりそうになりました。夫の浮気を疑って東京に戻ってきたのに、あまりの散乱ぶりに本来の目的を忘れていました。
これは、コンドームを使ったってことだよね…。
寝室のゴミ箱をあさると使用済みのコンドームを発見しました。それも2つ!
女性を我が家に入れて、ヤッていたことは明らかです。
もうやだ!!本当に許せない!!
怒りのあまり、ゴミ箱の中をぶちまけると、ラブホテルのレシートまで出てきて、錯乱状態になりながら母親に電話をしました。
事情を説明すると、母は「ラブホテルのレシートを持って帰って来なさい。2人だけで話すと後戻りできなくなるから」と諭しましたが、どうしても夫を問い詰めたくなり、家で夫の帰りを待っていました。
浮気相手の女と帰宅した夫
夜8時を少し過ぎた時間に、玄関のドアが開く音がしました。
私は自分の靴をシューズボックスに入れて、部屋の電気も消していました。
別に隠れているつもりはなかったのですが(シューズボックスに靴をしまうのは習慣で、気分的に電気も消していただけです)、結論から言うと、それでよかったです。
なぜなら、夫が浮気相手の女と一緒に帰宅したからです。
電気をつけて、私を見た2人は驚き、女の方は「きゃー」とか「誰?」とか言っていました。私と同じ年くらいに見える女は、即座に私を妻だと認識したのでしょう。
夫に声も掛けず、逃げるように出て行きました。
リビングにはベビー用品も沢山あるし、寝室には家族写真もあるし、この期に及んで「結婚していたとは知らなかった」なんて言わせません。
私は夫の頬を叩き、「離婚する。あんたにも、あの女にも慰謝料を請求する!」と泣きわめきながら言って、家を出てきました。
「事情を説明するから待てよ」と夫が腕を掴んだのですが、それも振りほどいて帰りました。
家を出てから最寄り駅に向かう途中、くやしくて情けなくて、声を出して泣いてしまい、通行人に心配されました。それなのに、夫は追ってきませんでした。
どうせ、あの女と「どうしよう」なんて相談しているんだ…。そう思うと、このまま消えてしまいたくなりました。
私が我に返ったのは、母からの電話でした。後ろで子供が泣いていて、「帰らなくちゃ。私がしっかりしなくちゃ」と気持ちを切り替えました。あんな男、こっちから捨ててやる!
***
後日、夫に離婚届を送りました。
私はLINEもブロックしているし、電話も着信拒否にしています。
実家にも来ないし、私の実家に電話もないそうです。スムーズに離婚できるか?は分かりませんが、子供たちのことを考えたとしても、やり直す気は一切ありません。