こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は、浮気相手の旦那さんからの電話がきっかけで、夫の浮気を知った妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 20代後半
・夫 20代後半
・夫の浮気相手 20代(推定)
・浮気相手の旦那さん 30代(推定)
・息子 2歳
目次
夫の浮気 相手の旦那さんからの電話で知った夫の浮気
夫とは幼馴染でした。子供の頃から仲が良く、それでも中学生や高校生の時は、異性としてそれほど意識していませんでした。他に好きな人がいたし、学生時代に付き合っていた人もいます。
夫と付き合い始めたのは、短大に入ってからでした。夫は4年生の大学に通っていたので、私が先に社会人になったのですが、それでも順調に関係を育み、夫が大学を卒業してから2年半後に結婚しました。
お互い25歳の結婚は、周囲に比べれば少し早かったですが、小さな頃から知っている相手で、親同士も顔見知りだったので、迷いはありませんでした。
結婚後もしばらくは共働きでしたが、結婚して2年が経った頃に妊娠し、出産をきっかけに私は退職しました。勤めている会社に産休の制度もありましたが、息子が小学校に通うまでは育児に専念したかったからです。
また、出産の前には、これまで2人で暮らしていた狭いアパートから部屋数の多いマンションに引っ越しました。
夫の浮気には全く気付かず…
夫の仕事はI T系で、突然の残業や休日出勤があり、忙しい時は自宅に仕事を持ち帰ることもありました。
でも、子供が生まれてからは息子が泣いたり、動き回ったりするので、なかなか仕事に集中できなかったようで、だんだん残業が増えたり、休日はカフェなどに出掛けて仕事をすることが当たり前になっていました。
結婚前から定時で帰ってくること自体が少なく、残業や休日出勤もあったので、特に違和感がなく、夫が浮気をしているなんて一度も思ったことはありませんでした。
浮気を知ったきっかけは、一本の電話でした。
同じマンションで浮気をしていたことが発覚
今は携帯電話しか持っていない家庭も多いでしょうが、私たちは自宅に固定電話を置いていました。とは言え、掛かって来る電話と言えば、銀行からの営業電話とか両親に限られており、いつ解約しても良い状況でした。
ところが、その日は見知らぬ携帯番号から電話があり、「携帯の番号?両親や夫のお母さんから自宅の固定電話からだし、セールスも会社とかの電話のはずだし…。オレオレ詐欺かな?」と不審に思いながら出てみると、電話の男性は最初に名前を名乗った後で、「あなたの旦那さんがウチの嫁と浮気をしていることが分かったので話したい」と言って来ました。
そう言われた時は反射的に電話を切ってしまいました。
いたずら電話だと思ったとか、間違い電話だと思ったとか、そんなことを考える余裕もなく、ただただ怖いと言うか、気味が悪くて切りました。
しかし、すぐに同じ番号から電話がありました。
「大事な話なので真剣に聞いて欲しい」と言われ、どうしてこの番号を知っているのか?と聞くと、奥さんのスマホに、この番号と夫の携帯番号が登録されていたと言います。
試しに夫の携帯番号を聞いてみると、合っていました。
相手は同じマンションの住人!
男性は、興信所を使ってある程度のことまでは調べたようで「証拠の写真もあるので見て欲しい」と言って来ました。
夫や相手の奥さんに出会わないように、3つ隣の駅前のカフェで話をすることになり、私は息子を近所の実家に預けて会いに行きました。
待ち合わせ場所に来た男性に見覚えはありませんでしたが、話を聞いてみると、なんと同じマンションの住人でした。しかも、そのことを男性は知っていました。
写真を見せられた時はショックで何も言えませんでした。そこに写っているのは紛れもなく夫で、服装が違うので複数回は出入りしていることが確認できました。
男性は、出張で留守にすることが度々あって(子供もいません)、その隙に、夫と奥さんは相手の部屋で肉体関係を持っていたそうです。色々と怪しさを感じることがあったのでしょう。
「そちらは何も気付きませんでしたか?」と言われ、何も感じなかった自分を情けなく思いました。
男性は「4人で話し合いたい」と言い、私は断りきれずに了承しました。また、その日までは夫に何も言わないように、と念を押されました。
証拠を突きつけて浮気を認めさせる
1週間後の週末、夫が確実に休んでくれるように数日前から「実家の両親が大切な話をしたいらしい」と言って、浮気相手の夫婦の到着を待っていました。
外で会って修羅場になると周りに迷惑が掛かるし、相手の家だと夫が何度も行っているので、気付かれてしまうため、私たちの家で会うことにしました。
子供は、事情を説明して朝早くに姉が預かってくれました。
時間になるまで夫は「何の用だろ?電話じゃできない話?」と、全く疑っていませんでした。チャイムが鳴って私がドアを開けて2人を入れると、リビングで対面した夫と女性は下を向いて黙り込んでしまいました。
「お義母さんたちが来るんじゃないの?」
ボソッと小さい声で私に尋ねた夫に、私は間髪入れずに「見覚えがあるでしょ?こちらの方。お隣は旦那さんです」と伝えると、女性はドアの方を向き、足早に立ち去ろうとしましたが、相手の旦那さんが腕を掴んで「大事な話だ」と一喝しました。
浮気相手の旦那さんが話を切り出し、奥さんと私の夫に証拠写真を手渡しました。
「他に、動画の証拠もあります。興信所の方に取ってもらいました」
相手の旦那さんが言うと、認めざるを得ない状況になった夫は、出会い系サイトで知り合ったことを白状しました。サイトの名前までは言いませんでしたが、地域を選んで「すぐに会える」みたいな選択肢があるようで、最初はそれを通して会ったと言います。
会ったのは2~3回と、夫は嘘をつきましたが、相手の旦那さんが「調査内容と違う」と、かなり前から興信所を使って調査していたことを伝えると、ついに1年以上前から定期的に、相手の旦那さんが留守の間に、相手の部屋で会っていたことを認めました。
1年以上も前から浮気をしていたことは初めて知ったので、かなり大きなショックを受けました。
許すことなんてできない!すぐに離婚を決意
相手の夫婦が帰ってから、私はすぐに離婚の意思を伝えました。
2~3回、下心に負けてしまっただけならまだしも、1年以上も定期的に会っていたことが許せませんでした。性的な欲求を満たすためだけだったと言い訳を並べられても、そんなことは許せる理由になりません。
私はマンション内で相手の女性に会うこともイヤだったので、その日のうちに必要最低限の荷物を持って実家に帰りました。
姉から両親に話が伝っていたらしく、両親はあれこれ聞かずに受け入れてくれました。
後日、相手の旦那さんから連絡があり、向こうも離婚に向けて話し合いが進められているそうです(女性は拒否しているようですが)。
私と相手の旦那さんは、2人に慰謝料を請求することを決め、さらに私は親権と養育費をもらうつもりです。証拠写真と調査書もシェアしてもらったので、徹底的に戦います。
まだ、離婚は成立していませんが(夫が離婚届に記入してくれないし、慰謝料にも納得していない)、絶対に勝ち取って、息子と両親と穏やかに暮らしていきたいと思っています。