こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・夫の浮気」として、メールをきっかけに夫の浮気を知った妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代前半
・夫 30代前半
・夫が勤める会社のアルバイトの女性(夫の浮気相手)
・息子 2歳
夫の浮気 1ヶ月の猶予期間に女を自宅へ入れた夫
夫の浮気を疑い始めたのは、1通のメールがきっかけでした。
スマホを新しくした夫が「LINEの移行の仕方が分からない」と言うので、夫が寝ている間に移行してあげていた日の夜のことです。
夫のスマホの画面に「メールしちゃいけなかったのって今日だった?」と表示されました。宛名は登録していないようでしたが、メアドの始まりが女性の名前だったので、イヤな予感がしました。
翌朝、夫にはそのことを伝えませんでした。
認められることが怖かったこともありますが、勝手に通知されたとは言え、読んでしまったことをとがめられる気がして、なんとなく言えなかったのです。ちなみに、他のメールは全て削除してありました。
思い過ごしでありますように…。
何度もそう思おうとしたのですが、友人に伝えると「絶対に浮気している」とバッサリ断言されました。「女は、あんたがスマホをいじる日だって知っていて、わざと送って来たはず」とまで言い、「私の知人で探偵をしている人がいるから調べてもらう?」と提案してくれました。
友人からの提案を最初はやんわりと拒みましたが(高額だと思ったので)、友人がその知人に連絡を取ると「今は時期的にもヒマで、依頼もないから格安で調べますよ」と言われたので、お願いすることにしました。
メール相手は会社の女!
1週間もしないうちに、探偵さんから連絡をもらいました。
その探偵さんによると、メールの相手は夫と同じ会社で働くアルバイトの女性でした。年は22歳。私と夫が32歳なので、10歳も年下の女の子です。
そして、夫と彼女が浮気関係にあることも告げられました。
格安で引き受けてくださったので、調査報告書などは簡略化されたものでしたが、夫と女がラブホに出入りする写真と動画もメールに添付して送ってもらいました。
「現物もお渡しできますし、アドバイスもしますので、一度会いましょう」
浮気の事実を知り、頭は真っ白でしたが、翌日の午前中に会うことにしました。
正直、私はその探偵さんと会ったことがないので、いくら友人の知り合いとは言え、若干怖いと言うか、追加料金を請求されるのではないか?とか、これをネタに脅されるのではないか?とか、別の怖さも感じて、友人が立ち会いのもとで、お会いしました。
夫には浮気調査を依頼したこと、探偵さんと会うことは言っていません(探偵さんから口止めされたため)。
待ち合わせのカフェで探偵さんと初対面
待ち合わせ場所は友人の自宅の近くのカフェでした。
探偵さんが到着するまで「夫の浮気のこともだけど、探偵さんに追加でお金を請求されないか心配」と友人に打ち明けると、豪快に笑って「そんなこと言われたら、あたしがぶっとばしてやる」と言われ、ようやく緊張がほぐれました。
「お待たせしました」
そう言って私たちの席までやって来た青年は、私がイメージしていた探偵とは全く違い、どこにでもいるような男性でした。
「あんたのこと信用していないみたい」
友人が笑いながら探偵さんに言うので、私は申し訳なくて顔が真っ赤になってしまいました。しかし、探偵さんは「探偵あるあるなので気にしないで下さい」と言ってくれました。
探偵は特殊な仕事なので、特殊な人だと思われることが多いようです。
この探偵さんと友人は大学の同級生らしく、友人は「私も猫を探してもらったことがある」と言い、とても驚きました。人だけじゃなく猫まで探すなんて…。
「結局、猫は見つからなかったから、探偵としての腕は疑問だけどね」
友人が付き添ってくれたこと、探偵さんが私とも同じ年なこと、そんな安心感もあって、話はフランクに進み、夫に伝える時のアドバイスも教えて頂きました。
もし、離婚を考えているなら、離婚問題に強い弁護士を紹介してくれるとも言ってくれました。
その日の夜、2歳の息子をいつもより少し早く寝かしつけ、帰宅した夫をさっそく問い詰めました。探偵さんに教わった通り、証拠を見せて、言い逃れできない状況を作りました。
調査通り、女は会社のアルバイトスタッフで、ここ半年で浮気関係に発展したそうです。
きっかけは会社の飲み会。女が彼氏と別れて落ち込んでいたため、放っておけずに夫の方から誘うようになったと言います。
1ヶ月の猶予中に夫は?
探偵さんから既に話を聞いていたのに、やはり夫の口から言われると、堪えるものがありました。
泣き崩れる私に夫は謝り続けましたが、夫から誘って浮気関係に発展したことがどうしても許せず、私は息子を連れて実家に帰ることにしました。
しかし、この時点では離婚を決めていたわけではなく、あくまでも「冷静になるための猶予期間」でした。夫に「1ヶ月実家に帰る。その間に清算して欲しい」と言うと、夫はすぐにでも女と別れると約束してくれました。
その間の1ヶ月、夫は私たちを放っておかず、仕事帰りに私の実家へ寄り、息子をお風呂へ入れたり、一緒に食事をしたり、これまで以上に会話が増え、関係を修復しようと頑張っていることが手に取るように分かりました。
この努力を私も認めてあげないといけない…。
母から背中を押されたこともあり、1ヶ月が過ぎようとした週末に、私の方から夫に会いに行きました。
普段、土曜は昼まで寝ている人なので、特に連絡をせず、約1ヶ月ぶりに自宅のドアを開けると、女性の靴が玄関にあることに気付きました。
まさか、この期に及んで・・・女?
そんなはずはない!!
きっと、お義姉さんが慰めに(もしくは掃除に)来ているはず。そう信じながら中へ入ったのに、夫は例の浮気相手と一緒に夫婦のベッドで眠っていました。
途中のスーパーで買って来たビールやお寿司を投げつけ、家を飛び出すと、目を覚ました夫が慌てて追いかけて来ましたが、振り返ることなんてできませんでした。
実家へ戻った私は、夫と浮気相手の両方に慰謝料を請求することを決意し、すぐに探偵さんに連絡を入れました。
1時間後、夫は実家を訪ねて来ましたが、母が門前払いをして、息子にも会せませんでした。修復できそうだと思った矢先の出来事だったので、もう何を言っても許す気はありません。
夫の言い分としては「彼女と別れ話をしていたが、お互い疲れて眠ってしまった」とのこと。
そんなバカな話があるでしょうか。そもそも1ヶ月が経とうとしている時に、まだ別れていなかったこともショックでしたし、何よりベッドルームに浮気相手を入れたことがショックでした。
今は完全に吹っ切れて、探偵さんに紹介してもらった弁護士さんと、着々と裁判の準備を進めています。