こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・夫の浮気」として、結婚前に付き合っていた女性と夫の浮気を疑う妻の体験談を紹介します。
登場人物
・私 20代後半
・夫 20代後半
・夫の元カノ
【夫の浮気】結婚前に付き合っていた彼女との浮気疑惑!
夫とは高校時代からの友人でした。
それぞれに彼氏、彼女がいたこともありますが、友人としての付き合いが長く、高校を卒業してからも仲良くしていました。
ある時、夫が彼女と別れて落ち込んでいたので、話を聞いたり、食事に行ったり…など、少しでも元気になってもらおうと私から頻繁に誘って出掛けるようになりました。ちょうど、その時は私にも彼氏がいませんでした。
それからです。お互いが友だち以上の気持ちになったのは。友人期間が長かったので、付き合うようになってからもラクと言うか、気を遣わずにありのままで自分でいられることも、私たちにとっては好都合でした。
プロポーズをされたのは温泉旅行へ行った時。温泉のように「あたたかい」家庭を作りたいと、少しオヤジギャグが入った言葉でしたが、純粋に嬉しかったです。
夫のスマホに届いた元カノからのメール
結婚生活は最初こそ順調でしたが、「あたたかい家庭」を望んでいた夫は、一刻も早く赤ちゃんを欲しがり、なかなか恵まれない私は少しずつ落ち込むようになりました。
被害妄想かもしれませんが、子供ができないことで、どんどん私への興味が薄れて行くような気もしました。その頃からでしょうか。夫の帰りが遅くなる日が増え、残業だけではなく休日出勤も頻繁になりました。
帰りが遅い⇒私が先に寝てしまう⇒夜の営みがなくなる⇒赤ちゃんは望めない、そんな悪循環です。
それでも、いつかチャンスが訪れると信じていました。
ところが、ある日、夫がスマホを忘れて仕事に行ってしまい「まだ、近くにいるかも」と手に取った瞬間、メールの着信がありました。タップすると、差出人は私と付き合う前に夫と別れた元カノからでした。
そこには週末に、夫と一緒に日帰り温泉へ出掛けたことが綴ってありました。週末は、休日出勤だったはずです。
頭の中が真っ白になりましたが、どこかで疑いたくない自分もいます。それでも、疑わずにはいられません。
過去のメールは丁寧にも全て削除してあったので、夫になりすましてメールを返信してみました。
「楽しかったね」→送信。
すると、すぐに元カノから返信がありました。
「今週はどこに行く?」
夫からは今週末も休日出勤になりそうだと聞いています。
「週末は仕事だな」→送信。
「出た~!休日出勤は奥さんへの言い訳でしょ~(笑)」
休日出勤なんて嘘だったのです。
土日も仕事なんて大変ね…。そう言って、早起きをして、朝食を作って、お弁当にサンドウィッチまで作って持たせていた私に対して、罪悪感を抱かないのでしょうか。
そのメールの内容は全て私のパソコンに転送しました。
離婚か?復縁か?答えが出ない妻
帰宅した夫を問い詰めると、私と結婚する前から元カノとメールをしていると認めました。
これまで、私に隠れてずっと連絡を取り合っていたのかと思うと、一瞬にして彼の全てを信じることができなくなりました。
悪かったと謝罪する彼。その場で連絡先を削除すると言う彼。二度と連絡はしないと誓う彼。
その全てが胡散臭く、いつか再び、まんまと騙されるのではないか?と疑えば疑うほど、顔を見ることや声を聞くことに嫌気が差しました。
「簡単に許すことなんてできない。しばらく考えさせて」
私がそう伝えた翌日から、残業も休日出勤もなくなり、頼んでもいないのに家事まで手伝うようになりました。それもそれで機嫌を取っているようで不愉快なのですが…。
知人に相談したところ、元カノも既婚者と知っているので、双方に慰謝料を請求してスッパリ離婚した方が良いと言われました。ただ、慰謝料を請求するためには「ただ連絡を取っていたり、一緒に旅行へ行っただけではなく、不貞行為があった確実な証拠」が必要だと言います。
今、私が持っている証拠は、夫がスマホを忘れた日のメールだけ。何度読み返しても、日帰りに温泉へ行ったことしか分からず、これでは何人かのグループで行った、と言い逃れをされても反論できません。
また、あの日、夫も「連絡を取っていた」とは言いましたが、肉体関係があったとは言っていません。問い詰めた時に、全てを聞き出すべきだったと後悔していますが、そこまで考えが及びませんでした。
「あなた自身はどうしたいの?」
知人の言葉に頭を抱えました。
夫を信用することは二度とできないかもしれない。そう思う部分が大きい一方で、高校の時から知っている人なので愛情だって微かに残っています。むしろ、夫からの愛情を取り戻したいと思っている私がいます。
自分の気持ちが固まらない以上、先には進めないことは承知していますが、何が最良の選択なのか、まったく分からず、ただ延々と同じことを繰り返し考えて、ひたすらウジウジと悩んでしまっています。