実録・夫の浮気

【夫の浮気】夫が派遣社員の女性と浮気

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美人で仕事ができる派遣社員の女性と夫が浮気

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夫とは大学時代にサークルを通して出会いました。

夫は真面目な性格で大人しいタイプの人で、私と付き合い始めたばかりの頃は、あの○○君に彼女ができたらしい、と周りから驚かれるほどだったようです。

一方の私は、不真面目とまでは言いませんが、夫とは逆で男女問わず仲の良い友だちと夜遅くまで遊ぶことが好きで、他人から見たら派手なタイプだったと思います。

サークルで夫と出会って付き合うようになってからは、友達と会う時に夫を連れ回すことも時々ありました。

大学を卒業しても、しばらくはそのまま付き合い続け、5年付き合ったのちに結婚し、私は長女を授かるまで働き続けました。

長女が授かったのは結婚して1年が経ってからです。その2年後には息子も授かり、下の子が落ち着くまでは専業主婦として家の中から家族を支えています。

正直、専業主婦になるまでは、主婦なんて退屈するに決まっていると思っていましたが、掃除・洗濯・買い物・料理・育児で、1日があっという間に過ぎていき、24時間では足りないくらいでした。

夫は月に12度くらいは残業することがありましたが、基本的には定時で帰宅して、家族と一緒に夕食を食べていました。

そんなある日のこと、夫が夕食を食べながら新しく入ってきた派遣社員の女の子の話をしました。

若いのにテキパキと動いて仕事もできて、そのうえ美人で気も利く、とか…。

会社の人にあまり興味がない夫が若い女の子のことを褒めたので、少し気にはなったのですが、私にそんな話をするくらいだから、やましいことはないだろうと思っていました。

月2→毎週に増えた夫の残業

残業

しばらくすると、夫の残業が増えてきました。

今までは月に12度だったのに、それが週1ペースになり、どうしてそんなに残業が増えたのか?と聞いたところ、一部の派遣社員が一斉に辞めたので、雑用が増えて時間内に仕事が終わらなくなったと言いました。

仕事なら仕方がありません。

しかし、それが嘘なのではないか?と思い始めた出来事があります。

夫が「雑用が増えた」と言い訳をした1ヶ月後くらいだったと思うのですが、その日も夫は残業で帰宅しておらず、たまたま母が家へ来ていたので、子供たちをお願いして、夫のビールを買いに自宅近くのコンビニまで行きました。

ビールを買ってコンビニから出ると、少し前を夫が歩いていました。

「あら、今日は思ったより早かったね。お母さんいるけど、気を遣うかな」

そんなことを思いながら、夫の背中を追いかけて、声を掛けようとしたその時です。

夫の声が聞こえました。

「来週もそっちに行っていい?それとも、たまには外で食べる?どっちでもいいよ。〇〇(女の名前)が好きな方で」

これを聞いた時は、身体中に電流が流れたようなショックを受けて、夫に声を掛けられませんでした。

私の性格上、すぐに「どういうこと?」と責めそうなものですが、本当にショックが大きいと何も言えない性分なのかもしれません。

やっぱりスマホは証拠の宝庫

スマホ

その日以降、私は夫の行動を観察しました。

今までは幼い子供たちばかりに注意をしていましたが、夫のことも見ていないフリをしながら、じっくり観察しました。

残業は木曜か金曜になることが多く、さらにスマホは家の中でも常に持ち歩き、お風呂やトイレにも持ち込んでいました。たまに「ちょっとコンビニに行ってくる」と夜遅くにスマホを持って出かけることもありました。

浮気を疑う前だったら、つまみでも買って来るのかな?と思う程度で、全く気にしていませんでしたが、スマホを持って出て行く姿を見て、「やっぱりおかしい。外で浮気相手と喋っているはず」と思い、徐々に平静を装うことが難しくなってきました。

子供たちにあたってしまうこともあり、このままではいけない!と思って、夫が寝ている間にスマホのロックを解除すると(複雑なことに私の誕生日で解除できました)、LINEから女性とのメッセージやツーショットの写真などが出て来ました。

夫が本当に浮気をしていた…。

二人の写真を見ていると気分が悪くなり、血の気が引いていく感じがしました。

「この人だけは浮気をしない」

ずっとそう思って信じていたのに、別の女性と関係を持ち、私に嘘をついていたと思うと、絶望的な気持ちになりました。

朝まで一睡もできず、ベッドの中で様々なことを考えました。どうして夫が浮気したのか、私に落ち度はあったのか、これから私はどうした方が良いのか、子供たちを一人で育てられるのか。

夫の浮気を許すことはできません。しかも、LINEの名前やメッセージから、浮気相手は夫が絶賛していた派遣社員の子だと分かって、なんとなく勝ち目がない気にもなりました。

でも、子供たちのことを考えると、離婚を言い渡すこともできませんでした。

様子に気付いた夫が謝罪

朝起きた夫は、すぐに私の様子がおかしいことに気づいて「どうしたのか?」と聞いてきました。

それもそうでしょう。いつもは朝食や出勤の用意がされているのに、何の用意もせずベッドに横たわっているのだから。

そこで、夫のスマホを見たこと、浮気していることがわかったこと、一晩眠れなかったことを話すと、夫はいきなり土下座をして私に謝りました。

相手はやはり派遣社員の女の子で、浮気をするつもりはなかったけれど、会社の飲み会で酔っ払った彼女から言い寄られて、肉体関係を持ってしまい、それから不倫が始まったと言います。

家に帰って私や子供の顔を見る度に罪悪感に駆られて、何度も断ち切ろうとしたけれど、別れ話をすると女の子が泣きだして、なかなか別れられず、夫も悩んでいたそうです。

それは夫と彼女の都合であって、妻である私の立場からすれば、泣かれても叩かれても、そこはしっかりと別れて欲しいと告げました。

夫は「今日、別れを伝える。だから、遅くなるかもしれない」と言い、帰宅後は「約束通り、きちんと別れて来た」と報告を受けました。

それから1ヶ月―。

夫の残業は今までのように月12回程度になりました。表面上は何事もなかったかのように、平凡な生活へと戻りましたが、派遣の子は退職していないようだし、ふとした時に夫の浮気を思い出しては心が病んでしまいます。

表面上ではなく、本当の意味で、夫に対して以前と同じだけの愛情を持ち続けられるのか、私にも分かりません。

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