こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。今回は、夫の浮気についてカウンセラーに相談をした妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代前半
・夫 30代半ば
・医師、カウンセラー
・息子 1歳
【夫の浮気】夫の様子に異変を感じてカウンセラーに相談
夫とは結婚して4年になります。
結婚したばかりの頃は周囲から羨ましがられる仲良し夫婦でしたが、息子が生まれてから夫婦関係が大きく変わりました。
夫は基本的にマメな性格で、妊娠中は私の体調をいつも気遣い、たとえ具合が悪くて夕食を作ることができなくても、気分を害することなく帰宅後に私の分まで作ってくれました。料理だけではなく、洗濯や整理整頓についても同様です。
そんな姿を見て「子供が生まれたらは、子供の面倒もよく見てくれる父親になるんだろうな」と安心していました。
もちろん、息子が誕生したばかりの時は涙を流して喜び、私が病院にいる間は、仕事を早く切り上げて、毎日来てくれました。
夫の様子が変わったと感じ始めたのは、息子が6ヶ月くらいの頃でした。新生児の頃はよく眠ってくれる子でしたが、6ヶ月頃から夜泣きが始まり、私も夫も寝不足でストレスを抱えていました。
それ以降、夫は「仕事に影響があるから」と別室で寝るようになり、寝室には私と息子が2人で寝るようになりました。
「何かがおかしい」けれど確証が持てない
そんな生活が続いて、しばらくした頃から夫の帰りが遅くなることが増えて来ました。
夫は「新しいプロジェクトがあるから残業が多い」と言っていましたが「何かおかしい」と感じていました。具体的なことは言えませんが、雰囲気と言うか、視線と言うか、何となく様子が変なんです。
ただ、確証が持てません。夫がお風呂に入っている隙に、財布の中などを探ってみましたが、あやしいレシートもなく、クレジットカードも定期券以外で使われている様子がありません。
それに、仕事と言われてしまえば強くも言えません。証拠だってないし、何より育児に費やす時間も多いので、そんなに夫のことばかり考えていられない状況でもありました。
息子が1歳になった頃、夜泣きは落ち着いていたのですが、今度は私がストレスで不眠症になってしまいました。
これ以上は体が持たないと思い、夫に「家事や育児をできる範囲でサポートして欲しい」と言ったこともありましたが、夫からは「仕事が忙しくて、しばらくは残業が続く」と言われてしまいました。
はじめての心療内科で心は軽くなった
私のストレスの原因は、育児だけではありません。夫の様子がおかしいことも、かなり影響していました。このままでは本当に身体と心が壊れてしまうと思って、心療内科を受診することにしました。
結果的に、この行動は正解でした。はじめてだったので不安はありましたが、先生は自然に悩みを引き出してくれ、現在の状況と心身の状態を理解してくれました。
不眠症を改善するためには薬の力も必要だと言われ、お薬を処方してもらい、充分な睡眠も取れるようになりました。眠れることで精神的なストレスは自然と軽減され、なんとか家事と育児はこなせるようになりました。
しかし、夫の様子が変わらない以上、この疑念に対しての不安は消えず、完全にストレスが払拭された状態ではありませんでした。
興信所を使って、真実を暴いて離婚することも考えましたが、シングルマザーとして息子を育てていくことに不安もあり、この件については我慢するしかないと思っていました。
そのことを先生に話すと、夫婦関係のカウンセラーを紹介してもらうことができました。
カウンセラーとの会話で離婚を決心
カウンセラーの方に、夫に関する悩みを相談したところ、本当に親身になって話を聞いてくれました。
また、浮気の疑惑があるのなら事実を明確にすること、離婚をするのであれば慰謝料を請求すること、夫には養育費も払ってもらうこと、自宅の名義と親権を取得することなど、法的な問題を含めて、離婚しても生活できるための方法を教えてもらいました。
万が一、離婚になっても息子を育てて生活していくことができる!
そんな勇気まで湧いて、新たな一歩を踏み出すきっかけができたと思います。
将来に対する不安が軽減され、気持ちを強く持つことができるようになったので、心のモヤモヤを解決するために、勇気を出して夫に、話を切り出しました。
自由に使えるお金があまりないので、興信所などを通して浮気の証拠は掴んでいない状況でしたが、記入済の離婚届を見せて「浮気をしているなら離婚したい」と単刀直入に伝えると、夫は強く否定しました。
「浮気なんてしているわけがない。仕事で遅いだけに決まっているだろ」
そんな感じのことを主張しましたが「興信所に調査を依頼して、明日、結果を教えてもらうことになっている」とカマをかけると、主張をころりと変えて、あっさり浮気を認めました。
それでも夫は往生際が悪く「深い関係ではない。カラダの関係だけだ」と、離婚を拒否し、親権も譲りたくないと言い出しました。
そんな理屈がまかり通るはずなんてありません。
とは言え、実際のところ、私も何の証拠も持っていないので、今後の話し合いは難航すると思います。でも、どんなに困難な道のりでも、必ず納得できる形で離婚できるように、これからも諦めずに戦っていくつもりです。