こんにちは。浮気探偵.com～浮気成敗コラム～です。本日は、友人の何気ない一言がきっかけで束縛夫の浮気を突き止めた妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 20代後半
・夫 20代後半
・私の友人
・私の両親
・息子 1歳
夫の浮気 束縛がひどい夫が浮気
夫とは友人の紹介で出会いました。
初対面の時から感じの良い人で、友人からも「絶対おすすめ！」と言われました。たしかに話しやすいし、真面目そうだし、顔も悪くはないし、「良いかもな…」と思うようになりました。
とは言え、その時は連絡先を交換する程度で、後日、飲みに行く時も友人たちを交えて行ったので、恋愛関係に発展するまで時間は掛かりました。
出会ってから10ヶ月目くらいで、ようやく告白されて付き合い始め、その時は私も幸せいっぱいでした。
しかし、優しくて話しやすくて安心感があることは変わりませんでしたが、付き合ってから『束縛がひどい人』だと感じました。
たとえば「仕事が終わってから駅まで同僚と歩いて帰った」と言うと、詰問するような口調で「男？女？」と聞いてきたり、誰かとメールをしているだけで「男？女？」と聞いてきたり、昔、彼女に浮気でもされたんじゃないか？と思うほど、聞き方が攻撃的で、「性別的には男だけど、男ってだけで何の感情も…」と言っている途中に「連絡先を消せ」とか言われました。
ただの同僚なの！！学生時代からの友だちなの！！男とか女とか関係ないでしょ！！
そう言って喧嘩になったことも一度や二度ではありません。別れを考えたこともありました。腹が立つし、ちょっと怖いし。はっきり言って異常だと思ったので、逃げた方が良い気と思ったことさえありました。
でも、束縛がひどかったり、嫉妬がすごいことを除けば、出会った頃のままの良い人で、週末は私と一緒に「どこに行こう」「何をしよう」「何を食べよう」とか、いつも色々と考えてくれて、頼り甲斐もある人でした。
結婚は付き合って1年が経った頃、私の妊娠がきっかけでした。
育児中に聞いた友人夫婦の話
初めての出産は、私の場合、思っていたよりも大変ではありませんでした。むしろ、息子が生まれてからの方が本当に大変でした。
産休と育休の間、会社を休むことになった私は「休みの間に、何か自宅でできる趣味でも始めようかな」と呑気なことを考えていましたが、それどころじゃないくらい、初めての育児に悪戦苦闘の毎日でした。
育児に加えて、家事もあって、夫はアレルギーで食べられない物があるため、合わせ調味料などが使えないことも多く、自炊にも時間が掛かりました。
息子は夜泣きもするし、洗濯物も多いし、せめて息子をお風呂に入れるとか、帰って来た時だけは協力して欲しいと思っていたのに、私の気持ちとは裏腹に夫は、ずっと家にいる＝時間を持て余している、と思い込み、何も協力しないどころか、以前よりも束縛と言うか、行動チェックがひどくなりました。
「なんでまだ（夕飯の）支度が出来ていないんだ。昼間に誰かと出掛けているんじゃないか」とか、心無い言いがかりに凹んだり、時にはそんな言葉と戦ったり…。徐々にストレスが溜まっていきました。
そんな愚痴を聞いてもらおうと、学生時代の友だち（女です）に電話を掛けたところ、私よりも1年先に結婚した彼女から意外なことを言われました。
「〇〇（私の名前）の旦那さんがそうってことじゃないけど、結構ね、束縛が強い人って自分にやましいところがあるから、相手のことも信じることができないみたい。私の旦那も、少し前からやたらと私の行動を聞くようになって、怪しいと思ったら浮気してたの」
その話を聞いた時、「うちのケースとは違うな。だって束縛は昔からだから」と思いましたが、心のどこかに引っ掛かっていました。
長い髪の毛で夫の浮気を確信
友人と電話をした直後から、夫の帰りが遅くなる日が多いことに気付きました。
正確に言えば、もっと前から夫の帰宅時間が遅い日は増えていたのですが、先に私が寝ていたり、子供に付きっきりになることが多くて、あまり気にしていませんでした。
もしかして浮気している…？と、一度でも疑ってしまうと、どうしても悪い方に考えてしまい、夜遅くまで夫を起きて待つようになりました。
「最近、遅いね」
「忙しいんだから仕方がない」
そう言われて信じようと思っても、どうしても疑いが晴れません。でも、やみくもに浮気を疑われることがどれだけ嫌な気持ちになるのか、を私は知っているだけに聞けませんでした。
そんな日が続いた頃、遅く帰って来た夫が脱いだものを洗濯しようとした時に、ワイシャツの内側から長い髪の毛が1本出て来ました。
電車で通勤していれば、スーツの外やコートに他人の髪の毛が付くことは珍しくありません。どこで付いたのか、買い物のビニール袋に付いていることだってあります。
でも、ワイシャツの内側に髪の毛が付くなんて、変じゃない…？と不審に思って、お風呂に入っている夫のスマホをチェックしました。
すると、LINEから特定の女性とのやり取りがごっそり出て来て、この日だけではなく、残業で遅くなると言っていた日のほとんどが、この女性と一緒にいたことが分かりました。
お風呂から出て来た夫を問い詰めると、勝手に携帯を見たことにブチギレながら、「だったら、おまえも怪しいから携帯を見せろ」と迫られました。別に私は見せたって構いません。
でも、浮気を謝るどころか、話題をすり替えて私の行動を疑ってきた夫に、怒りを堪えることができず、そのまま家を飛び出しました。
家を出てから、深夜で行くアテがないこと、子供を寝せたままにしていること、スマホも財布も置いてきたこと等を後悔し、30分くらい公園で時間を潰して、おとなしく自宅に戻りました。
夫は家を飛び出した私を探してくれていませんでした。ビールを飲みながらテレビを観ていて、帰った私をチラッと見るだけで、話し合う気配さえありませんでした。
そんな夫の姿を見て、私は離婚を決意し、次の日、荷物を宅急便で送って、息子と一緒に実家に帰りました。
両親が味方に！弁護士に相談して離婚手続きへ
何の連絡もせずに帰った私を、両親は黙って受け入れてくれました。
「話すのは気が向いたらでいいよ」
母はそうやって私を気遣ってくれましたが、誰かに聞いて欲しい私は、すぐに父と母にこれまでのことを話しました。浮気のこと、自分も疑われていること、束縛がひどいこと、家事や育児に非協力的なこと、急に怒鳴るから怖いこと…。
結婚をしてから、たった1年で離婚を決めた私に「そんな男とは離婚しなさい。大事に育ててきた娘が泣いて暮らしているなんて我慢できない」と、両親ともに離婚を賛成してくれました。
その日も次の日も夫からは何の連絡もありませんでした。
私の両親も夫には連絡をしておらず、むしろ父は、知っている弁護士さんに連絡をしたようで、離婚を進めるために、私の代わりとなって相談に行ってくれました。
結婚する時は夫のことを頼もしい、私のことを考えてくれている、と思っていたのですが、こんなことになって、両親の方が何倍も頼もしくて、何倍も私のことを考えてくれている、と感じました。
良い時じゃなくて、辛い時や苦しい時に手を差し伸べてくれる人が本当の味方なんだと実感したほどです。
1週間が過ぎてから、ようやく夫が私の実家に来ました。私は会うことを拒絶したので、玄関先で両親が対応したようですが、夫は浮気を認めて謝ったそうです。
でも、私の心は離婚で決まっていたので、何を言われても、何度謝られても、許すつもりはありません。
夫には弁護士さんが連絡を取ってくれたのですが、離婚は拒んでいるらしく、これから離婚を進めるために正式な手続きに入ります。
まだ1歳にも満たない子供を抱えて生きて行くことは大変でしょうが、ずっと束縛されて、浮気をされて、馬鹿にされながら生きて行くよりは、離婚をした方が私のためでもあり、息子のためでもあると思っています。
私には両親という強い味方がいるので、徹底的に戦います！
