不倫に関するニュース

【不倫に関するニュース】パパ活、ママ活が不倫の温床に

2018年11月5日、Twitterで「ママ活」をしていた福岡市内の高校2年の男子生徒(17)が、不良行為で補導されました。

「ママ活」とは、昨今話題になっている「パパ活」の男女が逆転したものです。

主に若い男性が女性と食事などに行き、その女性から金銭の援助を受け取る、といった行動を指しますが、こうした「ママ活」「パパ活」を行っているのは、ほとんどが既婚者の女性、男性と、若い学生です。

今、なぜこうした「ママ活」「パパ活」が流行しているのでしょうか?

今回、福岡市内で男子高校生が「ママ活」で補導されたニュースをご紹介すると共に、不倫の温床になりかねない「ママ活」「パパ活」の問題について考えていきます。

SNSで「ママ活」募集、高2男子を補導

福岡県警は今月5日(2018年11月5日)、Twitterで「ママ活」をしていたとして、福岡市内の高校2年の男子生徒(17)が不良行為で補導。

男子生徒は、Twitter上で『#ママ活募集』とハッシュタグをつけて投稿をしていたという。

そこで、福岡県警の署員が身分を隠して、Twitter上で男子生徒に連絡を取ったところ、「2時間カフェでまったり会うので7000円」と料金を伝えてきたため、今回の補導に繋がった。

広がる「ママ活」…。「パパ活」も未だ横行中

ネットで「ママ活」を検索すると「楽しいひと時を過ごせるような方を募集しております! #ママ活 #ママ活募集」といった「ママ活」を呼びかける投稿が見受けられる。

プロフィールと共に「1時間4000円+交通費」といった料金の記載があることもあった。

また、ママ活専用のマッチングアプリもあり、サイトには、

“『仕事もプライベートも充実した大人の女性』と『若くて元気な夢を追いかける男子大学生』をつなげる大人の女性による男子大学生応援アプリ”

との説明があった。

このように、広がっていく「ママ活」に対し、年上男性が若い女性に対し、食事などと引き換えに金銭援助を行う「パパ活」も勢いを褪せていない。

肉体関係を引き換えに金銭を得る援助交際と比べ、「パパ活」や「ママ活」はあくまで食事やデートだけの関係で金銭をもらえるとして、若い男女が手軽なお小遣い稼ぎとして、こうした活動に手を染めているという実情がある。

こうした活動は子供たちが危険な事件に巻き込まれる可能性があり、決して手軽な活動ではない。何とかして解消すべき問題だ。

参考: 「ママ活」で高2男子補導 学生に溺れる女性の心理とは?

<浮気探偵.com編集部より>

今回、若い男女と、年上の大人たちが出会い、金銭のやり取りをする「ママ活」「パパ活」の問題について取り上げました。

今回の事件で補導をされた男子高校生はまだ10代です。

身を守る手段が成人と比べ少ない未成年の少年が、「ママ活」を行う中で、何らかの危険な事件に巻き込まれてしまう可能性が十分にあったはずです。

そうした被害を、未然に防ぐことができたことは、素晴らしいことであったと浮気探偵.com編集部は感じています。

同時に、「ママ募集」などを行う子供たちと同様に、「ママ活」「パパ活」を行う大人たちにも大きなリスクがあることをお伝えしたいと考えております。

不倫の温床となる「ママ活」「パパ活」

「ママ活」を行うのは、大半が子育ての落ち着いた40代の既婚女性とのことです。

ホストクラブのように高額がかかるわけではなく、手軽に若い男性と会えるということで、女性たちの間で「ママ活」の需要は増えています。

こうした女性たちは、すでにお伝えした通り、多くが既婚女性であり、若い男性とのデートが浮気・不倫の温床になっていることは間違いありません。

「ママ活」「パパ活」は肉体関係を伴わないことを前提としていることが多くありますが、こうした出会いをきっかけに、年の差カップルが生まれることや、肉体関係を伴う関係に発展することは十分に考えられます。

当然ですが、既婚者の方が、配偶者以外の異性と関係を持つことは、不貞行為であり、民法770条にも離婚事由として記載されています。

「ママ活」や「パパ活」を行う既婚女性、男性は、多くがこうした活動を不倫とは捉えていません。

「少しお小遣いをあげて、若い男の子(女の子)とご飯に行っているだけ」

このように開き直り、何度もこうした活動を行っているうちに、段々と深みに嵌ってゆき、本気の恋や、肉体関係に発展し、不倫関係に陥ります。

あなたは大丈夫?奥様、旦那様の行動に改めて注意して

不倫をしている奥様、旦那様は、少なからずばれないように、という意識を働かせる分、却って怪しい行動をしやすく、疑いやすいという面があります。

一方で「ママ活」「パパ活」を行っている人たちは、不倫という意識が希薄な分、怪しい行動をしにくいと言えます。

しかし、こうした行為は、間違いなく不倫の温床です。

あなたの奥様や旦那様は大丈夫でしょうか?

パートナーの不倫で悲しい思いをしないためにも、改めて行動に注意し、少しでも怪しい行動があった時には、浮気調査のプロである探偵事務所に相談や浮気調査を依頼するなど、行動を起こすようにしてください。

パパ(ママ)活に関して

パパ(ママ)活未遂とは?

パパ活未遂とは、その名の通りパパ(ママ)活はまだしていないが、しようとしている行為です。どのような行為がパパ活未遂なのかご紹介します。

まず一つ目が、『夫(妻)が出会い系サイトなどで、相手の男性や女性を探している』状態です。二つ目の行為が、『パパ(ママ)活の相手の男性や女性と会おうとしている』状態で、最後の一つが、『会っても、肉体関係を持っていない』状態です。

夫や妻が、相手の男性や女性に会っていたらパパ(ママ)活になりそうな気もしますが、実際には会っただけでは不貞行為にはならないので、未遂扱いになるそうです。食事やデートだけであれば、『不貞行為未遂』という扱いになるので、パパ(ママ)活の相手に対して慰謝料を請求することはできないので注意してください。

この未遂の時点であれば、パパ(ママ)活をしようとした夫(妻)に対して、悲しみや怒りが湧くかもしれませんが、まだ会ってないのであれば、これからもパパ(ママ)活はしないように話し合うなどして、事態を悪化させないように努めてみてください。ただ、話し合ってすんなり止めてくれれば良いですが、パパ(ママ)活を禁止されたからと浮気をしないように暫くは警戒しておいた方が良いかもしれません。

パパ(ママ)活で不貞行為があった場合にできること

パパ(ママ)活で、夫(妻)が相手の女性や男性と肉体関係を持っていた場合には、不貞行為とみなすので、パパ(ママ)活相手に対して慰謝料の請求をすることができます。

①『離婚を決意したうえで、離婚時に夫(妻)にのみ慰謝料を請求する』

②『離婚を決意したうえで、夫(妻)と相手に対して慰謝料を請求する』

③『離婚は保留で、パパ(ママ)活の相手へ夫(妻)への接触を禁止し、慰謝料を請求する』

④『離婚は保留で、夫(妻)とは別居して、慰謝料や婚姻費用を請求。パパ(ママ)活相手に対しても慰謝料を請求する』

⑤『夫婦で、今後どうするかを話し合う』

夫(妻)にパパ(ママ)活をされた時の対応は、沢山あります。自分が一番納得のいく方法を探しましょう。ただ、パパ(ママ)活の相手が夫(妻)が既婚者だと知らなかった場合は、パパ(ママ)活相手に慰謝料を請求できないことを覚えておいてください。

参考

まいじつ『リアル『中学聖日記』!? 中高生にカネで近づく“ママ活”驚愕の実態』BIGLOBEニュース

工藤博司『「援交」「パパ活」ツイートに直接警告リプライ 「こちらは愛知県警察少年課です…」』JCASTニュース

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