こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。
本日は「実録・恋人の浮気」として彼女に浮気をされていた男性の体験談をお伝えします。結婚前に発覚して良かった彼女の本当の姿とは?
まずは、この体験談に登場する人物を紹介します。
登場する人物
・私 30歳
・M子 20代後半
・Yクン 彼女の同期
・Jちゃん 彼女の同期
彼女の浮気 結婚しなくて良かった!カノジョは二股女
M子との出会いは職場でした。
部署こそ違うものの、帰り道が途中まで同じだったり、ランチに行くタイミングが一緒だったり、自然と親しくなりました。
時には仕事が終わってから一緒に飲みに行くなど、何度か二人で話すうちに、私から告白をして付き合うことになりました。
ざっくりまとめると、たった数行ですが、出会ってから付き合うまでに3年掛かっています。それほど、ゆっくりと距離を縮め、無理のない自然な形で関係を深めて行きました。
付き合い始めてからの生活は、これまでと特に変わらず、変化があるとすれば、飲みに行った後に、お互いの家へ行くようになったことくらいです。一緒に住むなど、そんな話はまだ出ていませんでした。
交際から3ヶ月後、私は九州へ転勤の指令を受けました。良い話であったこと、発表前に上司から直接頼まれたことなど、断ることのできない転勤でした。
拠点の立ち上げから現地で採用したスタッフの教育など、転勤期間は短く見積もっても3年。M子とは付き合って間もないこともあって、結婚を意識していませんでしたが、3年の遠距離恋愛は長いように思います。
私も30歳。人生の区切りとして、結婚を決めるには良い年齢です。
思い切ってM子にプロポーズをすることにしました。
届いたメールに覚えのないことが…
付き合って3ヵ月でのプロポーズは、おそらく誰にとっても早すぎることでしょう。
それを承知でのプロポーズでしたが、M子も突然のことに動揺していました。無理もありません。今までゆっくり時間を掛けて交際までこぎつけたのに、交際した途端に速度を切り替えては、迷いも生じるでしょう。
「少し考えさせて欲しい」
そんな返答でした。気長に…、そして今まで通り自然体で…。ゆっくりと彼女の返事を待つことにしました。
ところが、その翌日に彼女から届いたメールに不審な点を見つけてしまいました。
そのメールにはハートマークが多く使われており、「大好き」だの「また一緒に出掛けようね」だの書いていましたが、メールの内容にある「昨日のデート」に覚えがありません。
読み進めると、「昨日のデート」は会社帰りに食事をして、その後は映画を観たようです。
私ではありません。女の子同士でも、そういう表現でメールを送ることもあるのかな…?と思ったのですが、最後の方にYクンと名前があったので、私以外の男とデートを楽しんだようです。
浮気だ…!!
悔しい気持ちと怒りで一杯でした。
何とかして彼女を取り戻そう、一瞬だけそう思ったのですが、浮気をしていた女性を取り戻してまで結婚をしたいか?と冷静になって考えると、答えはノーです。
「この間のプロポーズはなかったことにしよう」
間違って送られたメールに、そう書いて返信しました。
浮気じゃなくて完全な二股だった!!
M子の同期にJチャンと言う女性がいます。
M子たちの同期は全員で5人。非常に仲が良く、頻繁に飲み会も開いているようですが、Jチャンだけは大人びた雰囲気で、同期たちとも距離を置いていました。
Jチャンなら何か教えてくれるかも…と、彼女を呼んで話を伺うと、彼女は私とM子の関係を知らず、あっさりと「M子とYクンは同期で入社直後から付き合っていますよ」と教えてくれました。
Jチャンは、どうやらM子のことを好ましく思っていないようで、聞いてもいないことまで話し始めました。
「M子はYクンと付き合っているのに、先輩や後輩にひっきりなしに手を出してるんです」
「私、ああいう子が苦手なんですよね。飲み会でも、いつも話題の中心にいなきゃ気が済まない子で、Yクンがいない時は、男の話ばっかり」
「本命はYクンで、常にとっかえひっかえされている他の男たちは二番手扱い。一年中、いつでも二股で、一人だけじゃ物足りない気質みたいです」
私と付き合いながら別の男と浮気をしたー。そう思っていた私が間違っていました。
先に付き合い始めたYクンが本命で、私は二番目。しかも、二番目の男はコロコロ変わって、代わりなんて、いくらでもいる・・・。
ここまで事実を知ってしまうと、二股を掛けられたことが悲しいのではなく、間違って結婚してしまわなくて良かった、と思うだけです。
その後、私は予定通りに転勤をして、3年半で東京へ戻って来ました。
空港で待っていたM子と対面
空港のロビーに出ると、M子の姿がありました。
転勤から戻って来る日やフライト情報は、社内の誰かに聞けば簡単に分かることでしょう。しかし、私の中では3年半前に終わったこと。それから一度も連絡を取っていなかったので、どうして待っているのか不思議でした。
無視して通り過ぎようとすると、ずっと後をついて来て、夕飯を食べようと入店した空港内のレストランにも入って来ました。
「何の用?話すことなんてないんだけど」
冷たく突き放した私に、M子は言いました。
「あの時はごめんなさい。彼とはとっくに別れたので、もう一度やり直したいの」
そして、図々しくも結婚をしたいとまで言い出しました。
さすがに驚きましたが、やり直すつもりはなかったので、きっぱりと断ると「彼とは何もなかった」「ただの同僚で勝手に勘違いした」だの次々と言い訳を並べました。
それなら、何故あの時、すぐに言わなかったのか?どうして3年半も連絡をよこさなかったのか?
黙ってしまったM子を残して私は一人で店を出ました。
転勤してからも、たまにJチャンとは業務上のやり取りで連絡を取っていたので、それとなくM子のことを聞いてみると、今までの二股が全部Yクンにバレてしまい、フラれてしまったそうです。
しかも、常に社内で二股を掛ける女、と悪い噂が広がって、男性社員だけではなく女性社員からも相手にされていないとのこと。
「今まで社内の男を好き放題漁っていたのだから当然の結果」
Jチャンは、そのように冷たく言っていました。私もそう思います。
結婚しなくて本当に良かったです…。