こんにちは。浮気探偵.com編集部です。
夫婦共働きの世帯が増加し、結婚後も女性が男性と同等に働くケースが一般的になっている現在、寿退社という言葉も死語になりつつあり、夫も妻も仕事に追われ、二人で過ごす時間を充分に確保できない夫婦さえ存在しています。
「夫婦ふたりで過ごす時間が取れなくなった」「時間のスレ違いがきっかけ」など、時間の問題は夫婦間が冷え始める理由にもなっています。
しかし、本当に「時間」は重要なのでしょうか。
もしかしたら、二人の時間が減ったことは、ただの言い訳で、実際は別の理由で夫婦関係が冷え始めるのではないでしょうか。
そこで今回は、ミーレ・ジャパン株式会社が実施した「夫婦で過ごす時間」についてのアンケート結果をご紹介します。
夫、妻の意識に若干の差があり、興味深い内容でした。
＜夫婦で過ごす時間を現状よりも増やしたいですか？＞
【もっと増やしたい】
男性 14.2% 女性 14.4%
【やや増やしたい】
男性 21.8% 女性 15.2%
【現状のままでいい】
男性 58.8% 女性 57.6%
【やや減らしたい】
男性 1.8% 女性 4.0%
【もっと減らしたい】
男性 3.4% 女性 8.8%
この結果から【もっと増やしたい】＋【やや増やしたい】を合算すると、
男性 36.0% 女性 29.6%
逆に【やや減らしたい】＋【もっと減らしたい】を合算すると、
男性 5.2% 女性 12.8%
となっており、男女ともに「増やしたい」と答えている割合が「減らしたい」と答えている割合より多いことが分かりました。
しかし、気になるポイントがないとは言えません。
それが「減らしたい」と答えている夫と妻の差です。
男性は全体の約5％ですが、女性は倍以上の約13％が、夫婦の時間を減らしたいと回答しています。
夫が、夫婦の時間を求めている一方で、妻は違うことを願っているようです。
編集部の周辺に聞いたところ、以下のような回答がありました。
女性の方が「夫婦の時間を減らしたい」と回答。妻の本音は？
- 仕事で疲れて帰ったのに、ゆっくりする間もなく夫から「今から帰る」と連絡があるとイラッとする
- 休みの日に家でゴロゴロしないで、どこかに出掛けて来て欲しい
- 仕事もしているので一人の時間が欲しい
- 私の休みと重なるとガッカリしてしまう
- ネトフリで韓国ドラマを観たいので、夫の帰りが遅くなることを毎日のように祈っている
- 夫さえ外で食事を済ませて来たら、夕飯を作らないで済むのに…！
- 脱いだものくらい洗濯機に入れて欲しいし、出したものは片付けて欲しい
仕事で疲れているのは、男性も女性も同じこと。また、一人の時間が欲しいことも共通の想いでしょう。
夫の多くが、妻に安らぎや癒しを求めているのに対し、妻の多くは、夫以外の楽しみに安らぎや癒しを求めているのかもしれません。
また、夫婦で働くことが一般的になっているとするならば、家事も夫婦で分担することが当たり前のはずですが、どうしても「家事は妻の仕事」「炊事は女性の方が得意」と思い込んでいる男性が多いこともまた、このような結果になる要因でしょう。
＜浮気探偵.com編集部より＞
「ウチの夫は仕事から帰ると家事をしてくれます！でも、それが大きな問題です」
そう話してくれたのは、30代のT子さん。以下、Ｔ子さんの想いをお伝えします。
＊＊＊
以前は私一人で家事をしていたのですが、ある時から夫が家事を手伝ってくれるようになりました。
ところが、夫は几帳面すぎるというか、潔癖症というか、掃除や洗濯に私の3倍以上の時間を費やします。
しかも、私のやり方が気に入らないようで、さっき掃除したばかりの所を、もう一度やり直されます。
毎回毎回、テレビやソファを動かして、その下まで丁寧に拭きます。掃除だけじゃありません。
食器洗いも、整理整頓も、私の後に黙ってもう一度やり直すんです。
気分が悪いので、「そんなことするなら、最初から全部やって！」と言ったところ、毎日が大掃除状態…。
どこの清掃業者なのよ！
そう怒りたくなるほど、いろいろな掃除用具を買って来て、せっせと掃除をしていて（もはや趣味）、私がテレビを観ていても、隣でドタバタと大きな音を立てながら「あの洗剤を取って来て」「ティッシュを敷いて、その上に洗剤を置いて」などと言われ、余計に疲れます。
料理だけは私の担当ですが、調理中も近くに立って監視され「あ！今、コンロに煮汁が飛んだよね」とか「シンクで洗う前にティッシュで拭いて」とか、汚さないことを最優先にしなくてはいけません。
しかも、ちょっとでも何かを飛ばそうものなら、調理を中断して掃除…。
家事は分担が理想！！なんて言われていますが、夫が帰って来ると、どこかを汚してしまっているのではないか？と緊張してしまいます。
神経をすり減らしながら生活をするくらいなら、家事に無頓着な夫の方が良かったなあと思っています。
