実録・恋人の浮気

【彼の浮気】遠距離恋愛中に浮気をされた女性

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・恋人の浮気」として遠距離恋愛中の彼氏に浮気をされた女性の体験談をお伝えします。

まずは、この体験談に登場する人物を紹介します。

登場する人物
・私 20代後半
・彼 20代後半
・S江 彼氏の浮気相手

彼氏の浮気 遠距離恋愛中に浮気をされて…

彼氏の浮気

彼とは幼馴染でした。

町に一つしかない小学校、中学校、高校とずっと一緒で高校2年の夏に告白されて付き合うようになりました。

小さい頃から知っている安心感もあるし、私も彼も東京のような大都会で暮らす夢を持っていなかったので、いずれは結婚するんじゃないかなと思っていました。

卒業後も2人揃って県内の同じ大学に通い、そこは同じ高校の人が多かったので、お互い新しい出会いもなく、在学中は一度も破局の危機を迎えずに、無事に卒業→就職をしました。

就職先は別々でしたが、どちらも家から車で通える距離の職場で、自宅も近所なので、仕事が早く終われば近くの喫茶店で仕事の話をしながら食事をしたり、居酒屋で高校や大学の同級生と集まったり、休みの日は少し遠くまでドライブデートを楽しんだり、交際は順調に続いていました。

「よく飽きないね…」

職場で新たな出会いの多い同級生からは呆れられましたが、恋愛としての刺激はなかったものの、心を許せる相手で、私にとっては支えになってくれるかけがえのない人でした。

彼が東京に転勤で突然のプロポーズ

東京

就職から1年が過ぎて、私にも後輩ができた頃。

彼から「東京へ転勤することになった」と告げられました。

東京は中学の修学旅行で行ったことがある程度で、私にとって縁もゆかりもない土地。ましてやテレビを通して見る東京は人が多くて夜も華やか。

オシャレで綺麗なモデルみたい女の人が沢山いて、刺激にも誘惑にも満ちているところでした。

不安になった私は応援するような返事をできず、拗ねるように黙り込んでしまいました。

そんな私を見て、彼も心中を察してくれたのでしょう。東京勤務は2年間の限定だから、戻ったら結婚しようとプロポーズをしてくれました。

突然のプロポーズに戸惑いはありましたが、6年間の交際期間で一度も別れたいと思ったことがなく、きっとこれからも付き合い続けるだろうと思っていたので、素直に気持ちを受け入れ、2年間は我慢することにしました。

ずっと一緒にいて信頼関係もあったし、電車と新幹線を乗り継げば、会いに行けないことはない!!

遠距離恋愛になっても、彼が東京に馴染んでしまっても、私たちならきっと大丈夫だと思っていました。

東京のマンションで見つけた女の影

コスメ

東京で暮らし始めた彼は、「満員電車が辛い」とか「残業が多い」とか、東京を謳歌するよりも東京の洗礼を浴びている話をいつもしていました。

地元で車通勤の頃は、せいぜい20分も運転すれば職場に着いたのに、会社で借りているマンションが職場から遠いため、通勤に1時間以上も掛かると言っていました。

仕事が終わってからも満員電車に揺られて帰り、知人もいないので部屋で寝るだけ…。駅前にコンビニやファストフード店が何軒も並んでいるから、夕飯は簡単に済ますとも言っていました。

「テレビで観るキラキラした世界は幻だったのね…」
「そうだよ。部屋も狭いし、隣の人の声は聞こえるし、そっちじゃ考えられないほど、息の詰まる生活だよ」

最初の半年間で、彼の暮らす東京のマンションには2度行きました。

たしかに街はゴチャゴチャしていて、街中だけじゃなく、電車の中にもデパートの中にも人が溢れていて、人酔いと歩き疲れでストレスが溜まる生活でした。

それでも、彼は私より少し東京に詳しくなっていたので、いろいろ案内しようとスマホを片手に観光地を回ってくれました。

複雑な地下鉄を迷わず乗り換え、難しい注文の仕方でドリンクを頼む彼は、東京に怯える私にとって頼もしく見え、2回とも到着する日は東京駅の八重洲口まで迎えに来て、帰る日は東京駅の新幹線ホームまで送ってくれました。

そして3回目の上京時。

私も彼も休みは週末で、私が上京する時は必ず土日の前後に祝日が付いた3連休の時と決まっていました。

この時も土日の後の月曜が休みで3連休だったので、土曜の正午に東京駅へ到着することになっており、彼が東京駅のホームまで迎えに来てくれることになっていました。

しかし、その前の週に私の方で仕事が忙しくて、土日も出勤したため、急きょ代休として、この週は木曜から休みが取れたので、新幹線のチケットを変更して、木曜に東京へ向かうことにしました。

彼には内緒のサプライズ訪問で、いつもコンビニや簡単な食事で済ませている彼のために地元の食材を持って出掛けました。

東京駅から最寄り駅までの乗り換えは、なんとなく覚えています。

もちろん、事前に調べて行きましたが、思っていたより簡単でした。駅からマンションまでの道も複雑ではないので、無事にマンションまで辿り着き「何かあった時のために」と預かっていた合鍵で、彼の部屋に入りました。

時間は午後2時。

残業がなければ彼の仕事は午後5時に終わり、6時半には帰るはずです。もし残業になっても、料理をしたり、部屋の掃除をしていれば、時間はあっと言う前に過ぎるでしょう。

ところが、部屋に入ってすぐに、なんとなく異変を感じました。

夕飯はコンビニかハンバーガーか牛丼。

そう言っていたはずなのに、キッチンには調理器具が揃っており、調味料まで並んでいました。

洗面所に行けば歯ブラシが2本、花柄の容器に入った化粧水まで置いてあります。

気持ちを落ち着かせようとトイレに入ると、隅には小さなゴミ箱が…。

女だ!!女が出入りしている!!!

否定したい気持ち以上に直感が、それを肯定します。他にも女の気配が残っているのではないか…。そう思った私は、部屋の中を無秩序に荒らし始めました。

彼の浮気を確信!そして女と遭遇

浮気

女が出入りしている痕跡は、続々と見つかりました。

まず、ベランダに干してある洗濯物です。女性用の下着が干してありました。一人暮らしの女性が防犯のために男性用の下着を干す、とは聞いていましたが、一人暮らしの男性が女性用の下着を干す理由なんてありません。

次に写真。テーブルの上にプリントしたばかりの写真が置いてあり、写真の中では彼と見知らぬ女性がキスをしていました。

もう疑う余地もありません。

すぐにでも電話をして問い詰めたかったのですが、冷静に話をしたかったので、泣きながら彼の帰りを待ちました。

残業が多い、と言っていたのに普通に6時半前にはドアの開く音がしました。

玄関の前まで走り寄ると、そこには彼と写真の中の女が一緒に立っていました。

私が家にいることに驚いたのでしょう。

彼は動揺した様子を見せてから、「こちらの女性は上の階に住んでいる人」と、女のことを紹介しました。女の方も気が動転したのか、軽く会釈をして慌てて帰って行きました。

私は写真を見ているし、下着や歯ブラシも見ているので、そんな嘘にだまされるはずもなく、見たもの全てを彼に伝え、正直に話すように問い詰めると、彼は浮気を認めました。

心のどこかで認めて欲しくなかった気持ちも残っていましたが、これが現実でした。

話して分かったことは、浮気相手の女性は本当に上の階に住んでいる女性で、S江と言う人でした。

ちょっとしたことから立ち話をするようになったそうです。ちなみに、S江にも遠距離恋愛中の彼氏がいると言います。

お互いが寂しい気持ちを紛らわすために時間を共にしていただけ、と言われました。

どこまで本当か分かりませんが、彼からは「別れたくない。前から話しているように転勤から戻ったら結婚して欲しい」と言われました。

でも、寝泊りはしているだろうし、ってことは肉体関係だってあるだろうし…。

彼は否定しましたが、信じられません。

浮気(彼は違うと言いますが下着とか汚物入れとかあるなんて、もう普通に同棲に思えるんです)を知ってしまった以上、この先も彼を信頼し続けられる自信がありません。

翌朝、実家へ戻りました。4連休を楽しむことなんてできませんでした。

転勤期間が終わるまで、あと1年以上も残っています。

このまま別れた方が良いのか、もう一度彼を信じて結婚した方が良いのか、今の時点では結論が出せずにいます。

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