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サレ妻は探偵の浮気・不倫調査で慰謝料を!サレ妻の逆襲
突然ですが、SNSなどで話題になっている「サレ妻」という言葉をご存知でしょうか?
簡単に言うと「サレ妻」とは浮気・不倫をされやすい女性(主に既婚者=妻)のことを言います。
夫のことを愛しているのに…、大切に想っているのに…、気付いたら「サレ妻」になっていませんか?
こちらの記事では「サレ妻」になってしまいやすい人の特徴や「サレ妻」にならないために気をつけたいこと、「サレ妻」になってしまった時に慰謝料を請求する方法などをお伝えします。
誰しもが自ら望んで「サレ妻」になったわけではありません。「サレ妻」の逆襲法として、また二度となりたくはない「サレ妻」のバイブルとして、お役に立てれば幸いです。
サレ妻とは?
「サレ妻」とは、簡単に言うと「浮気・不倫されやすい妻」のことを指します。
夫婦生活が長くなると、徐々に感情や関係性がマンネリ化してしまい、お互い空気のような存在になることもあるでしょう。
そのような状態が続いた時、平穏な日々を幸せに感じる一方で、刺激や快楽の面で物足りなさを感じてしまう男性は少なくありません。
頭では「ダメなこと」「妻を悲しませること」「自分自身の首を絞めてしまうこと」など、しっかりと分かっていながらも、つい浮気心が芽生えてしまうと、誰とでも簡単に出会えるようになった現在の環境も相まって、なかなか欲望を止めることができません。
もちろん、たとえ浮気心が芽生えても、絶対に浮気をしない夫もいます。
旦那さん自身の気持ちの強さや家族への愛情の深さ、性格的に生真面目、面倒くさがり、性への関心の度合いなど、様々な理由がありますが、サレ妻になってしまいがちな人たちに、幾つかの共通点があることも分かっています。
サレ妻になりがちな7つの特徴
「サレ妻」になってしまいやすい人、言い換えれば浮気・不倫されてしまいやすい人には、以下のような特徴があります。
- 夜の夫婦生活(営み)を拒んでしまう
- 子供のことばかり優先している
- 尽くし過ぎてしまう
- 女性としての意識が低くなっている
- 束縛してしまう
- 感謝の気持ちを忘れ不満をぶつけがち
- 会話がほとんどない
1つずつ見ていきましょう。
夜の夫婦生活(営み)を拒んでしまう
夜の夫婦生活は、仕事・育児・介護などの理由で疲れていたり、忙しかったり、行為そのものに関心が薄れていたり…、様々な理由で頻度は減っていきがちですが、全くなくなってしまうと、旦那さんは寂しく感じてしまいます。
男性、女性問わず、夫婦生活に対する考えた方には個人差があり、年齢を重ねることで(あるいは夫婦として長く一緒にいることで)行為自体を恥ずかしく思うこともあるかもしれませんが、体温を通じたコミュニケーションは、夫婦としての一体感を抱くために欠かせない行為です。
通常、女性よりも男性の方が性欲は強く、男性から肉体行為を求めることが多いでしょう。また、仕事で溜まったストレスを発散するために、行為を求めてくることもあります。
体調の問題やタイミングの問題もあって、断る状況もあるでしょうが、連続で拒み続けてしまうと、男性のプライド(夫としての自尊心)はボロボロになり、浮気に走ってしまうかもしれません。
近年は、マッチングアプリやSNSなどが普及していることもあり、性的欲求を満たすための相手を見つけることが非常に簡単です。
欲求不満を手っ取り早く解消できる相手と継続的に会っているうちに、カラダだけの関係に気持ちが入ってしまったり、さらには相手の妊娠など、思ってもいない事態に発展しまうことがあります。
このように、夫婦の営みをストレートに拒み続けてしまうと「サレ妻」になってしまう可能性があるので、どうしても応じたくない時は、旦那さんに理由をしっかりと伝えるようにしましょう。
子供のことばかり優先している
子供のことばかり優先している時も注意が必要です。
子供が生まれると、愛情深く育てたい気持ちや、危なっかしくて目が離せない状況など、心的要素と物理的要素が重なって、ついつい旦那さんのことを放ってしまいがちです。
自分のことは自分でできる年齢だし、私は夫のママじゃないし…。
しかし、あまりにも放っておかれると、旦那さんは寂しくなってしまい、その気持ちを他人で埋めようとする可能性があります。
子供に愛情を注ぐことは、とても大切なことですが、家族で出かけたり、些細なことでも相談したり、旦那さんに疎外感を抱かせないようにしましょう。
尽くし過ぎてしまう
では、寂しい気持ちにさせないように、親身になって尽くそう!と考えても、これもまた加減に気を付けなければなりません。
☑休日に朝から晩まで付きっきりで、何でもしてあげる
☑何を言われても、されても許してしまう
☑何から何まで夫の言いつけ通りにする
このような状況が続くと、妻のことを軽視する人も出てきます。
俺の言いなり、俺の家政婦…、そんな勘違いがエスカレートして、何をしても怒られない=平気で不倫をしてしまいます。
極端に尽くしすぎている人、夫と対等な関係ではない人も「サレ妻」になってしまうケースが多いので、あまり甘やかし過ぎないように注意が必要です。
女性としての意識が低くなっている
交際中や新婚当時は、よく見られたい!と美容や服装を意識していても、その気持ちが徐々に失われていませんか?
たしかに、結婚や出産をすると、自分のために費やす時間もお金も減ってしまいます。また、育児と家事、さらには仕事までしていると、心の余裕までなくなっていきます。
美意識よりも、母として、妻として、社会人としての意識は、責任感や使命感の高さの現れから出てくる素晴らしい意識ですが、多くの男性は、たとえ夫婦になっても妻に「女性」を求めてしまいがちです。
疲れのあまり、夫の前で極端にだらけてしまわないよう、注意が必要です。
女性としての魅力を感じられなくなってしまうと、浮気に走られてしまうかもしれません。
家事もして、育児もして、仕事もして、それでいて髪型や洋服、体型、お肌のケアにまで気を配る…なんてことは不可能かもしれませんが、外見に対する油断は「サレ妻」への入口とも言えます。
気を抜き過ぎないように注意しましょう!
束縛してしまう
旦那さんのことを束縛し続けてはいないでしょうか。
残業や飲み会などを理由に、帰りの遅い日が続いたりすると、浮気・不倫を疑ってしまうかもしれません。心配する気持ちは分かります。また、夫婦のルールなどがあれば、それを守ってもらうことは大切です。
しかし、疑心はエスカレートし過ぎると、相手には束縛と捉えられてしまいます。
男女問わず、多くの人は束縛されると「解放されたい」と思い始め、逃れるための策を練ります。この場合の解放・逃れるとは、肉体的だけではなく精神的な面も含みます。
たまには釘をさすことも必要ですが、むやみに疑わず、信頼していることを伝えるようにしましょう。
無関心も良くないし(寂しくなって浮気に走ってしまう)、一方で関心が強すぎても束縛になってしまうし(逃れたい気持ちから浮気に走ってしまう)、なかなか難しいですが、あまり考え過ぎず、日頃から会話を欠かさず、信頼や尊敬の気持ちを持って接することが大切です。
感謝の気持ちを忘れ、不満をぶつけがち
日々の感謝の気持ちを伝えていますか?不満ばかりをぶつけてはいませんか?
夫婦としての時間が続くと、それまで感謝していたことも当たり前だと思うようになってしまいます。
☑疲れていても家事や育児をしてくれる
☑毎日夜遅くまで働いてお金を稼いでいる
もちろん、二人の子供である以上、育児は妻だけが行うことではありません。遅くまで稼いでくれているように、妻だって遅くまで家事をしています。
ただの役割分担に過ぎないことかもしれませんが、それでも、感謝の気持ちを伝えることは大切です。感謝をされて嫌な気持ちになる人はいないでしょうし、夫婦関係が良好な家庭は、きちんとお礼を伝え合っています。
また、愚痴っぽい人や不平不満をぶつけている人も「サレ妻」になりやすいと言われています。
愚痴は喋っている側にとってストレス発散になっていても、聞かされる側にとってストレスが溜まっていくものです。旦那さんに対する愚痴・不満なら、なおさらです。
言いたいことをきちんと伝えることは大切ですが、言い方に工夫をして、ただの不満や攻撃にならないように気を付けましょう。
会話がほとんどない
会話がなくなっていることは、既に「サレ妻」になっているサインかもしれません。交際していた時から無口で、ほとんど喋らない旦那さんならまだしも、徐々に会話が減ってきたら要注意です。
もちろん、話したくない日もあれば、長く一緒にいると話題も少なくなるでしょう。しかし、あまりにも会話がない状態が続くと、話を聞いてくれる別の女性が既に存在している可能性があります。
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サレ妻にならないために気を付ける6つのこと
「サレ妻」になってしまいがちな特徴があったとしても、浮気・不倫をする張本人が一番悪いことには変わりありません。
しかし「サレ妻」になる要素を知ったのであれば、その要素を排除するように意識さえすれば「サレ妻」になってしまう確率は低くなり、浮気・不倫の問題に悩まずに済みます。
「サレ妻」にならないために、もしくは既に「サレ妻」になってしまった方も、以下の点をいつも以上に意識し、夫の気持ちが離れないようにしましょう。
- 夫の話に耳を傾け、聞き上手になる
- スキンシップを欠かさない(軽めでも)
- 家庭を夫の居場所にする
- 外見への気配りを忘れない
- 感謝の言葉を伝える
- デートの時間を作る(短くても)
こちらも、1つずつチェックしていきましょう。
夫の話に耳を傾け、聞き上手になる
男性は女性が思っているよりもストレスに弱い人が多く、さらに夫婦であっても抱えている悩みを感じさせないように振る舞うことが多々あります。
旦那さんが疲れているような表情をしていたり、いつもより口数が減っていたら様子を注視し、必要に応じて労うようにしましょう。
時には、不満や愚痴がこぼれて嫌な気持ちになってしまうかもしれませんが、話を聞いて寄り添ってあげるだけで「サレ妻」になるリスクを軽減することができます。
スキンシップを欠かさない(軽めでも)
結婚して時間が経過すると、夜の営みやイチャイチャする機会は減ってくると思います。
一般的なことで、それが自然ではありますが、急に減ってしまったり、完全になくなってしまうと、旦那さんは寂しさを感じ、別の女性に走ってしまいます。
気乗りしない時もあれば、疲れや体調の問題で応じられない時があっても大丈夫です。
肩にもたれ掛かる、指を触る、後ろから抱きつくなど、軽めのスキンシップで構いません。このようなスキンシップだけでも安心感につながり、浮気の予防に役立ちます。
家庭を夫の居場所にする
子供のこと、家事のこと、その他にも介護だったり、近所付き合うだったり…。
家庭内や、その周りのことを優先し過ぎて、家庭内から旦那さんの居場所をなくしてしまうことも「サレ妻」の要素なので気をつけなければいけません。
居場所がなければ他の場所に憩いを求めてしまうのは当然です。
「サレ妻」にならないためにも、旦那さんが帰ってきたときに「やっぱりウチが一番だな」と思ってもらえるような、リラックスできる空間を作りましょう。
外見への気配りを忘れない
前述の通り、外見に全く気を遣わなくなってしまうと、女性としての魅力が薄れたと思われ「サレ妻」になってしまうリスクが高まります。
とは言え、独身の時と同じくらい美容や服装に時間・お金を掛けることは難しく、また妻としてだけではなく、母として、時には娘あるいは嫁として(介護)も務めを果たさなくてなりません。
残念ながら、その難しさを男の人は理解できないことが多く「外見」という分かりやすい部分だけで判断しがちです。たとえ忙しくても、最低限の身だしなみや簡単なメイクなど、できる範囲で良いので、外見への気配りを継続させましょう。
また、旦那さんを飽きさせないために、ヘアスタイルを変えるなど、大胆なイメチェンをすることも効果的です。
感謝の言葉を伝える
感謝の言葉を伝えることは、夫婦関係を良好に保つための大きなポイントです。
私だって外で働いているのに家事や育児もしている。私ばっかり犠牲にしていることが多い…。
夫婦関係がうまくいっていない時は、このような不満を抱いてしまいがちですが、外で適度に息抜きをしているように見える旦那さんも、実は家庭のために多くのことを犠牲にしています。
言わないだけで、我慢をしながら頑張っているかもしれないので、折に触れて「ありがとう」の気持ちを伝えてみましょう。
感謝の言葉を聞くと、もっと頑張ろう!この人のために頑張ろう!と思ってくれるはずです。
デートの時間を作る(短くても)
小さな子供がいる夫婦は、なかなか二人の時間を作ることができません。
仕方のないことですが、たった数分の短い時間でも、たまには二人でデートをする時間を作ってみましょう。帰省するタイミング(親や親戚に子供をお願いできるタイミング)や、延長保育が受けられる日など、機会がある時だけで構いません。
恋人関係だった頃のことを思い出したり、マンネリ気味だった距離感に変化が生じます。また、短い時間でも二人でデートができれば、育児・仕事のリフレッシュにもなります。
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サレ妻で終わらない!夫の不倫が判明したら
「サレ妻」になってしまった時に、自分のことばかりを責めたり、泣き寝入りをしてはいけません。
気持ちが自分自身にだけ向いてしまうと、相手は変わろうとさえしてくれず、状況が悪くなってしまうことも多々あります。
子供や両親など、家族のことが脳裏に浮かんで決断を鈍らせたとしても、有耶無耶の状態が長ければ長いほど、何も罰を受けない=再び浮気を繰り返してしまい、「サレ妻」のループから抜け出すことができなくなってしまいます。
波風を立てたくない気持ち、子供や家族のためにも「自分が我慢すれば良いんだ…」と考えてしまう気持ちも分かりますが、浮気・不倫を容認しないためにも毅然とした対処を検討しましょう。
ここからは「サレ妻」が逆襲するために、夫の浮気・不倫発覚時の対応についてお伝えします。今後、どうしたいのか?によって、対応方法はやや異なります。
目的別でご紹介しますが、どうしたら良いのか?が分からない場合も『浮気・不倫を裏付ける確固たる証拠』が必要なことだけは変わりません。
どのような結論を出すにしても、まずは浮気調査を行う探偵事務所などに相談しましょう。
離婚を考えたい
浮気・不倫をされて「サレ妻」になってしまった時、悲しい気持ち・虚しい気持ち・許せない気持ち…など、様々な感情が押し寄せて、正気ではいられなくなるでしょう。
どうしても許せない時、一度目は許したけれど二度目だった時など、離婚を検討する際は、同時に慰謝料請求も視野に入れて動くことをおすすめします。
この場合、夫の不倫が離婚の原因だと、第三者にも分かってもらうための証拠が必要です。
詳しくは後述しますが、証拠集めは素人一人で行うことが難しく、場合によっては法律を犯してしまうので、探偵事務所の利用を検討しましょう。
夫や浮気相手に慰謝料を請求したい
たとえ、離婚を考えていなくても、慰謝料の請求は可能です。夫だけではなく、不倫相手の女性に対しても、慰謝料を請求することができます。
慰謝料請求の主な流れは、以下の通りです。
<1.不貞行為の証拠集め>
「サレ妻」となってしまい、夫または不倫相手に慰謝料を請求する場合、何よりも大切なことは「誰が見ても不倫だと判断できる証拠」の確保です。
夫や不倫相手が反省をするとは限りません。また、確固たる証拠が揃っていなければ、慰謝料の請求に応じてくれないことも考えられます。仮に、最終的に裁判となった時も、証拠がなければ、ただのイチャモンに近く、不利になってしまいます。
慰謝料を請求するには、第三者が見ても不貞行為を行っている証拠を揃えておくことが鉄則です。
ここでの不貞行為とは、配偶者がいるにも関わらず、他の異性と性行為などを行うことを指します。性行為に及んでいなくても、相手と裸の状態でお風呂に入る等、密接に関わったのであれば、不貞行為とみなされます。
なお、不倫相手とのLINEやメールだけでは不貞行為の証拠としては弱く、性行為の最中もしくは性行為を行う場所(主にラブホテル)に出入りしている写真・動画などが求められます。
※キスやハグ程度では不貞行為に該当しません。
ラブホテルの前で証拠を押さえることは、素人には難しく、さらに人物が特定できるほど画像は鮮明でなければなりません。
探偵事務所の浮気調査は、行動調査+証拠の提出がセットで、行動調査書や写真・動画などの証拠は、そのまま裁判にも使うこともできます。
<2.内容証明郵便>
浮気の証拠を揃えた後、最も多いパターンは夫と話し合うこと(場合によっては不倫相手も交えて)ですが、話し合いを拒まれてしまうケースもあります。
特に不倫相手の女性が、話し合いや慰謝料請求に応じず、徹底的に無視を貫き通すことが多く、そのような時は、いつ・誰が・誰に対して・どのような郵便を送ったか?を郵便局が証明する「内容証明郵便」を使用して、慰謝料の請求をしましょう。
「内容証明郵便」の効力は高く、相手が驚いて慰謝料をすぐに支払うことも多いと言われています。
また、「内容証明郵便」は調停や裁判の際にも「このような内容の手紙を送っている」と証明することができます。
不貞行為の事実(いつ・どこで・どんなことを…など、できるだけ細かく)、その違法性、慰謝料の要求、応じなかった場合の法的措置などを記載します。
ただし、怒りのあまり事実と異なる内容や脅迫めいた文章を書いてしまうと、裁判で不利になりかねないので、弁護士の先生などに監修してもらうと安心でしょう。
<3.調停>
話し合いや内容証明郵便でも解決しなかった場合、調停を申し立てます。
調停は裁判のように勝ち負けを決定するものではなく、第三者である調停員を介して話し合い、円満な解決を目指します。
調停を行うと決めたら、まずは裁判所に調停の申し立てを行います。費用は掛かりますが、2,000円程度(弁護士などに依頼しない場合)で済むなど、裁判ほど高額ではありません。
また、解決までの期日も、長くて半年程度と早期解決を期待できます。
調停は、当事者だけで行うことも可能ですが、弁護士を同席させると心強いでしょう。もちろん、弁護士費用は発生してしまいますが、的確な交渉を行ってくれます。
<4.裁判>
内容証明や調停でも解決に至らなかった場合の最終手段が「裁判」です。
裁判を行うには、時間や手間が掛かり、一挙手一投足が複雑なので、基本的には弁護士の先生と一緒に進めていくことになります。
申し立ては、ご自身が住んでいる近くの裁判所で大丈夫です。
その際に裁判で武器となる「不貞行為の証拠」が必要なので事前に用意しておきましょう。
なお、浮気調査を行っている多くの探偵事務所では、その後の慰謝料請求あるいは離婚裁判を見据えて、夫婦問題に強い弁護士事務所などの紹介も行っています(もちろん無料です)。
医師や税理士などにも、専門分野・得意分野があるように、弁護士の先生にも経験が豊富な分野が存在します。離婚問題に自信のある弁護士の先生なら、サポートもしっかりしており、精神的な苦痛も和らぐでしょう。
今後のことは未定だが浮気を認めさせたい
離婚する、夫婦関係を見直して復縁(再構築)する、どちらにせよ不倫相手に慰謝料を請求する…など、浮気が発覚した時、様々な選択肢がありますが、今後のことが未定だとしても浮気を認めさせるためには、証拠だけは揃えておきましょう。
決定的な証拠がない状態だと、ほとんどの場合、夫または不倫相手は、わざわざ不倫を認めません。
慰謝料による金銭的損失、子供と離れて暮らすこと、親や兄弟または会社にまで不倫の事実が知られることなど、浮気・不倫を認めてしまうと社会的な制裁を受けることなります。
そのため、証拠がないと分かれば、意地でも否定し続けます。ひどい時には、不倫をしていたにも関わらず、証拠がないのに責められ続けたことを理由に、夫側から離婚を切り出されることもあります。
それほど、証拠は重要です。浮気を認めさせるためだけではなく、自分自身を守るためにも必要です。
「サレ妻」のままで終わらないためにも、何よりも証拠の確保に努めましょう。
繰り返しになりますが、証拠集めは経験豊富なプロ・探偵事務所に依頼した方が賢明です。
法律などに疎い素人が行うと、知らないうちに法を犯してしまう(不法に得た証拠は裁判で認められません)リスクがあったり、せっかく撮影した写真が不鮮明で証拠として使えない場合があります。
サレ妻の慰謝料請求の相場
ここからは、慰謝料の具体的な金額についてお伝えします。
「サレ妻」の慰謝料はどのくらいになるのでしょうか。
不貞行為の慰謝料の金額は法律で「いくら」と定められていません。仮に、裁判をした場合、様々な事情などを考慮して、最終的に裁判所が慰謝料の金額を決定します。
※請求する希望額は自由ですが、支払い能力の問題などを考慮して現実的な金額で決まります。
具体的な金額を挙げると、少ない場合は数十万円程度、多い場合は300万円程度、離婚の場合は慰謝料の他に、財産分与や養育費などがあります。
慰謝料の金額が増減する9項目
不倫・浮気の慰謝料は、様々な要因によって増減します。
主に、以下の9項目は慰謝料の増減に影響するポイントなので、確認しておきましょう。
- 不貞行為(不倫・浮気)が原因で離婚や別居に至っているか?
- 不貞行為(不倫・浮気)をしていた期間
- 不貞行為(不倫・浮気)の頻度や回数
- 不倫相手(浮気相手)の年齢あるいは立場
- 不倫相手(浮気相手)の年収や資産
- 婚姻期間
- 子供の有無や子供の年齢
- 不貞行為が発覚した後の態度(不倫を継続しているか、やめたか?など)
- 不貞行為で被った精神的損害(鬱、精神科または心療内科への受診など)
まとめ
今回の記事では、「サレ妻」になってしまう人の特徴、「サレ妻」にならないために気を付けること、「サレ妻」になってしまった時の逆襲方法(慰謝料請求・裁判など)をお伝えしました。
「サレ妻」にならないように、日頃からご自身の言動や身なりに気をつけ、なるべく夫と密にコミュニケーションを図りながら、夫婦円満に過ごすことが大切です。
色々と意識していたのに、残念ながら「サレ妻」になってしまった時は、容赦は不要!絶対に泣き寝入りをしてはいけません!
これまでに感じたことのない悲しみ、苦しみ、憎しみ、戸惑い、焦り、辛さ…。
あらゆる感情の全てを知ってもらうために、そして不倫・不貞行為に対しての責任を取ってもらうために、慰謝料請求を視野に入れた行動に移りましょう。
※離婚に関しては家庭の事情などもあるので慎重に考えて下さい。
不倫が原因での離婚、不貞行為の慰謝料請求、いずれの場合も「第三者が見ても明らかな、質の高い証拠」が必要です。
具体的には、ラブホテルもしくは相手の自宅に出入りする写真や動画で、LINEのやり取りやスマホに保存されていたツーショット写真程度では「明らかに不貞行為=肉体関係があった」とは言えず、証拠として認められないこともあります。
なおかつ、夜中でも顔が判別できるほどの鮮明な写真、さらにはデート中の様子をまとめた調査書など、豊富な調査経験と特殊な撮影機材(それを使いこなすテクニックも)を駆使した証拠は、素人が揃えられるものではありません。
ほとんどの方にとって、探偵事務所は縁のない世界で、怖さや怪しさなど、何らかのネガティブな要素を感じるでしょう。それは探偵業界でも分かっており、その不安を払拭すべく、LINEやメールを使って気軽に相談できる仕組みを構築しています。
相談・見積もりだけなら無料です。
幾つかの探偵事務所に相談をしてみて、対応力や料金などを比較し、納得のできる探偵事務所に浮気調査の依頼をしましょう。