実録・夫の浮気

【夫の浮気】夫が会社の後輩と浮気!社長に相談して即解決!

会社

こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は、夫と同僚の浮気を知って、夫が勤める会社の社長に相談した妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。

登場人物
・私 30代前半
・夫 30代前半
・夫の会社の後輩
・夫が勤める会社の社長
・娘

夫の浮気 夫が会社の後輩と浮気

会社

夫とは職場結婚でした。その職場は、とにかく社長が優しく面倒見の良い人で、とてもアットホームな職場でした。

私と夫は年齢こそ同じですが、社歴は夫の方が2年先輩で、入社してから毎日毎日、いろいろな仕事を教えてもらっていました。また、帰り道の方向や利用する地下鉄が同じだったので、一緒に夕飯を食べることもありました。

すぐに仲良くなって、次第に週末でも2人で出かける間柄になりました。

入社から半年くらい経った頃には付き合い始め、2年の交際期間を経て結婚しました。社員8人の小さな会社だったので、私たちが付き合い始めたことは社内全員に知られ、オフィスの中で結婚パーティーも開いてもらいました。

結婚してからも、私は娘を授かるまで仕事を続け、出産を機に退職しました。

不自然な残業が続く夫

真夜中

8人しかいなかった小さな会社でしたが、私が辞めてから規模を拡大し始めて、毎月のように新入社員が入っていました。時々、夫からも「研修をしなくてはならない」とか「イマドキの新卒の話」などを聞いていました。

一方の私は、娘が生まれてから専業主婦になったとは言え、夜中の授乳などもあって、心身ともにクタクタの毎日でした。夜泣きもする子だったので、夫を見送る朝や夫が帰って来る時間は、身なりも整っておらず、夫との時間もまともに取れない日が続いていました。

そんな慌ただしい日常生活の中でも、夫の様子の変化は見逃しませんでした。

娘が生まれて半年が経った頃から、夫は「残業で帰りが遅くなる」と言って、なかなか家に帰って来ない日が増えました。もともと同じ職場で働いていたので、こんなに残業が頻繁になるなんて不自然だと感じていました。

もちろん、人も増えて業務も拡大して、私が勤めていた時とは状況がまるっきり違うことは理解しています。

でも、「仕事と家庭・プライベートの両立を社員にも大切にしてもらいたい」と常日頃から言っていた社長なので、週に何度も終電に間に合わないほど残業をさせるはずがありません。

これは残業以外に何かある…。

そう思いました。それと同時に、今までアクセサリー(指輪とか)をしなかったのに、急に興味を持ち始めたこと、まったく聴かなかった洋楽をダウンロードしていること等も、不審に思い始めたきっかけでした。

夫の浮気を確信して上司に相談

ある日、早く帰った夫がお風呂に入っている隙に、自宅のパソコンから夫のLINEにログインしてみました。自宅のノートPCは主に私が使っているのですが、夫もたまに使っており、PC版のLINEもインストールしています。

すると、残業と言っていた時間に特定の女性と連絡を取り合っていることが分かりました。

「今から行く」「今、会社を出た」「もうすぐ着く」

その女性の自宅へ向かう途中に送ったLINEらしく、過去のやり取りを見ると、私が退職した後に入社した女性であることも分かりました。

やりとりの内容から、ただの先輩と後輩の関係ではないこと、体の関係があることなども分かりました。

すぐにでも夫を問い詰めたかったのですが、まずは冷静になって、証拠となりそうな文面を全てスクリーンショットに取って、私のメールアドレスに送信しました。

翌日、全てのスクリーンショットを添付して、夫が勤めている会社の社長にメールを送りました。

社長とは退職後も出産祝いをくれたり、体調を気遣うメールをくれたり、時には社長の奥さんが「うちの子のおさがりだけど」とベビー服をくれたり…と、関係が切れることなく繋がっていたので、相談することに迷いはありませんでした。

何より「仕事と同じ家庭を大切にする人」だったので、私の切なる気持ちが届いてくれると信じて疑いませんでした。

メールを送って数分後、社長から電話が来ました。

社長曰く、夫と女性社員の仲が良いことは知っていたそうです。しかし、浮気をしていたことは勘付かなかった、と言われました。

社長はちっとも悪くないのに「私がいながら、このようなことになって申し訳ない」とまで言っていました。

「プライベートなことなので会社としては介入できないけれど、2人を知っている一人の人間として、今日のうちに話してみる」と言ってくれ、話した後の報告も電話する、と約束してくれました。

それから電話が来るまでの数時間はソワソワして落ち着きませんでした。

娘の泣き声で我に返る度に「この数分間、何をしていたんだろう」と思ったり、無意識で離婚のことを調べてみたり、実家に帰る支度をしてみたり…。心ここにあらず、でした。

社長からの電話が来たのは、その日の昼過ぎです。

朝、私との電話を切った後、2人に「話がある」とメールを送り、ランチ前に30分ほど話したそうです。

「プライベートなことだけど」と断ってから、私が送ったスクリーンショットを何枚か見せて、夫に「奥さんも私たちの大切な社員の一人です。今は退職していますが、育児が終わったら戻って来て欲しいと思っています」と伝えたと言います。

社長の人柄や職場の雰囲気も大きく影響しているのでしょう。夫も女性も「会社は辞めたくない」と言い、不倫関係を解消すると約束したそうです。

社長は抜かりなく、誓約書まで作成し、約束が果たされなかった場合は、私へ慰謝料を支払うこと、慰謝料は満額に達するまで給料から天引きされること等を記載し、2人からサインも貰ってありました(誓約書は私にメールで送ってくれました)。

社長は、個人の問題で夫や女性を退職させることは会社として難しく、また、拠点が他にある会社ではないため、異動させることもできない、と言い、代わりに「しっかりと見張ること」「シフト制を導入して、なるべく接点を少なくすること」「残業の時は社長からもメールを送ること」を提案してくれました。

ここまでしてくれる社長は、本当に世界中探してもいないと思います。夫への苛立ちや不信感で一杯だった私の気持ちは、この時点で社長への感謝の気持ちに変わりました。

条件付きで許すことに

正直、浮気を知った時は「離婚」を考えました。

無意識で離婚のことを調べていたり、実家に帰るための荷物を整理したり、両親と一緒であれば娘のことも育てられる、と思ったり…。

でも、社長との電話の後、今回だけは浮気を許そうと決めました。社長はおそらく、私と夫の離婚を望んでいないからこそ、ここまでやってくれたのだと思います。

夫のこともずっとずっと可愛がっているし、私のことも大切に思ってくれている人です。

その人のためにも、今回だけは許そうと決め(心の底から許したわけではありませんが)、社長が作った誓約書を基に「今後、浮気をしたら離婚に応じること」「その際は親権を主張しないこと」「マンションの名義を私にすること」などを付け加え、それに同意してもらいました。

浮気をされたことに対する怒りや不信感は、たぶん一生消えないと思います。何かある度に思い出して、不安になることもあると思います。

でも、私のことを親身に思って、こうやってサポートしてくれる人もいることが分かったので、私も気持ちを落ち着かせて、冷静になろうと思っています。

その後、不倫関係は解消されたようで、夫は定時とほぼ同時に帰るようになりました。また、夫だけではなく、3時間以上の残業がある時は、社長から家族へ一斉送信メールが届くなど、システム面でも新たな取り組みが始まりました。

私も娘が大きくなったら、また社長の元で働けるように、資格を取ったり、英語を習得したり、育児と両立しながら頑張りたいと思っています。

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