こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は、夫の浮気を知って計画的に離婚を進めた妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代前半
・夫 30代前半
・夫の元カノ(夫の浮気相手)
・私の母
・娘
目次
夫の浮気 不倫なんて許せない!計画的に進めた離婚
夫は会社の元同僚でした。明るくて人付き合いが上手で、誰とでも仲良くなれるタイプの人でした。だから、異性からモテることも予想していました。
夫と付き合い始めたのは、飲み会がきっかけです。お酒を飲みながらプライベートの話をして、一気に関係が深まりました。その後、3年付き合ってから結婚し、娘の妊娠を機に私は退職しました。
娘が1歳になる頃に職場復帰することも考えたのですが、夫の収入と私の貯金だけでもしばらくは暮らしていけたので、娘に手が掛からなくなるまでは育児と家事に専念することになりました。
働いていた時は専業主婦=自分の時間がたくさんある!と思い込んでいましたが、実際は初めての育児が大変で、なかなか自分の時間なんて取れませんでした。
それと同時に、私が育児で忙しくなってしまったため、夫婦関係はあっさりとしたものになっていきました。
「好きじゃなくなった」とか「大切じゃなくなった」とか、そんなことではないのですが、とにかく娘に時間を取られ、夫のことや夫婦の時間は後回しになっていました。
夫の様子に違和感を抱いた結婚2年目
夫の様子をおかしいと感じるようになったのは、結婚してから2年半くらいが経った頃です。
これまでは仕事で疲れて帰ってからは、テレビを観ながらビールを飲んで夕飯を食べて、お風呂に入ってすぐに寝るって感じの生活で、スマホは充電をする時以外、ほとんどカバンの中に入れっぱなしだったのに、この頃から夕飯を食べながら、誰かとメールをしていることが多くなり、トイレに行く時まで持ち歩くようになりました。
夫に「誰とメールしているの?」と聞いたこともありますが「仕事の都合で連絡を取らないといけないことが増えた」と言われました。
私は夫と同じ職場で働いていたので、夫の仕事内容を把握しています。部署も変わっていないし、夜に自宅で連絡を取らないといけないことは一切ないはずです。
だからこそ、夫の言い訳に不信感を抱き、浮気を疑うようになりました。
ダブル不倫をしていることが判明
ある日、夫が寝ている間にスマホをチェックすると、気になる女性の名前が見つかりました。しかし、その人との受信メッセージは全て消されており、浮気の証拠を掴むことはできませんでした。
とは言っても、その女性とのやり取りだけが消去されているなんて、余計に怪しいと思い、Facebookで名前を検索して調べてみると、その女性が夫の元カノであることが分かりました。
こういう日記みたいなモノって、過去の投稿を削除しないと遡って確認できちゃいますよね…。2人が別れたのは、私と夫が付き合う少し前だったようです。
夫が元カノと連絡を取り合っていることは明白で、そのうえ内容を削除しているとなれば、浮気は確実でしょう。
それから、しばらく夜中に夫のスマホをチェックする日々が続きました。
数日後、LINEで消し忘れのメッセージを発見しました。やりとりの内容を見ると、その元カノは既に結婚していること、子供がいること、夫が既婚者であることを知っていること、お互いバレないように密会していること、体の関係があること等が分かりました。
浮気を知った時にはカッとなって、すぐにでも夫を叩き起こそうと思ったのですが、なんとか怒りをしずめて、その日は起こさず、翌朝も知らないフリをしました。
計画的な離婚
それからの毎日は、本当に娘のこと「だけ」を考えて過ごしました。
専業主婦の私が離婚をすると経済的に厳しくなって、その結果、娘に我慢を強いてしまうことが増えると思いました。しかも、浮気相手にも夫や子供がいるため、夫から私に離婚を言い出すこともないでしょう。
どうしたら良いのか?と何日も答えを探しながら、さらなる証拠を掴むことに決めました。
ちなみに夫の浮気を確信してから、夫の顔をまともに見ることができなくなりました。浮気をされている…と考えるだけで、苛立ち、悲しみ、悔しさ、憎しみ、吐き気などなど、とにかく最悪な気分になって、何度も問い詰めたい衝動に駆られましたが、計画的に離婚をするために必死でこらえました。
「日中に手が空く時間ができたから」
そう言って、私は在宅で出来るお仕事を見つけました。契約社員でしたが、前に働いていた会社と同じくらいの給料がもらえて、その代わりに覚えることは沢山ありました。
オンラインで習熟度のテストがある日は、実家の母に頼んで、子供をショッピングモールなどに連れ出してもらったりもしました。
それから1年--。
私は、仕事をしながら夜中のスマホチェックを続けて、消し忘れのメッセージなどがあれば、全てキャプチャを取って、自分のスマホに転送しました。
夫と元カノの浮気は、その間も続いており、1年が経って「この仕事でやっていける!」と自信を持てたことを機に、弁護士事務所に連絡をして離婚の相談を始めました。
弁護士の先生と何度か打ち合わせをして、いろいろなアドバイスをもらって、浮気発覚から1年3ヵ月後に、離婚届と誓約書を夫に突きつけました。
夫はすぐに謝って「離婚はしたくない」と言いましたが、私の気持ちは変わりませんでした。これまで1年、ずっと耐えて来たんです。
紆余曲折ありましたが、結果的に親権を譲ること、夫と浮気相手の女性に慰謝料を請求すること、財産分与をすること等が記載された誓約書に捺印してもらい、貯金の半分をもらいました。
現在、私は実家に戻って、在宅での仕事を続けています。業務時間中は母が娘の世話をしてくれているので、以前よりも仕事に集中することができています。
浮気をされたことは今でも悔しいし、腹も立つし、思い出したくないもないことです。でも、離婚をしたことで精神的にも楽になり、経済的にも安定した生活を手に入れることができたので、この判断は間違っていなかったと思っています。
それを確かなものにするためにも、母と協力しながらになりますが、娘を立派に育てていきたいと思います。
<浮気探偵.com編集部より>離婚に応じない場合のことも視野に入れた対策を!
今回の体験談では、夫が離婚に応じたので、妻の計画通りに進みましたが(話を省いているだけで実際には、なかなか応じてくれなかった可能性もありますが)、離婚を拒否されてしまうケースも多々あります。
相手が離婚を拒否し続けた場合は、家庭裁判所で離婚調停(夫婦関係調整調停)を申し立てますが、調停では調停委員が介在し、親権や財産分与、慰謝料等の要望は調停委員を介して伝え合うため、夫婦で話す必要がありません。
顔を突き合わせてしまうと、どうしても感情的になってしまい、冷静に話し合うことができないでしょう。
この際に、相手の浮気が離婚の理由だと認めてもらうためには、第三者が見ても「不貞関係にあった(肉体関係があった)」と判断できるだけの証拠が必要です。
探偵各社では、法律に遵守しながら徹底した浮気調査を行い、裁判でも使える浮気の証拠を掴んでくれます。スマホの文面とは違い、言い逃れができない証拠を提示することで、スムーズかつ有利に離婚を進めることができるでしょう。