こんにちは。浮気探偵.com～浮気成敗コラム～です。本日は一度許した妻に再び浮気をされてしまった男性の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 30代後半
・妻 30代後半
・Aさん 私と妻の同期で妻の浮気相手
・私と妻の同期たち 浮気現場の目撃者たち
妻の浮気 嘘のDV被害で浮気を繰り返した妻
妻とは結婚して10年になります。
出会ったのは職場で同期入社でした。部署こそ別でしたが、同期みんなでランチに行くことが多かったので、すぐに親しくなり、入社3ヵ月頃には付き合い始め、それから3年後に結婚しました。
新婚当初は仲の良い、ごく普通の夫婦だったと思います。でも、職場も一緒、会社も一緒、ランチも一緒で、次第に男女とか夫婦とか言うよりは、ただの「よく知っている人」になっていきました。
結婚して5年もしないうちに、セックスレスになって、子供もいません。2人とも結婚当初は、子供を望んでいましたが、今となっては仮面夫婦の状態で、そんな気さえ起きません。
だから正直に告白すると、妻の帰りが少し遅くなっても、土日に一人で出掛けても、何とも思っていませんでした。妻との退屈な時間より、仕事や趣味の時間の方が大切に感じてしまう時もあって、むしろ「出掛けるなら、ゆっくりして来たら良いのに…」なんて心の中で思っていました。
妻の行動に違和感
全く興味がない…とまでは言いませんが、それほど妻の行動が気にならなくなった私ですが、いつの頃からか、妻の様子を少しおかしいと感じていました。
その中の1つが同期とのランチです。
1人、また1人と退職していく人もいる中でも、私たちの同期は異常に仲が良く、入社してから何年も過ぎているのに、入社当時と変わらず同期みんなでランチに出掛けていました。
上司の愚痴だったり、仕事以外の話だったり、他愛もない会話が息抜きになっていたのですが、妻はそれに参加しなくなりました。
同じ頃から、別の同期（Aさん：男）もランチに一緒に行かないことが増え、そんな日が続いた頃、1人の同期から「夫婦喧嘩でもしてるの？」とランチの際に聞かれました。
その同期曰く、妻はAさんと2人でランチに行っており、一緒に帰る姿も目撃していると言います。その同期が、Aさんと妻の目撃談を話した瞬間、別の同期たちも「今まで言えなかったけど私も見た」「俺も見た」と次々と言い出し、その中の1人が「休日にも2人を見た」と言った瞬間、みんな一斉に視線をずらして、シーンとなってしまいました。
「ああ、聞いてる聞いてる。ちょっと相談があったみたい」
その場の空気を壊さないように、口から出まかせを言うと、「な～んだ」「言って良いのか迷ってんだよ」と、みんなが安心した様子になって、「たまに非常階段のところに2人でいるよね」「いや、俺もさ、休日に見かけた場所がホテルとか近い場所だったから気にしてたんだよ」などと、新たな情報が続々と出てきました。
この時点で、なんとなく嫌な予感がしました。
普段は完全に別行動で、仮面夫婦のような状態とは言え、さすがにショックと言うか、裏切られていることに対する腹立たしさを感じました。
いろいろと面倒で一度は浮気を許すことに
その日の夜、妻が熟睡していることを確認してから、妻のスマホを覗き見たところ、Aとのやり取りが大量に見つかりました。LINEではなく、私も使っていない別のメッセンジャーアプリを使ってやり取りしており、そのアプリのアイコンも見つけにくい場所に置かれていました。
ランチや休日の約束だけではなく、肉体関係があることもはっきりと分かるメッセージまで見つけました。
翌朝、スマホを見たことを白状して、妻を問い詰めると「ごめんなさい」と謝った後で、「二度と浮気はしないから許して欲しい」と、半泣きで言われました。他の同期にも目撃されていることを伝えると、自分の行いを恥ずかしく感じたのか、その日は会社を休むと言われました。
出社した私は、ほとんど仕事が手に付かず、上司の目を盗んではネットで離婚のことを調べまくりました。
でも、調べれば調べるほど、離婚は大変で、結婚の何倍も手続きすることが多く、あまりにも面倒に感じて、今回だけは許すことにしました。
同期たちには「誤解」で通っているし、私さえ許せば済む問題です。そもそも妻に対しての独占欲も薄れているし、最近は全く興味を示していなかった私にも原因はあるでしょう。
自宅に帰って、妻に今回だけは許すことを伝え、妻はAへ送った別れのメッセージを私に見せてくれ、会社も退職すると伝えて来ました。
たしかに、別れた不倫相手が同じ会社にいると気まずいでしょうし、退職について私も同意しました。もちろん、私は後日、Aを呼び出して、話し合いの場を設け、慰謝料は請求しない代わりに、妻とは縁を切ってもらうことを約束しました。
まさか！2度目の浮気と信じがたい嘘
「就職先を見つける」
そう言っていたはずの妻でしたが、今まで働いてきたので、いくらかの貯金もあって、しばらくは何もせず、専業主婦の真似事みたいな生活を送っていました。
子供のいる忙しい専業主婦とは違って、特にやることのない妻は昼まで寝ていることもあれば、深夜まで動画を観ていることもある、いわば無職の状態でした。やっていることと言えば、乾燥機付きの洗濯機で洗濯～乾燥をした後で、洋服をハンガーに掛けることと夕飯の準備くらいでした。
ちなみに、Aが何かを言ったのか？は分かりませんが、同期みんなでのランチは、妻の退職後に自然となくなってしまい、なんとなく私は同期たちから避けられるようになりました。その時は原因が分かっていませんでした。
表面上は穏やかな生活が続き、それから半年が過ぎた頃、私の親戚に不幸があり、1泊2日で帰省をすることになりました。
遠い親戚で妻も面識はないので、今回、妻は行かないことにして、私ひとりで帰省をしたのですが、翌日、大雪になるとの予報が出ていたため、1泊2日の予定を急きょ取りやめて、その日のうちに帰ることにしました。
新幹線の中から妻に連絡を入れようかと思ったのですが、どうせ動画を観ているか、寝ているのだろうと思って、何も伝えずに帰り、玄関の鍵を回すと、チェーンロックが掛かっていました。
いつも私は会社帰りに、わざわざ連絡をしないで帰るため、チェーンロックが掛かっていることはほとんどありません。1人だから用心しているんだろうな…と思いながら、隙間から玄関を覗いてみると、見たことのない大きなスニーカーが置いてあり、衝撃を受けました。
「誰かを連れ込んでいる！」
咄嗟に私がチャイムを鳴らすと、妻はインターホン越しに「はい」とだけ答え、その後ろで男の「誰？」と言う声がしました。
「俺だ、開けてくれ」
私の声に妻は答えず、次の瞬間、私がドアを半開きにしていることを知らない妻が、下着姿のままで玄関先に現れました。靴を隠そうとしたのでしょう。
「何やってんだ！！中にいるの誰だ！！」
私が半開きのドアから大声で言うと、妻は私の姿を確認し、ハッとした表情を浮かべて、リビングの方へ走って行きました。
しばらく私は寒空の下に放置され、何度も何度もチャイムを鳴らすと、ようやく服を着た妻が姿を見せて、チェーンを開けてくれました。
「誰だ！？出てこい！！」
私の声が聞こえたのでしょう。奥からAが姿を現し、「留守と知らずに来た」と白々しい言い訳をしました。
今まで一度も来たことのなかったヤツが（ついでに言えば自宅を教えたこともないのに）、何の用事で家に来て、さらに妻を下着姿にさせて…。
感情のままに大声を上げると、Aは興奮している私に対して、「お前、DVしてんだろ？」と言い始めました。
妻は、私に「Aとは別れた」と言った後も、密かにAと連絡を取り合っており、DVの被害を受けていると嘘まで言っていたようです。
「裸、見てるんだろ？痣も傷もないだろ！！」
玄関先で私が反論すると、「しらばっくれるな、彼女、痣だらけじゃないか！！」と怒鳴り返されました。
この瞬間、頭の中が真っ白になりました。
妻は、私をDVの加害者に仕立て上げるために（もしくはAの同情を引くため？）、自分で痣を作っていたのだと思います。それを察知した時は、怒りと絶望で身体が震えました。
「俺はしていない。2人で勝手にやってろ」
そう吐き捨てて、玄関を飛び出し、その日はビジネスホテルに泊まりました。ホテルに着いてから冷静になって考えると、Aもしくは妻が、同期たちに嘘のDVのことを言っているのだと思います。
同期たちは、私に確認もせず、それを鵜呑みにして、私を避けていたのでしょう。
翌日、妻に電話をして「お前の両親に全部話す。もう終わりだ」と告げると、妻はまた泣いて謝り、最初に浮気が発覚した時と同じように「2度と浮気をしないから、許して欲しい」と言いました。
しかし、2度あることは3度あるとも言われているし、いろんな嘘をついている妻のことを信用することなんてできません。それに、先手を打っておかないと、私が本当にDVの加害者にされてしまいます。
妻には「しばらく考えたいから、とりあえず今は、働いていないお前が家を出て行って欲しい」と告げて、実家に帰らせました。
私も私で前回のように「面倒くさい…」なんて二の足を踏んでいると、ものすごい結末になってしまいそうな気がして、すぐにネットで離婚問題に強い弁護士を調べて相談しました。
今は、弁護士さんと離婚を前提に動いている最中ですが、何が何でも妻とAに慰謝料を請求して、離婚を成立させようと思っています。
