こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は妻の浮気現場を義父母と一緒に目撃した夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 40代後半
・妻 40代後半
・妻の浮気相手
・妻の両親、妻の弟夫婦
・息子 20歳
目次
妻の浮気 自宅に浮気相手を連れ込む妻に地獄を見せてやった!
妻とは幼馴染でした。
小さい頃からいつも一緒だったので、学生時代に誰のことを好きだったとか、誰と付き合っていて、いつ別れた等、細かい事情も知っているほど仲は良かったです。
中学・高校も同じ学校でしたが、ずっと友だちのままで、その関係に変化が生まれたのは、社会人になってからでした。たまたま同じ時期に、当時付き合っていた人と別れて、お互いを慰め合う形で飲みに出かけた帰りに一線を超えました。
だらだらと中途半端な関係を続けたくなかったので、正式に付き合い始め、それから2年後に結婚を決めました。結婚してから半年後に妻が妊娠し、無事に息子を授かりました。それ以来、妻は専業主婦となって、育児と家事を懸命にこなしてくれました。
息子の学校のPTA活動や地域の催しなども頑張ってくれていたと思います。
息子が進学で親元を離れてから異変が…
そんな息子も今では大学生になり、親元を離れて学生寮で暮らしています。
学費が免除される特待生で入学できたこともあって、私も「もう学費にそれほどお金が掛からないだろう」と思い、40歳を過ぎてから転職をしました。
今まで家族のために働きっぱなしだったので、少し自分の時間を大事にしたいと思い、週休3日制の会社に転職したのですが、そこはシフト制で定期的に夜勤がありました。
夜勤は月に1回、1週間ずつの交代制で、私は月の最後の週が夜勤でした。それからすぐのことです。妻の異変を感じるようになったのはー。
最初に「おかしい…」と思ったのは、夜勤から帰って来て寝ようとした時に、ベッドからタバコの匂いがした時でした。私も妻もタバコは吸いません。会社で吸う人が1人いますが、何て言うのでしょうか、電子タバコ?とか言うもので、ほとんど匂いがしないものでした。
その時は、浮気なんてこれっぽっちも思わず「なんだかタバコのにおいがする」と妻に言うと、妻は「気のせいじゃない?」とか言いながら、シーツや布団カバーを取り換えてくれたのですが、次の日からベッドルームに、においの強い消臭剤(芳香剤)みたいなものが置かれ、「これはこれでにおいがきつすぎる!」と思って、何かがおかしいと感じるようになりました。
翌月は、雨の日にも関わらず、ベッドルームの窓が全開になっていたり、キッチンでもタバコのにおいがしたり、「俺に隠れてタバコを吸っているな」と思うようになりました。
ただ、不思議と私が日勤の時はタバコのにおいがせず、夜勤の時に限ってタバコ臭いので、「夜に何かあるのかも」とも思っていました。
夜勤あけのゴミ袋の中から浮気の証拠を確保
浮気を確信したのは、ゴミ袋の中から浮気の証拠を見つけたことがきっかけです。
この時も夜勤から戻って来たら、案の定、シーツが洗濯されており、妻は「ちょっと買い物に行ってくる」と出掛けて行きました。行き先は近所のスーパーで、午前中に買い物を済ませることは昔からの習慣です。
妻が出てすぐ、リビングのテーブルの上に置いていたはずのシフト表の紙がないことに気付き、これまで何度か間違って捨てられたことがあったので、この時も「また捨てたな」と思って、ゴミ箱の中を覗いてみました。
しかし、リビングやキッチンに置いてあるゴミ箱は全て中身がカラになっており、ベランダにまとめてあるゴミ袋を開けた時、その中にタバコの空き箱を発見しました。
「やっぱり!タバコを吸ってたんだ。しかも、こんなに強いやつ!!」
タバコの空き箱がパンパンに膨れていたので、この中にシフト表を捨てたんじゃないか、と思って、空き箱を開けると、そこに使い終わったコンドームが丸まったティッシュが入っていました。
これは揺るぎない『浮気の証拠』です。
あまりにショックで、しばらく誰が使ったか分からないコンドームを眺めてしまっていましたが、我に返って、状況を整理することにしました。
妻が誰かと、この家で性行為をしていることは間違いありません。それは私が夜勤の日に限定されているようですが、このゴミだけでは曜日まで特定することができません。とは言え、水曜日の朝が燃えるゴミの回収なので、このゴミは水曜の夜あるいは木曜の夜のゴミだと推測できます。
それから2ヶ月は我慢しました。
夜勤から戻ると、妻の目を盗んでゴミ袋をチェックし、ゴムやタバコの写真を撮りました。日付と曜日も入れて、浮気を暴く計画も練りました。
その間、全てに気付いていながら、何事もなかったかのように過ごすことは屈辱的でした。どうしても気分が悪いので、夜勤明けだけはソファで寝ました。
妻の両親と一緒に浮気現場へ突入!
20回目の私たちの結婚記念日に、妻の両親を呼びました。
「妻にはサプライズでお願いします」と口止めをしたところ、驚く様子をおさめたいと言って義父はわざわざ動画が取れるデジカメまで持って来ました。
妻には弟がいるのですが、4~5年前に結婚をして、最近は「3歳になった孫ばかり撮っている」と言っていました。ものすごくワクワクしている妻の両親を見ると、ものすごく胸が痛みましたが、私が感じた痛みはそれ以上です。
巻き込んでしまったことは本当に申し訳ないと思う一方で、妻に生き地獄を味わってもらうためには、仕方のない選択だと自分に言い聞かせました。
この週は有給休暇を取得し、仕事には行きませんでしたが、妻に悟られないように、同じ時間に家を出て、同じ時間に家に帰り、夜中はネットカフェと24時間営業のスーパー銭湯で過ごしました。
ドアにはチェーンロックが付いているのですが、それを外す方法もYoutubeで探して、自宅に帰る時にこっそりと練習していました(編集部注※動画は実際にありましたが悪用は厳禁です)。
当日、妻の両親と合流する少し前に、ひとりで自宅に一旦戻って、あらかじめ外からチェーンロックを外し、隙間から男の靴があることも確認しました。
その後、妻の両親と合流して、妻の父親がカメラを回して、自宅に突入しました。
「しーっ」と、嬉しそうな顔で人差し指を口に当てる義母の姿を見ると、やり過ぎかもしれない…と罪悪感が込み上げて来ましたが、もう自宅に入ってしまったので引き返せません。
私が先頭に立って、その後ろに妻の両親が並び、リビングを素通りし、寝室へと向かいました。
妻の母親が「寝てるんじゃない?」みたいなジェスチャーをしましたが、私は首を振り、「テレビ」と口を動かしました。実際に寝室からはテレビの音も聞こえました。
寝室の前に立って、妻の両親にドアを開けてもらうように促すと、妻の父親は豪快にドアを開けました。
その瞬間、「きゃー」と妻が泣き叫び、同じくらい大きな声で妻の母も絶叫しました。
義父が布団を剥ぎ取って、浮気相手に「誰だ!!出て行け!!」と怒鳴り散らし、男は全裸で下着だけ持って寝室から出ていきました。
それから妻の両親は、なんだかんだと矢継ぎ早に妻を責め立てましたが、妻は子供のような声で泣くばかりで、何も言いませんでした。
男の靴を見た時から私は覚悟が決まっていたので、取り乱すことはありませんでした。むしろ冷静にベッドの中から男の服を抜き出し、リビングにいる男へ手渡しました。
「今日は帰って下さい」
男が出て行って、少し時間が経ってから、妻の両親が私に謝罪し「今日は実家に連れて帰る」と言い、それから10分もしないうちに、誰もいなくなりました。
娘の結婚記念日を楽しみにしていた妻の両親(特にお義母さん)には、本当にひどい仕打ちをしてしまったと後悔し、その日も次の日も、私からは連絡できませんでした。
妻の父親から連絡があって離婚手続きへ
後日、妻の父親から電話があって「別れて人生をやり直した方が良い」と言われました。
謝罪をされて、慰謝料を提示されて、財産分与は放棄すると告げられました。それはそうと、妻から一言も謝罪がないどころか、連絡もないのは、おかしいのでは?と言ったのですが、「今は冷静に話せる状態じゃない」「まともになったら連絡させる」と言われ、結局は代わってもらえませんでした。
その数日後、慰謝料が振り込まれ、離婚届が送られ、妻の荷物を取りに、妻の弟夫婦がやって来ました。何をどのように聞いたのか分かりませんが、妻の弟は私を睨むような目つきで見るだけで、挨拶もしませんでした。
「妻と連絡を取りたい」と言っても返事すらせず、弟の奥さんだけが黙って首を横に振って「余計なことは言わないで」とでも言いたげに、目配せをして来ました。
結局、離婚届は提出し、離婚は成立しましたが、あの修羅場から一度も妻とは連絡を取れていません。もちろん、謝罪もお義父さんからされただけで、浮気相手の素性についても分かりません。
妻と息子は連絡が取れているらしく、息子から近況を聞く限りでは「実家で人目につかないように暮らしている」とのことです。息子も離婚の理由は知っているようですが(叔父=妻の弟から聞いたらしく)、私とは詳しく話していません。
今は、この先のことを考えられず、お義父さんが言う「人生をやり直す」には至っていませんが、いつか吹っ切れる日が来ると信じたいものです。