こんにちは。浮気探偵.com～浮気成敗コラム～です。今回は、娘の出産に関する「あること」をきっかけに、夫の帰りが遅くなってしまった妻の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 20代後半
・夫 20代後半
・新入社員（夫の浮気相手）
・同僚（私の元同僚、夫の同僚）
・娘 0歳
【夫の浮気】娘が生まれた途端に完璧主義の夫が浮気
夫とは、職場で出会いました。
同期入社で、職場での振る舞いは、まさに「完璧な人」って感じでした。礼儀正しく、仕事の覚えも早く、明るく、人当たりも良いので、同期だけではなく先輩たちからも慕われていました。
私たち同期は仲が良く、週末になれば一緒に飲みに行ったり、年末年始の休みは全員ではありませんが、何人かで旅行にだって行くほどの関係でした。
入社から1年が経った頃、夫から告白され、ただの同僚から恋人になりました。
それから3年ほどの交際期間を経て結婚し、私はすぐに妊娠しました。
妊娠8ヶ月まで働き、その後は産休ではなく退職を選び、出産予定日より少し早く、娘を出産しました。
生まれて来た娘は、身体の一部に障がいを抱えており、私は最初こそショックを受けましたが、愛する夫との間に授かった大切な娘です。これからも大事に大事に育てようと思いました。
しかし、夫はかなりのショックを受けており、あからさまに娘を避けているようにも見えました。
妊娠中と態度が変わった夫
私が妊娠をしていた時、夫は親身にサポートしてくれました。
定時で仕事を切り上げる日も多く、帰って来てから「私がやる」って言っても「いいから、いいから」と、洗濯や食器洗いをしてくれて、まだ生まれる前なのにベビー用の教材や3歳から通えるキッズ英会話の資料を広げて、あれを習わせたい、こんな教育を受けさせたいと、声を弾ませながら語っていました。
おそらく、はっきり私が言われたわけではありませんが、娘が障がいを持っていることで、思い描いていた夢を叶えられない…と思ったのではないでしょうか。
あれほど一生懸命サポートしてくれていた姿が幻だったかのように、夫の態度は急変し、帰宅も深夜0時を過ぎるようになりました。
「残業」だと言われると何も言えず、私は1人で育児と家事をこなし続けました。泣きたい時だってありましたが、娘の顔を見ていると、私が泣いていられない！！と気持ちを強く持つことができました。
夫が無関心である以上、私が一人で守っていかなければならないので。
完璧主義者だからこそ興味を失ったのかもしれない
そのうち娘が夫をパパと認識するようになれば、再び関心を持ってくれるだろう…。そんな願いも虚しく、たまたま会った元同僚（同期）から、夫が浮気をしていると聞かされました。
その元同僚とは、本当に偶然、日曜日の混み合う街で遭遇しました。
ベビーカーの中で眠っている娘を見て「可愛いね」と言ってくれてから、「話がある」と、お茶に誘われました。
同期は「わざわざ電話して教えるのもどうかと思って…」と、気まずそうに切り出しました。聞けば、夫は浮気をしていて、浮気相手は少し前に入社した新入社員だと言います。
「すごく覚えが早くて仕事ができる子。そう、まるで入社したばかりの時のあなたたちのように」
私は夫と同じくらい、仕事の覚えが早いとよく褒められていました。二人揃って表彰されたこともあり、だからこそ、夫からの合格を得られたのだと思います。
「今日も仕事って言って出掛けてない？休日出勤なんて誰もしていないよ。有名なの、不倫の話」
夫は完璧主義者です。仕事ができる人が好き、完璧に計画した人生を歩みたい、そんな想いが強い過ぎるからこそ、娘の障がいを知って、自分の理想通りに進まないと悟った途端、私と娘への興味がなくなってしまったのだと思います。
浮気のことを聞いた時には、かなりショックを受けました。
私と娘に対して関心が薄れていたことは、なんとなく気付いていましたが、残業は本当に残業だと信じていたので、他の「落胆しない人」を見つけのだと思うと、悔しくて仕方ありません。
同期と別れて自宅に戻ってからも、離婚をすべきか悩みました。
でも、娘には父親が必要です。それに、この子を育てるためには、お金や生活する場所も必要です。この子を置いて、すぐに働くなんて、今の私には考えられません。
もちろん、浮気が原因で離婚をすれば、慰謝料や養育費は請求できるでしょう。それでも、たった1人で娘を育てていく自信がありません。
その日も夫の帰りは深夜でしたが、同期から聞いた話は、夫に伏せています。同期にもLINEをして「私が知っていることは言わないで」と伝えました。
いつか、そう遠くない日に突然、私と娘が捨てられてしまうのでは…と、不安で仕方がない一方で、どうしてもまだ離婚は考えられず、なんとかして浮気をやめさせられないか？と思っています。
同期は「ああいう人は壊れた時に怖いから、逃げた方が良いかもしれない」とLINEの返信でアドバイスをくれましたが、もう少し考えを整理するまで時間が掛かりそうです。
