こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、妻の浮気を偶然、目撃してしまった夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 40代前半
・妻 40代前半
・妻の幼馴染(妻の浮気相手)
・息子 高校生(留学中)
妻の浮気 夜勤の間に妻が浮気!
妻は中学の同級生です。
転校の多かった私は、なかなか新しい学校に馴染むことができませんでしたが、男女関係なく友達の多い妻と仲良くなったことをきっかけに友達が増えていきました。当時は一緒にいることでの心地の良さを感じていたものの、それ以上の関係に進展することはなく、また、妻には幼稚園時代からの幼馴染がいて、その人と付き合っていると他の友人から聞かされていました。
高校は別でしたが、ずっと妻のことが気になっていました。大学が同じになり、大学2年の時に私から妻へ告白をして、晴れて付き合うようになりました。その時に知ったのですが、中学時代に友人から聞かされていた例の幼馴染とは「もともと付き合っていない」そうです。
大学に入っても彼女は昔と変わらず、人気者でよく友達に誘われて、遊びに行っていました。
ですが、僕との時間も大切にしてくれていて、本当に優しい人でした。
結婚をしたのは大学を卒業してから2年後です。
すぐに息子が生まれ、今ではイギリスの高校に留学しています。ちなみに子供は、この息子1人だけです。
息子がイギリスに留学してからも、妻とは仲が良く、休みの日には出かけたり、食事に行ったりしている程でした。
ベッドに漂う香水のにおい
私の仕事は、隔週で夜勤を伴います。
夜勤が始まったのは、息子が留学をした後なので、1年半ほど前からでしょうか。妻の浮気を疑い始めたのは、2ヶ月くらい前のことになります。それまでの間も浮気をしていたのか?は分かりません。
夜勤から帰って来て、ベッドに入った時に、ほんのりと男性の香水のにおいがしたことがきっかけです。
「まさか、妻が男を連れ込んだ?」と不審に思い、ベッドの匂いがいつもと違うと言ったところ、その日はすぐにシーツを洗濯してくれ、乾くまではリビングのソファで寝ることにしました。
ところが、それ以来、私が夜勤から帰ると、何度かベッドのシーツを洗濯するようになりました。厳密に言えば、帰った時には既にシーツは洗ってあり、キツイ柔軟剤の匂いがします。
これは、男の香水の匂いを隠すために違いない!
家庭にもよるでしょうが、妻はもともと頻繁にシーツを洗う人ではありませんでした。洗って1ヶ月に1回、冬にもなると2ヶ月に1回くらいだと思います。だからこそ、夜勤の週に限って、何度も洗うなんて不自然でした。
シーツの洗濯で浮気の曜日を確定
夜勤は隔週なので、3週間程分(1ヶ月半くらい)になるでしょうか。
私はシーツが洗濯された曜日をメモしておきました。すると洗濯は決まって火曜日と金曜日の夜(水曜と土曜の朝はシーツが洗濯されている)にされていることが分かりました。
火曜と金曜の夜に男が来ているはず!!
次の夜勤で、火曜と金曜に休みをもらうことにしました。火曜に何も起きなかったことを踏まえて、金曜は予備日としての確保です。もちろん、妻には何も言わず、火曜日の夕方4時に、いつもと同じ格好で出掛けました。
妻の両親を呼んで浮気現場を突撃
浮気相手が何時に来るか?は、分かりません。
ただ、朝6時にはシーツが交換されているので、乾燥の時間も入れると遅くても、深夜1~2時には洗濯を開始していることになります。だとすれば、男は深夜0時前には帰っているでしょう。
とは言え、妻は朝8時には仕事へ出掛けるため、毎朝6時前には起きています。週の前半から睡眠不足で仕事先へ行くことは考えられず、わりと早い時間に連れ込んでいると予想し、20時には突撃しようと決めました。
この日の突撃は、私だけではなく、妻の両親にも同伴してもらうことにしました。さすがに「浮気をしている可能性がある」とは言えず、翌週が妻の誕生日だったので「ケーキとプレゼントを持って驚かせたい」と伝えています。
サプライズだと知った妻の両親は、妻に内緒で、19時半に待ち合わせ場所のカフェに来てくれました。誰も連れ込んでいなければ、本当にサプライズの誕生会をすれば良いだけです。チェーン店のカフェですが、ケーキも売っているので、テイクアウトで買っておきました。
そして予定通りの20時、妻の両親を連れて、自宅へ戻りました。こっそり鍵を開けると、玄関には男モノの靴がありました。妻の両親は私の靴だと思ったのでしょう。特に気にする様子もありません。
「静かに…お願いします」
そう言って、リビングに行くと誰もいませんでした。
「たぶん、寝室で本でも読んでいるんだと思います」
小声で伝えて、3人で寝室へ向かいました。人の気配とベッドが動く音がします。妻の両親がそれを察知する前に、勢いよくドアを開けました。
「誕生日おめでとう!」
見知らぬ男と妻は、驚いた表情をして、妻の母は絶叫しました。妻の父は何を思ったのでしょうか。40歳を過ぎた娘が、裸で知らない男に跨っていたのですから…。
その場は一気に修羅場と化しました。
特に怒っていたのは妻の父親です。私が直接見たことはないのですが、妻から聞いた話によると、いつもは温厚で滅多なことでは怒らないとのことでした。ただ、妻も高校生の頃に1度だけ怒られたことがあり、その時の恐怖がフラッシュバックしたといいます。
そして、すぐに離婚が成立
離婚はすぐに成立しました。
私が強く望んだわけではありません。妻の両親から言われました。妻の両親がその場にいたことは大きく、私が請求しなくても慰謝料の話まで出されました。
イギリスに留学している息子には、離婚が決まる直前に報告をしました。もう、イギリスで暮らしていくと決めたのでしょうか。それともすっかり自立をして大人になったのでしょうか。
「あ、そう」
興味なさそうに言われ、特に原因を聞かれることもありませんでした。
息子と妻とで過ごした時間は、私たち家族の絆を強くしていたと思っていましたが、息子には何も響いていなかったのでしょうか。それとも、僕が夜勤を始める前から息子は、度々妻が他の男性と会っているのに気付いていたのでしょうか。
どちらにせよ、息子には申し訳ない気持ちでいっぱいです。もっと3人できちんと話し合いをすれば良かった。イギリスから日本に戻ってきた時は、妻と私で、笑顔で息子を笑顔で迎えたかった。
息子に対しての、色々な後悔はありますが、妻の計画的な浮気を許すことは、僕にはできませんでした。
妻の両親に対しては申し訳なく思っています。誕生日を祝うなんて、はじめから嘘で「お前がしている行為を自分の親に見てもらえ」と、妻へ抱いた憎しみの矛先を向けてしまっただけですから。
離婚成立後の妻は実家に帰っているようです。あんな醜態を見られた両親との暮らしは、さぞかし針のむしろでしょう。自業自得です。私だって「清々した」と一言で片付けられないほど複雑な感情を持っています。
浮気をされたことはショックですし、深い傷として残っています。義理の両親まで傷つけてしまったこと、息子に相談なく離婚を決めたこと…など、考えれば考えるほど、とてもイヤな気持ちになってしまいます。
それでも、浮気を暴いたことや離婚をしたことに関しては、後悔していません。
<浮気探偵.com編集部より>
今回は、夜勤中に浮気をされた旦那様の実録をお伝えしました。
旦那様の隔週で決まった火曜・金曜日の夜勤中に、浮気相手と会っていたとは、なかなか計画的な浮気でした。
まさか、旦那様に気付かれているとは知らず、自分の両親にまで見られてしまうとは大変ショックで驚いたでしょう。旦那様が一番ショックで見たくなかったでしょうし、自業自得ですよね。
女の勘と言いますが、この男性のように違和感、直感で浮気が浮上することがあるんですね。
もし、「何か変」「いつもと様子が違う」と思ったら、少し疑いの目を向けると何か出てくるかもしれません。くれぐれも疑いすぎないようにですが。