こんにちは。浮気探偵.com~浮気成敗コラム~です。本日は「実録・妻の浮気」として、妻の浮気を許したことを後悔する夫の体験談をお伝えします。まずは登場人物の紹介です。
登場人物
・私 20代半ば
・妻 20代半ば
・妻の英語の先生=妻の浮気相手
・妻のバイト先の同僚=妻の浮気相手
妻の浮気 妻の浮気を許してしまった後悔
妻とは中学校時代からの友人で、付き合うようになったのは大学に入ってからです。
大学も就職先も別々でしたが、進学や就職は同じタイミングだったので、感じることは常に似ており、愚痴や不満を言いやすい相手でした。就職と同時に同棲を始め、それから2年間は家事を分担しながら暮らしていました。
結婚のきっかけは、私が仕事でアメリカへ転勤することになったことです。期間は未定でしたが、おそらく3年程度はアメリカ勤務になるのでは?と聞いていたので、遠距離にならないためにも入籍し、妻を帯同して渡米しました。
私は留学経験があり、仕事でも日常的に英語を使っていたため、英語でのコミュニケーションに不自由しませんでしたが、妻は英語が話せず、アメリカに来てからは英会話のチューター(個人レッスンの先生)を見つけて、英語を学ぶ日々でした。
それから半年後、妻は日常会話程度なら英語でコミュニケーションを取ることができるようになり、一人での買い物などを楽しめるまで上達しました。
仕事が終わって、帰った後は「今日、習ったこと」や「今日、外で使った英語」を聞くことが、私の楽しみの1つになっていました。
講師と妻のキスを目撃!
ところが、ある日、会社で使っているシステムにエラーが起こり「当日中の復旧は見込めない」とのことで、だいぶ早い時間に帰宅をすることになりました。
妻にサプライズをしようと、いかにも「アメリカっぽい」スイーツを買って帰宅をすると、ちょうど妻のチュータ―がレッスンを終えて帰るところでした。
「Hi!」
遠くから、そう声を掛けようと思った時です。チューターと妻がキスを!…したように見えました。玄関にある木の影になって、はっきりとは見えなかったのですが、挨拶程度の軽い感じではなく、抱擁とでも言うのでしょうか?ギュッと抱き合っていたようにも見えます。
「Hi!」
ようやく声を出して駆け寄ると、チューターは少し慌てた仕草をしましたが、私は何も見なかったフリをしたので、その日は何気ない言葉を交わして終わりました。
ナニーカメラで浮気が発覚
アメリカには、ナニーカメラと呼ばれるものがあります。
これは、主にベビーシッターを雇っている家庭が、シッターを観察するために販売されている隠しカメラで、簡単に入手することができます。
あの日、目撃したキスは見間違い、もしくは挨拶のキスに違いない!
モヤモヤした気持ちを晴らすために、妻には内緒でリビングとベッドルームに設置しました。
しかし、結果は正反対でした。
翌々日、カメラに映ったチューターと妻は、レッスンが始まってすぐにキスを始め、参考書もノートも開かないまま、ベッドルームへと直行しました。カメラには、横たわるところから最後の最後まで、全て録画されていました。
その翌日、ナニーカメラに映っていたことをチューターに伝えると、二度と妻に会わないこと、二度と連絡を取らないことを約束してくれました。非を認めると同時に、二度と会わないことを切り出して来たので、妻のことは遊びだったのでしょう。
妻に対しては、あえてカメラのことを伝えず、チューターから「浮気の話を聞いた」とだけ伝えました。夫婦とは言え、さ内緒でカメラを設置していたこと、一部始終を見たことへの罪悪感があり、告げられませんでした。
もちろん、見たもの全てを告げてしまったら、妻はすぐにでも日本へ帰って、二度と私には会わないでしょう。そうなるのが怖くて、黙っておきました。
相手が浮気を認めた以上、言い逃れができないと思ったのか、妻は素直に謝り、もうチューターは付けないこと、英会話スクールにも通わせないことを条件に、許すことを伝えました。妻は、黙って頷き、その条件を呑みました。
渡米から1年後。
予想していたよりも早く、日本へ戻ることになりました。
再びナニーカメラを設置すると…
帰国後、妻は「家の中にいても退屈だから」と、雑貨や食品を扱う店でバイトを始めました。
二人で暮らすマンションからも5分程度の距離で、時間も9時~15時だったので、私が帰宅する頃には、夕飯の支度などはできていました。それでも、アメリカでのことがあるので不安を感じていた私は、妻に黙ってナニーカメラを設置していました。
しばらくの間は、誰もいない部屋の中しか映っておらず、自分でも「バカバカしい」と思っていましたが、妻がバイトを始めて1ヶ月もしないうちに、見知らぬ男が妻と一緒にリビングへ入って来る様子を捕らえました。
「誰だ、こいつ?」
私や妻よりも若く、大学生くらいに見えました。2人は、リビングで10分くらい喋った後に、いきなり抱き合って、コトを始めてしまいました。
ぞっとしました。まだ、知り合ったばかりのはずなのに、しかも、こんなに若い男を連れ込んで!!!!
またも妻の浮気現場を見てしまい、さすがに今回は許すことができませんでした。
離婚を決意し慰謝料を請求
1回目の浮気の時に、厳しく問い詰めなかったことを後悔しています。
器の大きい男だと思わせたかった。とか、そんな理由じゃありません。純粋に妻を失いたくなかったことと、浮気の話を長々としたくなかったことが理由です。
うやむや、とまでは言いませんが、あっさりと「なかったこと」にしてしまったことが、妻を本気で反省させられなかった要因でしょう。
今回は、さすがに離婚を決意し、その理由となる浮気の証拠を見せ、微々たる金額でしたが、しっかりと償ってもらうために、慰謝料も請求しました。
浮気を簡単に許してしまうと、また簡単に浮気をされてしまう。
そのことが身に染みました。
現在は離婚から1年が経過しています。傷が癒えていないばかりか、ふとした瞬間に妻のことを想い出してしまいます。
それでも、ゆっくりでいいから徐々に妻への愛情や二人で過ごした時間の記憶が薄れて、いつか信頼できるパートナーと巡り会えることを望んでいます。